22 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(GW編)
ゴールデンウイークの締めに、この連休中の成果発表です。
今年のゴールデンウイークは、世間では10連休というとんでもない長さだ。
あたし自身は後半戦にお仕事のシフトが入っているから、10連とはいかないんだけど。
こんな長いお休みはそうそうない。正月休みは長いけど、年始回りとかあるから時間はあんまり取れないしね。
あたしは、このGWで、作りかけのウルトラマンをできるだけ完成させるんだ!
そして、完成1号! 太陽電池で光るウルトラマン!
ジャンクで手に入れた(こればっか)デフォルメのウルトラマン人形。電池の液漏れで端子が汚れてただけなので、磨いたらギミック復活した。…んだけど、なにこれ、しょぼい。
黄色い目とカラータイマー(赤)が点滅して、ピピピピピ…って音がするだけ。
ちょっと面白いのは、両足の裏にそれぞれ端子が付いてて、両方に触るとスイッチが入るところ。よくある掌に載せると鳴く鳥のオモチャみたいなギミックだね。
スイッチは面白いけど、それだけだよね。
よし! ほんとは太陽電池で光らせるのは別のやつでやる予定だったけど、こいつでやろう!
まず、本体を分解して中身を外す。これは不要ね。
目は元々黄色の半透明だからそのまま白LEDを2つ、カラータイマーは青のLEDを入れる、と。
カラータイマーのカバーは、クリアブルーのレジンで作って、と。
太陽電池は、百均のLEDライトから引っぺがしたのが2つあるから、それを並列につないで。
ちなみに、この百均のライト、一応太陽電池から充電池に充電してるらしいんだけど、太陽電池の出力だけで2個のLEDを光らせるだけの力があるんだよ。
充電池外して試してみたもの。
ま、明るくないと光らないライトじゃ、普通は意味ないけどね。
そして完成!
ほら天さん見て見て、光に当たるとウルトラマンが光るんだよ~~~♪
「カラータイマー、光ってるのか?」
「え? 光ってるじゃん、ほら」
「ん~、よくわからないな」
むぅ…。クリアブルーが濃すぎたか…。あと、半球状だから、中央だけ厚みがついて光が通りにくいのかなぁ。
あ、でもほら、室内の光でも結構光るよ。LED照明だと太陽電池が反応しないって話もあったけど、そうでもないね。
ちなみに、最大出力でこんな感じね。
第2弾! アグレイター付きUSBメモリ!
去年の夏からパーツを作ってきたアグレイター。
ダブルキーホルダーから型を取って、クリアブルーやクリアイエローのレジンを使ってちょこちょこ作ってきたアグレイター部分と、青いLEDがついてるUSBメモリが材料だ。
USBメモリの外装を外して、光る部分の上をくりぬいてある。
そこに、透明レジンを使ってアグレイターを接着する。
レジンを使うのは、外装に空いた穴からアグレイターまで途切れさせずに光を通すため。
これで、アクセスランプが点くたびにアグレイターが光るUSBメモリの完成だ。
アクセスランプ点きっぱなしのタイプがあれば、是非ウルトラマン系のカラータイマーが当たるようにして作りたい。
あと、赤のLEDのUSBメモリから、カラータイマーが赤点滅するウルトラマンとか、ね。
そして、第3弾! ソフビのティガ!
こっちは、去年の暮れから、ちまちま作業をしてたやつ。
ゆくゆくは、大きなソフビのティガを手に入れて、目が光ってカラータイマーが青と赤点滅の切り替えできて、点滅音もなるものを作りたいのよね。
一朝一夕にはいかないから、とりあえず練習用に身長15cmのティガソフビを手に入れたのよ。
予め、目とカラータイマーのとこをシリコンで型どりして、レジンで透明なのを作って、ソフビの方はくりぬいて。
カラータイマーは透明レジンで作ったけど、目の方は、表面を透明レジンで作った後、クリアホワイトのレジンを裏に重ねてうっすら白くなるようにしたのよ。今回の改造の目玉ね。目のパーツだけに。
胴体部の切れ目から、電球色のLED1個と青のLED1個を入れて位置調整したら完成。
練習なのと、本体が小さいことから、電池は外付けにした。あと、目がソフビの材質の赤を反映して赤っぽく光る。
いいの。練習だから。…と言ってごまかしとく。
「ほら天さん、今度はティガが光るよ!」
「また作ったのか。つくづく好きだな」
次は、30cmのガイアSVを光らせるのだ。今度は大きいから、電池も内蔵で。
まだ、やっとカラータイマー部分をレジンで作ったところなんだけど。
「梓、何こぼした?」
「あたし、こぼしてないもん!」
「これ、瞬着だろ。使わなかったか?」
「…使った」
「じゃあ、決まりだな」
「そんなばかな…」
多分、下に敷いていた紙を天さんが動かした時にくっついたと思われる。…片付けとかなかったあたしのせいか…。
少し。ほんの少しだけど、お気に入りのウォルナットのダイニングテーブルに瞬着がついてる…(T_T)
「連休は、福島行って、工作して、ウルトラマン三昧だったなあ、お前」
「だって、好きなんだもん。
こんだけ時間かけられる時って、なかなかないのよ。次はガイアね。頑張らないと」
「まだ作るのか!?」
「漢のロマンだもの!」
ウルトラマンが光るのは、漢のロマンなのです。永遠のテーマです。
今もいくつか同時進行で改造中です。
ちなみに、今回の太陽電池のウルトラマンは、リビングで窓際に雄々しく立っています。
決してクビ寸前の社員じゃありません。
梓の期待と光を一身に受けて輝いているのです。