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夢みたいな世界、夢じゃない  作者: Loki
プロローグ
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プロローグ

神人戦争が終わり約1000年、一つの大陸の消失、各種族間の内戦、大陸の調停、神々の試練、ロードに至る道の謎

世界各地に散らばる神域へ至る門、エレメンタルの出現、ハンターたちの躍動、エレの発現、人間種の減少


数々の事が起きてきたこの世界、神々は救いの手を求める 一人の人間に

「なんだ夢か?」

あたりを見渡すと光の柱が無数にあり、その真ん中に自分自身がベッドの上で寝ている。

それにしてもさっきの会話みたいのはなんだ。ゲームの始まりの、そうオープニングのような

何も考えずに横になる、ベッドはかなり上質で寝心地がいい。

最近やりたいことにのめりこみ休んでないことに気づく。非常に疲れてるのを思い出した

「よくきたな、 神楽 ここは~~だ」


目の前にとんでもない美男がいる。いや美女か?


「だれだ」

「そう警戒するでない。我が名はアトムス。創造をつかさどっている。」


この言い方、この後お前たちに神と呼ばれる存在だ、とでも言いだしそうな

「お前たちに神と呼ばれておる存在だ」

神様出てきちゃったよ、と内心で思った。相当疲れているんだな。さっさと寝よう。


「寝ても目が覚めることはないぞ?お前を精神、体、両方こちらの世界にひっぱってきたのだからな」


なんか得意げに話しているが何を言っているか理解できない。

何かをしゃべろうと思ったがそもそも自分は人としゃべることが苦手なのを思い出した。

そうコミュ障である


「夢じゃないと?」


とりあえずの現在の状況の確認をしようと思って出てきた言葉がこれである。


「お前さんを地球から引っ張ってきたのには理由があってだな・・・・・」


色々と話された。まあ要約するとこの世界で起きている異変を解決してほしいとのこと。

よくある物語の勇者が魔王を倒すだとか戦争をやめさせるだとか、そういった感じではない。

むしろ話を聞く限り大分平和そうな世界だ。異変とは外なる神々の事。ちんぷんかんぷんである


「まあ、なんだいったん世界を見て回ればわかる。」


面倒になったなこいつと思った。


「私も行く」


小さいそれも黒髪の女の子?男の子?わからないが近寄ってきた。


「ほお、ノワールが自ら動くとは珍しい。よほど気に入ったか?」


小さい子は頷く、なんか腕に抱き着いていて離れない。厚かましいやつである


「我が名はノワール、生涯ともに付き添い、苦楽を共にし、死が我々を分かつとしても・・・」


「お前その契約は!やめろ!!」


なんだか昔見た深夜アニメの契約の口上みたいなことを言い出した。

と、同時に急激に眠気が襲ってきた。ようやく夢も覚めることだろう。

また明日からやりたいことをやる日常に戻るのだ


「もう夢じゃなくなるよ」


ノワールがそういったように聞こえた。

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