スラードの戦い
頭が痛い、だが周りにはまだ戦っている人間が叫んでいる。意識がもうろうと
しながらも立ち上がる。戦闘はまだ終わっていない・
ある程度倒してきたとはいえ、キュプロスがまだ数体いる。みたところギリギリみたいだ。
「どうすりゃいいんだ、俺たちじゃ対処できないぞ」
「1級以上のハンターじゃないと対処できないな」
「まずいな・・・」
周りの人間からは諦めの雰囲気が出ている。あたりを見渡すとかなり犠牲が出始めているようだ。
リリィも見たところ魔法で戦っているらしい、だがこのままだとじり貧だ。
どうするか。するとノワールが、
「エレが枯渇しているからカグラはもう戦えない、だけどスピリット達がいる。」
「どうすればいい。」
「スピリット達から力を借りて魔法を使えるようになる。」
「わかった、アーク、ジェシカ、ブランカ、力を貸してくれ。」
「了解しました!」
スピリット達が光の玉になり体の中にはいってきた。なんとなくだが感情がよみとれるような
気がする。 頭の中で声がする
「カグラ様、これで我々のエレもつかえます。魔法を念じてください。」
そういわれてあたりいったいにいるキュロプスに向けてレールガンみたいな魔法を
打ち込む。命中するたびにあたり一帯が消し飛ぶ、大体処理し終えたとおもっていた
矢先、リリィのほうを見るとキュロプスがビームを放とうとしていた、だがリリィの様子
がおかしい。
「リリィ、エレが枯渇してる・・・・・」
ブランカが頭の中でそう言っている。まずい、間に合うか?
頭の中でリリィの目の前に現れるイメージをして(転移?)しようとする。
目の前の光景が一瞬でかわった。だがビームはもう放たれた後だった。
シールドの展開が間に合わない、これはいよいよまずいことになった。
目の前が真っ暗になってそのあとのことはわからない。
「カグラ様!」
最後にリリィの言葉が聞こえた気がした。
「リリィ!」
「お父様!この方をどうか!」
「わかった、ヴェルナリア!いけるか!?」
「わかっています!さあ!アンドレイ!」
ヴェルナリアがそういうと巨大な魔法陣みたいなのが空中に一斉に表れてアンドレイが
空中に飛び魔法陣に火を放つ
「害獣どもがゆるさんぞ!」
魔法陣に火が灯ると燃え盛りそのまま嵐となってエレメンタル達を蹂躙した。
戦闘はそのまま沈静化した。とんでもない威力の魔法だ、
「カグラはどこ!?」
「ノワール様こちらに、ですが・・・・・腕が」
「・・・・・」
「時の理を告げる、私が今時を再び支配する!」
ノワールが呪文のような言葉を口にするとカグラの体が見る見るうちに治っていく。
「このお力はいったい・・・?」
「これで大丈夫・・・・・」
ノワールもまた倒れてしまった。
アンドレイ・アドミラル リリィの父親
ヴェルナリア・アドミラル リリィの母親
魔法陣 エレをより効率的に使う手段




