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これからの予定をたてよう

目が覚めた、日はまだ上ってない。焚火は消えている、ノワールはまだ寝ている、昨日に比べて体温は

高くなったみたいだ。なぜあんなにも冷たかったのかはよくわからないがひとまずよかった。


「おはよう」


ノワールも起きてしまった。起こしてしまったか、


「寝てていいぞ」

「大丈夫、起きる」


とりあえず朝飯はない、お腹がすいたわけではないが朝飯は欲しいと感じる。

食料問題は早急に解決したい、今日はとりあえず川を探してみるか。あたりを見渡すが、森ばかり

まずどちらに向かえばいいか、ふと見上げるととんでもなくでかい木がみえる。そちらに向かってみよう。

行く途中で動く影をみかけた。動物か?少し身を掲げる、あたりの様子を伺う。

エレのもやがみえる勝手に見えるようになるが、これ制御できないのか?そう考えているともやのあたりに

動物がみえた。なるほどこういう形で使えるのか。よく見ると犬?オオカミ?よくわからないが、

角がはえている、かなり動きが早い。これはちょっと手を付けられないな。


「どうしたの?」

「隠れてやり過ごそう」

「そう、大丈夫だと思うけど」

「?」


ノワールが後ろで立っている、気配がまるでないんだよな、不思議な光景だ。

動物みたいなのは行ったみたいだ。手汗がすごい、ここは別世界なのがすこしずつ理解できて来た。

この動物みたいのは食べることができるのか?そう考えていると


「食べれないよ?」


そういわれた。そうか、ただ気になるのはエレのもやが見えていたことだ。エレは動物や人間、生物

には必ず持っている物なのか。すると生物はエレを使って魔法とか放ってくるのか?なんともハードな

世界だ。まあいい食べれる物をさがさないと。


いつの間にか馬鹿でかい木の前に立っていた。見たところ開けた崖になってるようだ、その中央に木がそびえたっている。木の後ろに目をやると川が流れているのが見える。あそこに向かってみよう。

樹齢千年とかそんな感じの木なんじゃないかこれと思えるほど堂々と立っていた。

実がなっている。リンゴ?にもにたようななにか、とりあえず三つほど拝借していった。


「それ頂戴。」


ノワールに手渡す、すぐに食べ始めた。食べれるってことでいいのだろうか?まあ腹はまだ減ってないし、ポーチにしまい込む。


「あそこに川が見えるだろ?あそこに行くがいいか?」


こくこくと頷いている。ただ、


「崖なんだよな、ここ」


そう崖なのだ。飛び降りたらまず即死、ロープなんてあるわけもなく、道を探すほかなさそうだ。

崖のわきに細い獣道みたいなのを見つけた。ここから何とかしたに降りれそうだ。

少し木の事が気になるが、とりあえず川を目指そう。

道を下るとそこには川が流れていた、小さい川(といっても幅10mぐらいはありそうな)だ。

水はきれいで、魚が跳ねているのが見える。魚は食糧として考慮しておこう。

水はろ過すれば飲めそうではある。まあ神殿でエレを含んだ水をもっているのだが、

この川の水はそうではないようだ。どう違うのか、今度色々と考えてみよう。

ポーチの中に水をしまおうとする。まざらないよな、これ?

ついでに魚も入ってきた、ラッキーとおもいながら目を下流のほうに向けるとちいさい橋みたいなのが見えた。



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