王立学園へ、スピリットガーデン
時間までその辺を歩いてくるといって大樹を後にした。
にしてもほんとに広い森だ。見渡す限りの大自然、その中でもひと際キャンプ地の大樹は
目立っている。
「いたいた。あそこにいるよ」
「ほんとだ、やっとみつけた~」
「・・・・・・」
なんか話し声が聞こえる。そっちの方向に近づいてみる。すると光の球体がみえた。
「カグラ様、探しましたよ~」
「やっとみつけた!今朝から気配まるでないんだもん」
「・・・・・・疲れた、、」
なんだかしゃべっている。どこかで聞いたことあるな?どこだ?
「スピリットの子供たち、神域からついてきたみたい。」
「ああ。そういえば」
「我々は、カグラ様に仕えるべく、この世界にきました!契約をしてもらえませんか?」
なんだか裏がありそうな気がする。
「本音は?」
「この世界であそんでみたく・・・・・あ!」
どうやら嘘はつけないらしい。まあいい悪い連中じゃなさそうだし、契約とやらをするか。
「・・・・・名前をつけてくれればそれが契約となる。」
「名前ねえ、わかった」
アーク、ジェシカ、ブランカと名付けた。真面目そうなのがアーク、遊び人っぽいのがジェシカ
寡黙なのが、ブランカ。
「ありがとうございます!これでカグラ様の下で活動することができます。」
「これほかの人にも見えているのか?」
「いえ、この状態ですと契約者しかみえません、高位の神官、あるいは魔導士は
見えるかもしれませんが。」
「了解、これからよろしくな。」
なんとなくだがこいつらとは仲良くやっていけそうな気がする。そう思っていた。
彼らは俺の周りをふよふよと浮いている。ちょっとまぶしい。
「カグラ様、この場所を覚えておいてください。スピリットガーデンと言います。」
「スピリットで困ったらここに戻れば解決してくれるぜ~」
「・・・・多分」
そういって指さした方向を見ると小さい泉に光の球体が無数に浮かんでいる。
なんでもスピリットに気に入られるか契約するかでしか、現れない場所らしい。
覚えておこう。困ったことになるのは多そうだ。
「どうした、ノワール?」
「なんでもない」
「そろそろいくか」
「うん」
なんだかムスっとしている。ちょっと怖いが、気にせず大樹に戻った。




