表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
モブ令嬢と騎士  作者: はるさんた


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/21

最終話 ——私を選んでくれた人


朝の光がカーテンの隙間から差し込んで、柔らかく部屋を包み込む。

ライナルトが私の髪を指に絡めながら、微笑んでいた。


「……また、そんなに見つめて。どうした?」

「何を考えていた?」


「いいえ、ただ……」

自然と笑みがこぼれる。


「壁の花だった私が、今こうしてあなたの隣にいるなんて。夢みたいで」


その言葉に、ライナルトはわずかに目を細めた。

そして、すぐに私をそっと引き寄せ、耳元で低く囁く。



「そうか。でも、今の俺をみてくれ」


「ら、ライナルト様……!」


次の瞬間、唇が重なって、世界が静かに溶けていった。

彼のぬくもりの中で、私は確かに感じていた。


——もう私は、壁の花なんかじゃない。

あなたの隣に咲く、たったひとつの花になれたのだと。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ