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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

かわっていますか?

作者: haruki

キーワードで、BL要素あり?と書きましたが、本編では一切出ません。

でも、続きがあるので、用心のために入れました。

子供らしくない口調ですが、その辺は流して…。

まずは、私達の母親代わりである人を紹介したく思います。

あ、その前に自己紹介ですね。

私はあいと言います。

苗字は現時点では少々の揉め事がまだ片付いていませんので、正式なフルネームはまだ決まっていませんから、言えませんけれども。

そして、二卵性双子の片割れである蒼司そうじがいつも一緒です。

顔つきは似ているところがすごく多いですが、名前からでも分かるように、私は女の子で、蒼司は男の子です。

そして、蒼司はすごく無口です。お話はできますが、今までに出会った大人が………えっと、年齢を重ねている割には、非常に大人気ない態度をとられる事が多くて、少数の大人(お兄さん達)を除いた大人をすごく嫌っています。

一旦信用できると判断したら、無口がウソのようによくお話してくれますし、愛想もよくなりますけど。

まぁ、それは私にも言える事ですので、お互い様なんですけど。



本当の母親は、私達を産んだ後、儚くなりました。

その際、親戚(?)と思われる方々が行なった行為が原因で、私達が産まれた国では入国拒否対象リストに入っているそうです。

私達への態度も、子供だからという感じもあるのでしょうが、非常に頭にきちゃう事が多いので、大嫌いです。

そして、母親とは兄弟だったのでは?と推測されている人が、母親の遺言もあり、赤子の私達を引き取ってくれました。

私達はいつも『マム』と呼んでいます。あ、これは家の中でだけです。

外では『聖司兄さん』か、おじさんと呼ぶようにと言われています。

でも、私達はいつも『兄さん』とつけて呼んでます。

はい、聖司さんが私達の母親代わりになってくれています。

え、男性だから、お母さんを意味する単語で呼ぶのはおかしい?

それって、人それぞれだと思いますけど?

まぁ、世間の常識で見ればおかしいと言われるのは分かりきっていますけど、それでも、私達にとってのお母さんは聖司兄さんです。



お父さんは、一応居ます。でも、妊娠が判る前に色々あったとかで、一旦別れていたそうです。

なので、本当の母親が亡くなった時、お子さんの存在を知らせるべきか否かでちょっと論議されたそうですが、遺言の中には『ある程度の年齢に達してからお話して欲しい』との希望があったので、その時点での連絡は私達の存在を伏せて行なわれたそうです。

そのため、私達の存在が明らかになった時の騒動は主にお父さんの親戚が主導を取っていたそうですが、聖司兄さんもお父さんへの評価はすごく辛口でした。

私達も、産まれた国での常識が身についていたので、お父さんの存在を知った時も、それがどうしたんですか?とある意味では冷ややかな対応でしたねー。

おかげで、お父さんの家族と対面した時は、お互いにいい態度を取りませんでした。

この点だけは反省しています。

もっとも、その時もとんでもない騒動が勃発したので、後片付けがすごく大変だったと後々言われ続ける羽目になるんですけど。

今では、それなりに良い関係を築けていますけどね。


最後に、家の家事や私達の面倒をみてくれている人を紹介します。

男性で、元傭兵の方です。強面の人なので、初対面の方からはいつもギョッ!とされています。

なので、聖司兄さんが現在の家を決めた時、すぐさま近所の人や町内会へ手回しを行い、怪しい方ではないですとフォローしてくれました。

名前はアルフさんと言います。苗字は伏せていて欲しいとの事ですので、私達からはお話できませんけど。

私達はいつも『アルフさん』と呼んでいます。

毎日鍛錬を怠っていないので、脱いだらすごいと言われています。

え? これはアルフさんや聖司兄さんの前で言ったらダメな単語?

そうだっけ? 蒼司。

あ、そうだったね。前に言ったら、聖司兄さんがお腹を抑えて呻いていたんだっけ。



お父さんの紹介は、また後日改めてしますねー。

では、今日はこれで失礼しますー。

一応、短編ですが、連作のプロローグみたくなって…いるかな?

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