250 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(アルティメットルミナス・エース編)
いいとこタネが出尽くしたアルティメットルミナスは、光線ポーズでラインナップするようになってきた。
ボディを模様の切替部分で分割することで分割線を隠すっていう方式も定着してる。
今回手に入れたのは、メタリウム光線ポーズのエース。
コンバージモーション、ジャンボソフビとメタリウム光線ポーズの改造をしてるから、ついでというか、まぁ、揃えたくなっちゃったわけだ。
若干悩みどころなのが、カラータイマーを点滅させるかどうかって部分。
足下に台座を置くかどうかにも関わるところだからね。
カラータイマーを点滅させるとなったら、どんな方式を採るにせよ本体内に収まりきらないはず。
つまり、台座が必要になる。
もし、点滅させないことで台座がいらなくなるのなら、それでもいい。
コンバージモーションは、赤点滅させてないからね。
とりあえず、額のウルトラスターは光るようにしたい。
アルティメットルミナスは、胴体に収納されているルミナスユニットの電球色のLED1つで、首から頭部内に透明樹脂を透過させることで目を光らせ、カラータイマーの青いカバーを通して青っぽく光らせる仕組みになってる。
だから、ウルトラスターから透明樹脂まで穴を開ければ、首からの光を誘導できるんじゃないかな? と思ったわけだ。
ピンバイスでウルトラスターから穴を開けていく。
光らせて確認してみると、一応、穴から光が覗いてる。
でも、クリアブルーのレジンでウルトラスターのカバーを作ってみたけど、全然光らない。
アクションヒーローのウルトラマン(148回)みたいに、クリアの棒を作って穴に突っ込んだらいけるかな?
…いけませんでした。
うっすらとは光るけど、正面からのぞき込まないとわからないし、光がほとんど電球色のまま。
これ、カラータイマーもそういう傾向があって、アルティメットルミナスの構造的な欠点なのよねぇ。
エースの頭部を完全にバラすんでもない限り、透明樹脂にレジンを密着させるのは難しそう。
となると、次の手は、ウルトラスターに青のLEDを埋め込んで、銅線を透明樹脂を貫通させるって感じかなぁ。
自動的に、ルミナスユニットは外して、カラータイマーには別途LEDを入れることになる。
LED3つだと、どのみちルミナスユニットの出力じゃまかなえないだろうから、台座に電池かなぁ。
そしたら、せっかくだし、赤点滅も欲しいよね。
適当な点滅回路がないからなぁ、自己点滅型使うかなぁ。
カラータイマーのカバーを外すと、ちょうど3mmの砲弾型LEDが入りそうなトンネルになってるから、ここにLEDを通す感じだね。
自己点滅型LEDは、5mmかチップ型だから、青の方が3mmで、後ろに赤点滅を接着しなきゃだね。
赤の自己点滅型はいっぱいあるけど、点滅が遅いから、使い勝手が悪いんだよねぇ。
特にエースは、点滅早いイメージだし。
となると、白の自己点滅型を赤く塗るか。
チップ型の白の自己点滅型LEDを赤く塗って、青の砲弾型LEDの後ろに接着する。
で、チップ型の-の余分を青のLEDの-にハンダ付けする。
青の+には、別途銅線をハンダ付けする。
これで、カラータイマー分は銅線3本。
次は頭部の仕上げね。
トサカの穴が上下に広くなりすぎたから、クリアのレジンで穴を塞いで銀色を塗って、ウルトラスターのでっぱりを作り直す。
電球色のチップ型LEDに瞬着を塗って、光らせながら頭部に突っ込み、綺麗に光る場所で固定する。
これで頭部も終了。
次は下半身の準備ね。
エースの腰と足に、銅線用のトンネルを掘る。
銅線が全部で5本だから、両足使わないと無理。
右足にカラータイマー用、左足に頭部用の穴を開ける。
足は、上下からそれぞれ穴を開けていって、膝のところでこんにちはさせる。
これが神経使うのよねぇ。
まっすぐいかないと、すねとか太股とかを破って外に出ちゃう。よし、うまく繋がった。
トンネルが開通したら、腰から台座までの分の銅線5本をそれぞれ通して、下半身を台座の天板に当てて銅線と、足を固定するためのネジ穴の位置をマーキングする。
次は、台座ね。
銅線とネジの分の穴を開けて、スイッチ用の切り欠きを作る。
天板用のホイル色紙を切って貼り付け、穴を開ける。
胸のトンネルに青LEDを接着して、クリアレジンで作ったカラータイマーのカバーを接着する。
銅線をカラータイマーのLEDの後ろの隙間に通しつつ、頭部を胸に差し込む。
それぞれの銅線を下半身の銅線とハンダ付けして、上半身と下半身を合体。
この時、胴体内に銅線があふれかえらないように、足先から引っ張る。
テスト。OK。
これでエース本体は完成ね。
次は、スイッチ類。
台座背面にメインスイッチ、右足側側面に切替スイッチね。
メインスイッチに電池の+を、切替スイッチの中央端子にメインスイッチ行きの銅線をハンダ付け。
天板の穴に銅線を通して、エースをネジ留めしたら、それぞれの-を電池の-に、頭部の+と切替スイッチの銅線をメインスイッチにハンダ付け。
カラータイマーの青と赤の+を切替スイッチの左右の端子にハンダ付けしたら、スイッチを台座に接着。
アルティメットルミナス・エース、完成で~~~~す!!
ん~、こうなってくると、前に改造したコンバージ・モーションのメタリウム光線ポーズのエースのウルトラスターも光らせたいし、赤点滅もさせたくなるねぇ。
この前のエースロボットのレベルで、もう一度出してくれないかなぁ。




