263 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(科特隊カレー・ベーターカプセル編)
眩く光るベーターカプセルは、あたしの憧れだ。
地底人の目が潰れるくらいの輝きを。
そんなわけで、科特隊カレー付属のベーターカプセル(というかベーターカプセルが本体の食玩みたいなもの・234回)にLEDを仕込んで光って鳴るベーターカプセルを作るのだ♪
今日は、天さんが午後から半日出掛けるから、あたしの自由時間だ。
その間にゆっくり改造できる!
なにせ派手に音が鳴る基板を扱うから、天さんがいる時は手を出しにくいのよ。
機嫌悪くなるし。
既に、一度分解して、改造の道筋はできてる。
変身アイテムセットのベーターカプセルの基板とスピーカーなら、問題なく内蔵できるのよ。
フラッシュ部の底板に白のチップ型LEDを接着すれば、フラッシュ部の中で光らせることができる。
銅線は、底板に穴を開けて通すことになるね。
チップ型LEDは、横にも光が広がるタイプのを見付けておいた。
基板と繋いでテストしてみたら、コイン電池だとスピーカーとLED両方は賄えないことがわかった。
スピーカーだけならいけるんだけどなぁ。
まぁ、コイン電池はサイズ的にベーターカプセルの中に入れるのはなかなか大変なんだけどね。
てなわけで、前に何かから外した充電池を使おう。
たしか外す前に充電してたはず。いつまでもつかはわからないけど。
構造としては、こう。
フラッシュ部の底板から銅線を卸して、+をタクタイルスイッチに、-を充電池の-に繋ぐ。
尾部にスピーカーを置いて、その上方に基板を入れる。
基板から元々電池に繋がっていたところから、充電池に銅線をハンダ付けして、メインスイッチは入れっぱなしにする。
基板に付いてる変身スイッチは使わないで、その端子に銅線をハンダ付けする。 この銅線同士を接触させれば変身音が鳴るわけ。
で、タクタイルスイッチは、押すと上の端子同士、下の端子同士、斜め同士がそれぞれ通電するから、基板のスイッチからの銅線を下側の端子2個にそれぞれハンダ付けする。
テスト。OK。
フラッシュ部の底板をはめて、LEDの-銅線を電池の-にハンダ付け。
後は+の銅線だけど、これ、もしかして基板のスイッチからの電流で光っちゃうんじゃない?
こういうので何度も煮え湯を飲まされてきたからね、先回りしてクリアするよ。
試してみたら、やっぱり通電する端子があったので、そこに+の銅線をハンダ付けする。
電池は、両面テープでタクタイルスイッチの脇に固定して、と。
ボディをはめて、テスト。
うん。めっちゃ眩しく光るね。
これよこれ、あたしはこの輝きを求めてたのよ。
そういうわけで、光って鳴る科特隊カレー版ベーターカプセル、完成で~す!!




