237 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(超動αティガ編)
この前改造した掌動ティガ(189回)のスイッチが壊れた。
や、あんまりズレるから固定しようと思って瞬着つけたら、スイッチのスライド部分まで固定されちゃったのだ。マヌケ。
なんか色々ショックだったんで、この前入手した2個目の超動αティガを改造することにした。
で、気が付いたんだけど、この超動αってば、右上腕に紫が塗られてない!
左上腕には塗られてるから、たぶんエラーだね。
ん~、この際だから、壊れた掌動の方から腕を移植しちゃおうか。
電池とかLEDとか、移せるものは移す方向で。
右腕を掌動から外して、超動αにはめて、ちょっと動かしてみる…ん? なんか固い? あ、折れたぁ!?
なんてこったい、龍騎じゃないんだからさぁ…。
え、じゃあ、逆に、掌動の可動軸パーツを使っちゃおうか? そしたら、腕も掌動のが使えるし。
可動軸パーツは、ボディにはそのままはまるけど、腹部の軸受けとサイズが合わなかった。
なんで同じシリーズでボールジョイントのサイズ変えるかねぇ…って、シリーズ違ったわ(^^;)
じゃあ、腹部の軸受けも掌動のに替えちゃおう。
腹部パーツを割って、軸受けパーツを取り替えて、これで掌動の可動軸パーツと両腕が使えるね。
次は、頭部ね。
コンバージモーションでもそうだったけど、やっぱ自分で作ると表面処理や銀の色に不満が出ちゃうのよねぇ。
その点、できてるのをそのまま使える超動αはありがたいわね。
てなわけで、試しに電球色のLEDを頭部軸受けに突っ込んで光らせてみる。
…見事に全周光るわね(^^;)
そりゃそうか、たぶんこの頭部、透明素材に色塗ってるもんね。
表面に色塗っちゃったら、掌動の二の舞だし、内側に銀塗るしかないよねぇ。
小さいからボールジョイントを削るわけにいかないし、軸受けの前に溝掘ってLED入れる感じかなぁ。
ピンバイスで穴を開けて、デザインナイフで削って広げた溝にLEDを突っ込んでみる。光った。
穴開けた時に目の後ろの白っぽい塗装が削れちゃったせいで、ちょっと電球色まんまな感じだけど、まぁいっか。
ボディ前面の首の裏に銀塗って、銅線通す穴を開けて、こっちは終了。
LEDも流用できそう。
電池は…流用できるけど、試しに別のLED光らせてみたら、めっちゃ暗い。
たぶん寿命ね。
2個セットで買ったから、もう1個残ってるし、ケチケチしないでそっち使っちゃおう。
新しいやつに別のLED触れさせてみたら、明るく光る…っていうか、普通に電球色と青が一緒に光るよ?
…掌動の時は、出力の問題で、青のLEDに抵抗を繋がないと電球色が光らなかったんだけど、これなら抵抗いらないね。
なんで掌動の時はダメだったんだろ? 容量小さくて、テストの間に消耗しまくった?
まぁいいや、抵抗外してスリム化しよう。
ついでに、電球色のLEDの銅線も極細に繋ぎ直して、柔軟性上げよう。
次、カラータイマー。
カバー部以外は裏表に銀塗って、ボディに接着。
裏側から青LED光らせてみると、なんか光り方が変な気がする。
ためつすがめつしてみたら、これ、カバー部(光るとこ)の裏に反射用の何かが塗ってある!
そっか、外からの光を反射して光って見えるように反射材が塗ってあったんだ。
じゃあ、それ剝がさないと、LEDの光が阻害されちゃうのね。
裏側から、ピンバイスで反射材を削り取る。
こんなことなら、素直に新造しちゃえばよかったかも。
青のLEDは、ちょうど可動軸パーツで押さえ込む位置になるから、固定しないでいいね。
新しいスイッチに電池の+と銅線の+を、電池の-に銅線の-を、それぞれハンダ付けする。
ボディに収納して、超動αティガ、完成で~~す!!
龍騎じゃないんだから
2002年放映の「仮面ライダー龍騎」では、仮面ライダーはモンスターと契約することで、武器や技に契約モンスターの能力を付与できるという設定だった。
未契約状態でも武器は使えるが、能力が低いものになる。
1話で、未契約状態の龍騎(ブランク体)が使った剣:ライドソード(ドラグレッダーと契約後はドラグソードになる)が戦闘中に折れてしまい、龍騎が「折れたぁ!?」と喚くシーンがある。
このシーンが大きなお友達にウケ、龍騎ブランク体が商品化される際には大抵“折れたライドソード”が付属することになっている。
実はこのシーン、撮影時に本当に小道具の剣が折れてしまい、その際のスーツアクターのリアクションが面白かったから本編で使ったらしい。




