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奥様はオタク ~梓と天平 小話集~  作者: 鷹羽飛鳥


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227 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(USBメモリ・エースキラー編)

 ちょっと毛色の変わった、というか、黄緑じゃなくて緑色のチップ型LEDを手に入れた。この前コンバージモーションのセブンで使ったのと同じやつ。

 これを使ってエースキラーのUSBメモリを作りたいなんて思っちゃう。

 この前、アルティメットルミナスのエースキラーを改造したせいで、冬眠してたエースキラー熱が目覚めちゃったのだ。

 実を言えば、そのために指人形のエースキラーも手に入れてあったりする。

 前に作ったイーヴィルティガのUSBメモリ(89回)はガシャポンで、シリーズが違うから、サイズとか造形レベルも違うんだけどね。

 造形が甘いけど、まぁ、エースキラーだし、ちょっと頑張ってみる?




 てなわけで、おゆまるくんで目とカラータイマーもどきの型を取って、クリアブルーとクリアイエローのレジンを混ぜたもので複製を作る。

 実は、この作業は、コンバージモーション・セブンのビームランプと並行してたので、同じものだったりする。

 で、本体の指人形から、目とカラータイマーもどきを切り取って、そこに複製をはめ込み、混合レジンで接着する。

 用意したUSBメモリは、赤の点灯タイプなので、目の辺りに緑のLEDがくるように銅線を介して基板にハンダ付けする。

 電池直結で試すと、赤しか点かない。逆だったらよかったんだけど、これだと赤のLEDを砕く必要があるね。

 赤を砕いてパソコンに繋ぐと、緑のLEDが輝いた。指人形をかぶせてみると、ちゃんと目が光る。

 光る位置で、LEDを接着する。LSIに接着することになるけど、今まで問題は出たことないから大丈夫なはず。


 あと問題は、カラータイマーもどきが光って見えないことだね。

 もう1個LEDを繋ぐか、目のLEDの光をどうにかして胸までもっていくか。どっちがいいかなぁ。

 できれば、LEDは1個ですませたいところだけどね。消費電力上がるとコネクタに負担掛かりそうだし。前にパソコンいかれたのって、そのせいって可能性もあるからねぇ。

 1個ですませるための方法として考えたのは、透明なプラスチックを使っての光の誘導。

 減衰は免れないけど、そんなに大きくはないはず。

 プラスチック棒を適当な長さに切って、両端の上下面を削って荒らす。

 表面を荒らすことで、光が棒を素通りしなくなるってわけ。

 テストして、光り方や位置関係を確認し、基板に接着する。

 もう一度テストして、人形本体に基板を突っ込む位置を確認する。

 人形の背中側にシリコンゴムを敷いて基板を押しつけ、基板固定用に、基板の端子と人形の足裏の間にシリコンを詰める。

 後は、シリコンが固まればOK。




 よし、シリコン固まったね。

 USB端子に抜き差ししてみる。

 やっぱシリコンの柔軟性が悪い意味で出てくるね。もうちょいしっかり固定したい。


 そんなわけで、足裏のシリコンの表面に赤のレジンを塗って固める。シリコンと人形や端子との間の細かい隙間とかもレジンで埋める。

 テスト。よし、きっちり固定できたね♪

 挿絵(By みてみん)


 USBメモリ・エースキラー、完成で~~~~す!

 あ、基板の写真撮っとくの忘れた…。

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