帰ってきた
劇も終えて夕暮れになり、館にもどろうということになった。
「気になることがあるので戻るのはもうちょっと後でいいですか?」
「いいですよ、伝えておきましょう。」
リリィにそういって広場みたいなところへ行った、公園みたいなその場所は真ん中に噴水があり
まわりは植物が綺麗に配置された場所だった。
なぜ時間をもらったかというとスピリット達が帰ってきそうだったからだ。予感がしていた。
「カグラ~もどったぜー」「カグラ様戻りました」「ただいま・・」
3人の声が聞こえた、目の前の噴水の上にふよふよと現れた。
「このまえはありがとな」
「いえいえ~ただガーデンに戻った後、女王様におこられちゃいまして・・・」
「女王?」
「そうです、我々スピリットの一番偉い方なのですが、私たち3人に名前をつけたのが
どうも気に障ったらしく・・・・そのうち来るかもしれないです・・・」
「へ?」
どうやらまだ私ですら名前ないのに!とのことだ。一番偉いなら寛容であってほしいもんだ
とばっちりはごめんだぞ。
「まあ、それより一個伝えることがあるよ」
「なんだ?」
「この前戦ったやつ、エレメンタル達は覚えてるよね」
「ああ」
「どうもここ最近出現が増えてるみたいって女王がいってたから気を付けたほうがいいぜ。」
「そうです。いつ襲われてもいいように準備しといたほうがいいです。」
「警戒・・・大事・・・」
スピリット達にいわれわかったと告げる。すこし状況を確認した後、陰にもどろうとした。
「あれ?先約がいる??」
「カグラ様、どなたかと契約をしましたか?」
「なんか・・・私たちと違うような・・・」
「あら呼びましたか?」
セレがでてきた、スピリット達は驚いていた。まあスピリット達からしたらお偉い様
みたいなもんなのだろう。なにせ
「セレネス様!すいませんご無礼を」
なんて3人が3人口をそろえて言っていたからだ。こいつらの関係性もそのうち聞いておかないとな
スピリット達が陰で休んでる間、セレがでてきて行動を共にするという。
どうやら話をして気付いたことだが、夜のほうが活動しやすいらしい。本人曰く
「司っているのが夜にまつわるので」
なんて笑みで言われた。いやわからん
はぁと相槌を打ちながら頭の中ではいろいろなことを考えている
ノワは神域をもっている、仮に神域を持っている物を神と位置づけよう
セレも持っているらしい。スピリット達はガーデンが神域?なのか、よくわからない
まあこいつらは見た目がちっこいので妖精にしよう、あと違うところと言えば、人に見えない
ことぐらいか
リリィは人間だと思う。人間であってくれ
「セレと申します、夜になるとこうしてでてこれるので忘れないでくださいね」
「リリィ・アドミラルです。こちらこそ何卒・・・・」
どうやら考え事をしていたら自己紹介が済んだらしい。なんだかリリィがちょっと
おびえてるように見えた、近寄ってきて
「カグラ様!この方はまさか・・・・」
「ノワと一緒らしい。おれもよくわからない」
「なんだかすごいことになってきました・・・・」
リリィがふらふらとしていたのが目に見えていた。まあ難かしらの事情を知っている
リリィからするととんでもない存在なのだろう。本人たちから教えてくれそうにないから
あとで時間もらって聞いてみよう。
「スピリット達も帰ってきたから帰ろ、お腹すいた」
ノワがそういった。それに従って俺たちはいったん館に帰ることにした。




