221 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(DXアクション・ダイナ・フラッシュタイプ編)
昔、ダイナの服を着るタイプのアクションフィギュアのミラクルタイプを手に入れて改造したわけだけど(139回)、ホントはフラッシュタイプの方が欲しかったのよね。
今回、ようやく安くフラッシュタイプを手に入れることができたわ。
ダイナの場合、基本形がフラッシュタイプで、肉弾戦型がストロングタイプ、超能力型がミラクルタイプってネーミングになってる。
ティガに比べると、わかりにくいよね。
あたしの記憶が確かならば、このタイプ分けは商品展開レベルのもので、本編中では名称は出てなかったはず。
まして「ダイナ」って名前自体、SUPER-GUTSのマイ隊員が付けた呼び名だしね。
名前を完全に登場人物が付けた(フリじゃなく)ウルトラマンって、ダイナが初めてだったと思う。
まぁ、それはそれとして、フラッシュタイプね。
見た限り、状態はかなりいい。
それに、胸の金色のプロテクターが塗りで再現された後期バージョン。これは当たりだ。
初期バージョンはプロテクターがゴムかなんかの別パーツになってて、当時で既に“すぐ剥げる”と不評で、仕様変更になったらしい。
元々、当時の子供向け商品だから、長期保存とか考えられてないんだけど、初期バージョンだったら触るだけでボロボロ崩れてきそう。
実際、あたしが前に改造したミラクルはタイプのスーツは、着せ替えで引っ張った途端にヒビだらけになっちゃったし。
今回は、可動フィギュア本体は改造しないで、ミラクルの方からフィギュアを持ってくるという方針でいく。
なにしろ、このボディの中に入れられる電池ボックスって、なかなかないので。
さて。
恐る恐る手足を動かしてみる。問題ない。
スーツに柔軟性が結構残ってるみたい。
よし。
ミラクルからスーツを脱がす。
ヒビが更にひどくなる。
フラッシュからスーツを脱がす。
お、大丈夫そう。
ミラクルを着せてた改造ボディにフラッシュを着せる。
腕が引っかかった!?
脇の背中側に少しヒビが入ったけど、あんまりダメージないみたい。
よし、次は頭部を抜いて、フラッシュの目を改造して、だね。
ダイナはタイプチェンジで額の模様の色が変わるから、頭部の流用ができないのよね。
例によっておゆまるくんで目の型を取って、クリアのレジンで表面を薄く作って、その裏側に白のレジンを薄く塗って固める。
目をくり抜いて、複製した目をクリアのレジンで接着する。
ミラクルの頭部をボディから外す。
あれ? 電球色LEDがイルミネーションのまんまだ。この頃って被膜剝がしてなかったんだ?
被膜を剝がして、銅線を細くする。
フラッシュの首の後ろに銅線を通すための切り欠きを入れて、頭部完成。
この辺の作業は、すっかり慣れたもんね。
目のLEDの位置を決めるために、光らせながら頭部を軽く当ててみて……あれ? 光んない?
断線しちゃった? いや、そんな感じじゃないよね。
そういや、さっきちょっと光が弱かったっけ。
とすると……まさか、このタイミングで電池切れ!?
一応、電池交換できる仕様にしてあるけどさぁ、一旦ボディのネジ外してばらさなきゃなんないんだよねぇ。
え~~~、こんなことなら、スーツ着せる前にチェックしとくんだったぁ(^^;)
え~っと、電池ボックスはボディの隙間にはめ込んでるだけだから、引っ張り出して電池外して、と。
LR41が2つね。うん、ストックあるよ。
って、端子が外れてる!?
え、ちょっと、これ、どうなってたっけ!?
えっと、当時の記録は、と。
あたしは、改造したものを記事にしてネットに上げる時、簡単な構造説明を入れるようにしてる。
こういう時のための備忘録の意味もあるんだよね。
って、書いてないじゃん!?
そっか~…この頃はまだ備忘録としては考えてなかったんだね、きっと。
しょうがない、もう一度手探りでやるしかないかぁ。
って、スイッチの銅線が千切れちゃった!?
うわぁ……、スイッチはボディ背面裏に接着しちゃってるから、取れないのよねぇ。
しょうがない、周りに触れないように気を付けてハンダごて突っ込んで付け直すかぁ。
よし、テスト。うわぁ、オフにしても光ってるよ。
スイッチがショートしたわね、これは。
要するに、ハンダが流れて隣の端子と繋がっちゃったんだわ。
これは、変にいじるより、もう1つ隣の空いてる端子に繋いだ方が早いね。これやると、スイッチのオン・オフが逆になっちゃうけど、まぁしょうがない。
よし、OK。
これでボディはめれば完成ね。
なんか段取り悪くて必要以上にバタバタしちゃったけど、DXアクション・ダイナ・フラッシュタイプ、完成で~~~~す!!




