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夢みたいな世界、夢じゃない  作者: Loki
プロローグ
4/34

神域でノワールと。準備、そして。

なにか懐かしい夢を見ていた気がする。

小さい子が泣いていた。買ってきた新しいアイスバーあげて慰めていたのを覚えている。

ブランコに乗りながらじっと隣で泣くのを待っていた気がする。


「バイバイ」


その瞬間だけ笑っていた。なんとも印象深い笑顔だったのを覚えている。


バッと起き上がる。目が覚めた、頭の痛みはもうない。それよりか大分体が楽になった気がする。

体の事を知る必要があるな、とそう感じた。


1.エレによる体の調子

2.そもそも年齢による体の調子

3.魔法?で何ができるか

4.魔法陣みたいなものが何なのか。

5.この世界の情勢、治安など。


5に関しては思ってる時に出てきた疑問だが、それ以外は今確認できそうな範囲内だ。

ただノワールは教えてくれないような気がする。しゃべっていた時にそういう雰囲気が出ていた。

自分で知れという圧があった。


1の疑問はすぐに知る必要がある。多分だがそこまで使えるエレというエネルギー的な何かがこの体にはないのだろう。上限を上げる方法を探すのが賢明そうだ。

2の疑問は、大体10歳ぐらいか?そのぐらいだと思う、向こうの世界で生きていたころに比べたら分 大分、健康体だ。これは感謝だな。

3は、まったくわからない。今わかってる現状は想像すると発動するということ、アニメや漫画みたいに魔法陣が出るとか詠唱が必要とかはなさそうだ。想像→エレの消費→発動、といった感じだろう。

4、これは契約?によるものだと思われるが、なぜ目と心臓の上なのか。心臓の上というのが少し怖い

5に関しては世界に出て自分で調べるのもいいだろう。


「おはよう」

「ああ」


ノワールが部屋にはいってきた。カートを引いている。中には食事と服?がある。


「これを食べて。そのあと服を着て。」


よくみると自分は素っ裸だ。


「!」


なんとも言えない羞恥心にかられる。とりあえず布団にくるまってミノムシみたいになりながら食事に手を付けた。

食事はなんともいえない、そう薬膳料理みたいな優しい味だった。おいしい


「うまいよ、これ」


料理はすきだったからわかる、大分手の込まれた料理だ。


「そう、よかった。エミルにお礼いっといてね」


エミルというのは昨日みた側使えみたいな人の事らしい。次に会ったらお礼を言おう。

食べ終わって服を着替える。フードにマスク、ズボンにブーツ、はたから見ると怪しく見える。


「髪の色、隠しといたほうがいい」


この髪色はあまりこの世界にはいないらしい。なんだ?特殊な個体とかで面倒に巻き込まれるとかか?

この考えは多分あっている気がする。お決まりだろうな。

ふとベルトを見るとポーチみたいなのがついてるのに気が付く。


「そのポーチは次元の理の性質を持っている。」

「?」


それだけ?それだけらしい。こちらをみて首をかしげている。めんどくさいとかじゃないよな?

とにかく口数が少ない、表情もとぼしい。ただ少しだけ嬉しそうなのを感じ取れた。


「またここにはそのうちこれる。さあ気を確かに持って」


目の前が真っ白になる、まぶしすぎて目を開けていられない。


「う、」


次の瞬間、光が収まって、目の前に神殿みたいな建物が現れた。 



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