学園
今日は目的である学園へむかうことになった。学園はリリィの館から見える位置にある
といってもかなり遠い、館から見ると豆粒みたいに小さい。
服とかこのまま行ったらまずいよなと思っていると、
「こちらに狩の服装を用意させているのでどうぞ。」
と言われたので服を着替える、思っていた以上に制服だった。ブレザーとスラックス、シャツと
現代でもみてきた服装だ。なんでもつい最近制服の標準がこれになったのだとか
前まではローブ、いかにも魔導士みたいな恰好だったらしいが、動きずらいと声が多かったため
この姿に落ち着いたのだそう。どこの世界に行ってもこの服装におちつくんだなと思った。
着替え終えて魔道馬車に乗り込む、今日はハーバー、リリィ、俺の3人だ。他はまっていてもらう
事にしている。
「本日は護衛としてお供させていただきます。」
「ええ、よろしくお願いします。」
「ではいきましょうか」
学園までは30分程度で着いた。近くまで来るとかなりデカい建物だ、そりゃ遠くても
見えるわけだ。学園というより大聖堂みたいだな
「学園では精査の儀を受けてもらいます。まあ身元調査みたいなものです、
これでこの大陸での自由が保障されます。ちなみに犯罪歴などがあると
つかまり罰を受けることになります」
「受ける理由としては身分保障を完璧にすることと、あとそのうちちょっかいを
かけてくる連中がいると思われるのでそやつらのけん制の意味もありますわね。」
ハーバーとリリィにそう説明された、なるほど受けといて損はないな。
学園の一番上の部屋に案内されると
「これはこれはリリィ嬢、お元気ですかな?」
「カロス様、お久しぶりです。」
「こちらが今回の、失礼。私はカロス、この学園の長を務めておる。
そんなに時間もかからん、気を抜いて楽にかまえられよ」
「よろしくお願いします。」
挨拶が終わると、天幕がかかった部屋にいき、天幕の向こう側にある馬鹿でかい水晶
の前に立たされた。
「では手を水晶に私の質問に頭の中で答えてください。」
ギルドでもやったのと一緒だな、一回やると慣れたもので今回はスムーズに事を終えた。
「以上です、審査結果のほうは後日でいいですかな?」
「ええ、それでお願いします。それと学園の枠はまだ空いていますか?」
「ええ10名ほど空いていると思いますが、来年以降のほうがいいですぞ。」
「そうですね、またこの話を後日しましょう。」
「この後の予定はありますかな?」
「いえ、とくにはないですが」
「では学園の中を見てもらうというのはどうでしょう?」
「カグラ様、どうしますか?」
「見てみたいですね。」
「では決まりということで、ハーバー引き続き護衛のほどよろしくお願いしますわね」
「御意」
ということで学園を見て回ることに。学園のクラスは平民、貴族、特級とわかれているようで
分かれてる理由は各分野で学ぶことが違うかららしい。
平民は生活、攻撃、回復術 貴族は経済、人心掌握、魔術の全般、 特級は研究、技術改革
といった具合だ。もともとの身分で決まることもあるが貴族が平民の分野を学ぶことも
珍しくはない。特級はまあ大学院みたいなところみたいだ、期間は8年。
教室は壇上のがあり席はだんだん畑みたいな形をしている。
外にはおおきな運動場みたいなものがあり塀で囲まれた部分は魔法の練習場のようだ。
その奥は塔が何本もたっており研究塔と呼ばれているらしい。
特級を受ける人はほとんどがここにいるのだとか。
そのほかには食堂があり、職員がいる場所があり、まあ思ったように学校だった。
(学校はいってみたいかもしれないな)
だいたいのところが見終わった後で魔法の訓練が見たいといって魔法の訓練場に行くことにした。




