番外編 呉宮智博の手帳
智博が落とした手帳の中身です。序章本編では登場しなかった情報も書いてあるかも。唯の横顔とか寝顔とかも描きたかったのですが、技術的に無理ということで割愛。
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◆魔法について その1
この世界には魔法がある。
魔法を使うと、何もないところから水を生み出したり風や炎を生み出したりできる。
他にも種類はとても多い。物体を出現させる、熱を与える・奪う、身体能力を向上させる、などなど。日常生活、戦闘、医療など、あらゆる分野で魔法が使われているとか。
とにかく便利。身体を動かすことさえ魔法の一部として解釈される。それだけ魔法に溢れており、ウィルダリアの技術は魔法が中心となっている。
でも俺たちは使えない……。悲しい。
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◆ウィルダリア大陸について
だいたいこんな感じ。面積約870万㎢。大きい。大陸の外は大海原らしい。
500年ぐらい前に国が1つに統一されて、それからずっと平和だとか。すごいね。
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◆ファルガバードさんについて
なんかすごいお姉さん。身長314cm、体重1366kg(可変)。目は布で覆われていて、絶対魔眼かなにかを隠してる。これは勝てない。
フィジカルでまるで敵わないし魔法もなんか色々使える。水も炎も風も出せるし、贋月とかいう月みたいなのを出す魔法も使う。空も飛べる。強い。
柔らかな口調でとても優しい。よく抱きついてくる。包容力の権化。いい匂いで、とても安心する。家族みたいに接してくれて、俺たちの保護者的存在。
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◆唯について
かわいい!(以下蛇足)
2010年7月25日生まれの18歳。身長160cm。体重51kg(51.9kg)
素直でさっぱりした性格だけど、実は甘えん坊でかわいい。いつもムスッと不機嫌そうな顔をしてるけど、本人にそんな気はなくてかわいい。たまに楽しそうに笑うとさらにかわいい。
あと、とっても賢い。よく勉強を教えてもらった。
おっぱいがやたら好き。おっぱいのことになるとよく変な持論を展開してくる。
自分のが物足りないことを気にしてるみたい。やっぱり大人な女性に憧れてるのかな?なんでも素敵だと思う思うけどなあ。
それと、俺のことが大好き。俺が唯のことが大好きなのは書くまでもない。
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◆ウィルダリアの人たちについて
全員魔法が使える。しかもいろんな属性が使えるらしい。ずるいよなあ!
見た目は地球人とさほど変わりない。でも髪色や目の色がとても多様で面白い。ある程度地域で偏りがあるとか。
亜人みたいな人もいる。羽や尻尾や鱗のある竜人。ツノの生えた鬼人、水中で生活する水人など。まだ見たことないから見てみたいなあ!
仲は良くて争いとかは無いけど、住む地域ははっきりと分けられていて、共生しているわけではない。
竜人とか鬼人とかをまとめて人、俺たちみたいなのは人間と呼ばれる。
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◆暦について
ウィルダリア歴が使われている。大陸が統一された年を1年とした暦。現在は518年。
30日で1ヶ月、12ヶ月で1年。1年は360日。ちょっと短い。
1日の長さは24時間。体感地球と変わらない。
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◆単位について by瀬名唯
ウィルダリアで使われている単位はなぜか日本と共通しているものが多い。
長さのm、質量のkg、時間のsec。これらは使っているのを確認した。実際に量が一致しているかは不明だが、感覚的な差は感じられない。
なぜSI単位系がウィルダリアにも存在するのか。これは大きな謎である。こっちの世界にもニュートンがいたのだろうか。
今のところ異なる単位は年月とお金のみ。
魔法という現象も謎である。成立している以上理が存在するはずだが、一見地球の物理原理を無視しているものばかり。きっと地球よりも拡張された理の上で成り立つ世界なのだろう。
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◆言語について
なぜか日本語が通じる。何かしら日本と繋がりがあるんじゃないだろうかというのが俺と唯の推測。が、通じるのは会話だけで文字は全くダメ。
理由はこっちの世界の文字が魔力由来だから。ファルガバードさんに読んでもらって分かったけど、見た目に対して情報量が多い。書物に精通している人なら、感情とか情景もそのまま書き込めるらしい。
他にも魔法でコピーができたり、特定の人にしか読めなくしたり、色々便利。俺たちには読めないけどな!
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◆魔物について
ひとけのないところに湧いて出る異形の存在。その大半が人を襲うため、とても厄介。
生殖で増えることはなく、死ぬと消える。謎多き存在。
強い魔物だと一般人100人でも敵わないようなヤツもいる。でもそれを余裕でワンパンしちゃう人もいるんだよなあ、この世界。ファルガバードさんとか。
俺も魔法が使えたら、バッタバッタ魔物を倒すのになあ。
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◆魔王について
1万年前に人類を壊滅させたと言われる存在。現在も人類の脅威として君臨している。
黒の魔王と白の魔王がいる。どちらもめちゃくちゃ威圧感があって怖かった。
頭がイカれているようで、言動が一致していないことも多かった。そもそも動きが不審だった。虚言癖。
目的は不明だが、定期的に人を襲うらしい。とにかく人類の敵であり続けた歴史がある。
最近だと30年前に多くの街を襲った。そのせいで孤児が急増したとか。厄災として認識されている。
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◆お金について
1価=50円ぐらい(?)
種類と模様、価値は以下の通り。
小銅貨 火 1
中・貨 水 5
大・貨 風 15
小銀貨 剣 60
中・貨 槍 300
大・貨 盾 900
小金貨 山 3600
中・貨 滝 18000
大・貨 樹 43200
王金貨 城 2,592,000 (価)
穴の形と外側の形でも区別できる。
穴の形で大中小、外側の形で金銀銅。
小:円 中:四角 大:なし
銅:円 銀:八角 金:六角
今流通しているお金はほぼ全て魔道具で、まとめたり分解したりすることができる。例えば大銅貨が4枚あればそれを重ねて小銀貨にしたり、中銅貨12枚にできたりする。
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◆魔法について その2 by瀬名唯
ウィルダリアでの魔法の定義は「魔素をエネルギー源として引き起こされる現象」というもの。魔素が魔法陣を通過するとき、魔素を消費して魔法が発動する。
キーワードは「魔素」「魔力」「魔法陣」
魔素というのは、そこらかしこにある不可視の何か(物質?)。魔法の素となるから魔素。
魔素自体は非常に安定しており、魔法陣を通らない限り勝手になにかの現象を引き起こすことはない。
ファルガバードさんは魔素が見えるそうだが、そんなのはごく一部で、ウィルダリア人でも見える人はほぼいないという。
魔素は液体っぽくも固体っぽくも気体っぽくも自然界に存在しているらしい。
魔力というのは、魔法によって引き起こされた現象が持つエネルギーのことを指す。他に、魔法の力全般を指すことも。
魔法陣というのは、魔素を魔法に変換するもの。どのような現象が引き起こされるかは魔法陣によって決定される。その規模に関しては魔素量による。
ウィルダリアのあらゆる生き物には数多くの魔法陣が刻まれている。その内意図的に使いこなすことができるのは数個で、増やすには訓練が必要。また、私たちの体には魔法陣が全く無いため、魔素に作用することがない。
近年、魔法陣が生体以外にも存在することが分かり、それを応用して作られたのが魔道具。
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◆共壊石について
対になって存在する石で、その2つは常に全く同じ形になる。例えば片方を半分に割ったら、もう片方も勝手に半分に割れる。
どんなに離れていてもその特性が保たれるから、遠くに瞬時に送ることができる信号として重宝されている。
ダスターさんとかレプリトさんとかの耳飾りはこれでできていて、なにかあったときに緊急信号が送れるようになっている。
すごく便利そう。使い勝手は悪いけど、電波と同じようなことができる。
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