230 カラータイマーもどき
面白いものを見付けた。
ウルトラマン系の大規模ステージショーで使われるカラータイマーライトってアイテム。
多分、「プリキュア」シリーズの映画で使われる光るスティックのウルトラマン版。
ヒカルナルより二回りくらい大きくて、半球状のドーム型LEDライトって感じ。
百円ショップで売られててもおかしくないデザインだね。
こいつは、スイッチを左に入れるとカラータイマーモード、右に入れると音波受信モードになる。
カラータイマーモードでは、まず青く光って、2分くらいから赤点滅、2分30秒から点滅が早くなって、3分で消灯となる。
音はなし。
音波受信モードにすると、ショーの最中に流れる何らかの信号音を感知して、光る色が変わったり、点滅したりするらしい。
信号音を感知するためのマイクもついてる。
ネットの画像を見ると、どうも黄緑とかにも光るっぽい。
この信号音が再現できれば、自由自在に光らせられると思うんだけど、どんな音が信号として使われているのかは非公表なのよねぇ。
ショーの音に紛れてのものだし、パルセイバー同様、言葉を認識してるわけじゃないだろうから、高周波とかなんだと思う。
このウルトラマンのショーの映像でも手に入れば実験できるんだけど、残念ながらどれも販売のみで、それなりに高いのよ。
さすがに何千円も払ってまで動画欲しくはないし、高周波とかだとどのみち再現できないしね。
まぁ、そんなわけで、音なしのカラータイマーくらいの気持ちで買ってみた。
すっごい明るい。
まぁ、ちょっとしたおもちゃとしてはよくできてると思う。
で、こんなん手に入れちゃうと、ほかのと並べて光らせたくなるのが人情ってもんで。
実は、3年前に買ったムックの付録のカラータイマー(109回)の新作も仕入れてたのだ。
同じムックの2023年版に付属してたやつ。
2021年版は「ウルトラマンのうた」のインストで、間奏を調整してちょうど3分になるようにしてたんだけど、今回のは怪獣の声とかが入ってるってんで買った。
さすがに、全く同じギミックなら買わなかったはず。
で、実際使ってみたら、インストはワンコーラスのみで、その後、バルタンやらゼットンやらの声が時々出てくるって感じ。
この3つ、サイズが同じくらいだから、並べて録ろうかな。
…あれ? 2023年版だけ早く終わったんだけど。
もう1回。
…やっぱり早い。
2分30秒で終わっちゃう。
これじゃあ、レオより短いよ。
2021年版は3分間ゲームのタイマーだったけど、2023年版は3分に拘らなかったってことなのかなぁ?
パルセイバー
1995年放映「重甲ビーファイター」に登場する短剣。
音声入力で各種能力を発揮する。
玩具の方では、マイクが音声を拾うと効果音が流れるという機能が搭載されていた。
ただし、単に“マイクが音を拾う”というのがトリガーであり、具体的に単語を入力するわけではない。
極端な話、マイク付近を叩くだけで効果音が鳴る。
梓は、当時、「嫌だ~、射ちたくない~」と入力して攻撃音を出して遊んでいた。
同様の機能を持つVコマンダー(DXブイレックスの音声入力リモコン)でも同じことができた。
当然、梓は、「動くな!」と言いつつ「進む」ボタンを押して遊んでいた。
怪獣の声とかが入ってる
バルタン成人、ケムラー、レッドキング、ゼットンの声が入っているほか、変身音、八つ裂き光輪の音なども入っている。
レオより短い
1974年放映の「ウルトラマンレオ」では、レオの活動時間は2分40秒となっている。
ヒカルナルでも、レオのユニットは2分40秒ほどで消灯する。
そのため、梓は2分30秒と短い2023年版を「レオより早い」と評した。
「レオ」では、出身地をそれまでのM78星雲からL77星に変更し、戦闘も肉弾戦主体にした。
これは光線などの光学合成を減らすための変更であると共に、特訓による新しい技の獲得という作劇を目指した結果でもある。
一方で、オイルショックを受けての制作費節減も大胆にやっている。
“防衛組織全滅”も、百子その他スポーツセンター関係者の退場も、レギュラー陣のギャラ削減やセットの維持管理費削減などが目的だった。




