61 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(ライト付きキーホルダー・新マン編)
う~ん。
なぜか、手元にこれがある。
去年、太陽電池を繋いで目とカラータイマーが光るように改造した新マンのディフォルメフィギュア。
またしてもジャンクで手に入れてしまった。
だって安かったんだもん、仕方ないよね。
このシリーズ、電池ボックスと赤いLEDが直結されていて、背中のボタンを押すと端子が電池に触れて目が光るって仕組みなんだよね。
あたしはダイナとウルトラマンと新マンを持ってて全部改造してるんだけど、実はこの前改造した新マン以外は、LEDを取っ替えて目の色を変えただけなんだ。
ティガがあれば、絶対改造したんだけど、時期的なものなのか、ダイナがあるのにティガがないのよ。逆はいっぱいあるんだけど、これ、ダイナの放送時期だったのかなぁ。
それはともかく。
新マンは、手に入れた時、既に電池が液漏れしていて電池ボックスが使えなくなってたのよ。それもあって、太陽電池に繋ぐことにしたって経緯があったわけなんだけど。
今回の新マンも光らないからってことでジャンクで売ってたんだけど、液漏れしてないし、なんで光らないのかな~?
電池を入れても、なるほど光らない。
LEDの足に直接別の電池を繋いでみても、光らない。
LEDの足に、別のLEDを繋いでみる…光った! なんだ、LEDそのものがイカレてるのか。
でも、これ、液漏れの跡があるよね。
電池ボックの-の端子が、液漏れのせいで変色してる。このパターンだと、端子のハンダが腐っていて溶かせないかもしれないなぁ。
端子に繋がってるLEDの足の方はちゃんと通電してるから、これは残しといた方がよさそうね。
LEDの足を通す穴の先でLEDの足を切り落として、電球色のLEDを穴に通す。
一応、直接-の端子にハンダ付けしてみようか。…やっぱりダメかぁ。足、残しといて正解ね。前のLEDの足に、電球色の足をハンダ付けする。こうすることで、端子そのものには触れられなくても電流は流れる。
よし、ちゃんとLEDは点くね。
じゃあ、次はカラータイマーね。
例によってカラータイマー部分に穴を開けてレジンで形を作る。カラータイマー部分のボディ裏側には、電池を押さえとくための円柱状の土台があるから、そこに青のLEDをはめ込めるように、LEDの先端をぶった切って、土台の方もLEDをはめ込む分短く切って、と。青のLEDは、足を広げて絶縁のためにレジンで固めて、そのままはめ込むと電池交換の時邪魔になるから、コードで繋ぐ形式にして動かせるようにして、と。
コードは、電球色の足にそのままハンダ付け。電球色と青なら、そのままでも両方とも点くから、これでよし、と。
ボタンを押してる間、目とカラータイマーが光る新マンの完成で~~~~す!
さぁって、太陽電池新マンの隣に置いておこうっと。
天さん、同じのが2つ並んでるの見付けたら、なんて言うかなぁ。楽しみ~~~♪
3日経っても何も言われない…。
4日目。
「ところで梓、なんかそこ、ウルトラマンが増えてるんだけど…」
やっと気付いてくれた!
「そうだよ、もう4日も前から、いつ気が付くかなぁって待ってたんだからね!」
「いや、3日前から気付いてたんだけど。面倒だから言わなかっただけで」
「そこはちゃんと言おうよ! 楽しみに待ってたんだから!」
「ていうか、置くなよ、そこに」
ぐぬぬぬぬ…。
ライト付きキーホルダー
バンプレストが出している“ボタンを押している間だけ目が光る”ディフォルメフィギュアキーホルダーのシリーズ。ウルトラマン、セブン、新マン、タロウ、ダイナがある。
それぞれ必殺技のポーズであり、順に、スペシウム光線、エメリウム光線、ウルトラスパーク、ストリウム光線、ソルジェント光線のポーズをとっている。
光線ポーズは、腕の位置の問題から、カラータイマーが造形されておらず、新マンだけがカラータイマーを光らせることができた。
もしティガがあれば、ゼペリオン光線のポーズ的に、カラータイマーが造形されていたのではないかと思われる。そのため、梓は、なぜティガがラインナップされていないのだ、と憤っている。
なお、このシリーズは、ウルトラマン系以外にもスパロボ系や仮面ライダー系も存在するが、中のLEDは赤か黄緑である。