213 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(アクションヒーロー・新マン編)
1月2日に完成しました。
地震の翌日です。
アクションヒーローの新マンを手に入れた。例によって、ジャンクで。
見た目は特に壊れてない…というより綺麗なくらいだけど、音が出ないらしい。
多分、液漏れの類いじゃないかな、と思ってたんだけど、電池蓋を開けても、特に汚れてない。
これ、大丈夫なんじゃない?
電池を入れてスイッチオン! 変身音が鳴った!
なんだ、壊れてないじゃん。
カラータイマーを押してみる…押して…なんか、固くて押し込めない?
ドライバーで押してみたけど、うんともすんとも言わない。
なるほど、これがジャンクなのね。
中で何か詰まってるか、スイッチが物理的に壊れてるか、カラータイマーが接着されちゃってるか、ってとこか。
どっちにしても、バラしてみないとわかんないんだけど、このシリーズって、首を引っこ抜かないと分解できないのよねぇ。
首を引っ張ってみたけど、やっぱり固い。
メビウス(186回)の時と一緒ね。
あの時は、どうせ腐ってたし、基板取れたらよかったから壊したけど、今回は本体が綺麗だからなぁ。
軍手して引っ張っても、布かませてやってもダメ。
あ、そうだ! 温めたら、いけるかも。
じっくり温風に当てて、レッツトライ!
「キュポンッ!」って小気味よい音を立てて、首が抜けた!
早速分解っと。
ん~、基板、特に問題なさそうだけどなぁ。
カラータイマーの棒もあっさり抜けたし。
スイッチを直押しすると、「ヘアッ!」って声が出た。あれぇ?
もう一度ボディをはめてみて、カラータイマーを押す。
「ヘアッ!」…あれ? 2回目が押せない?
またバラして、直押し。
「ヘアッ!」「ヘアッ!」…何回でも鳴るなぁ。
もう一度はめる。1回しか鳴らない。
はて?
バラしてよく見ると、基板の上の留め具部分が外れてぷらぷらしてる。
そうか、中で基板が外れかけてズレて、カラータイマーの棒がスイッチの枠に引っかかってたんだ。
ってことは、この留め具を接着しちゃえば問題ないね。
今回は、目にチップ型が使えるし、かなり強度と自由度が上がるよね。
あと、カラータイマーに、赤がダメになった三極型使えたりしないかな?
とりあえず、目からいってみようか。
例によって、おゆまるくんで型を取って、透明のレジンで目を作る。
で、頭部パーツの目を削って穴を開ける。
顔に傷を付けないように目に穴を開けるのが難しいのよねぇ。
一応貫通したところで、チップ型の電球色LEDを突っ込んで光らせてみる。
もうちょっと穴を広げたいねぇ。
アートナイフを目の穴に突っ込んで、ぐりぐりえぐる。絵面も言葉もめちゃくちゃ猟奇的。
できるだけ穴を広げて、今度は削りかすがはみ出してる首側の穴を削る。
次に、本体側ね。
首の先端の半球をおゆまるくんで型取って、透明のレジンを入れたところにチップ型の電球色LEDを埋め込む。
これを後半身の首の半球に接着する。
で、いらなくなった前半身の首の半球を切り落とす。
で、銅線を下ろすと、ハンダ付けするところまで届かない。このLEDのシリーズは、銅線が短めなんだよね。
しょうがない、銅線を継ぎ足すか。
次は、カラータイマーね。
まず、おゆまるくんで取った型にクリアブルーのレジンを入れて棒を作る。
白のチップ型LEDで青く光るかテスト。
全然青く光らない。クリアブルーの部分は長いんだけどなぁ。
次に、この棒と三極型のLEDの長さを比べてみる。う~ん、やっぱ長さ的に三極型を使うのは無理っぽい。
しょうがない、チップ型の青LEDを使おう。チップ型が残り少なくなってきちゃったなぁ。
今回は、いいサイズの基板に付いたチップ型LEDがなかったので、元のカラータイマーの棒の円板の型を取って、そこに基板とレジンを入れて円板を作る。
ここに、長さを調整したクリアブルーのレジン棒をレジンでくっつける。
試しに、ボディパーツをはめてみる──はめて──はまんないじゃん。
ん~? カラータイマーの棒は同じ長さなんだけどなぁ。
しげしげ眺めて気が付いた。
LEDにハンダ付けした銅線が円板の上に載ってるから、ボディの穴のガイドパーツに当たってるんだ。
銅線の太さの分、ガイドを削らないと。
よし、はまった。
んじゃあ、目とカラータイマーの銅線同士をハンダで留めて1本にして、+をスイッチの中央端子に、-を基板の-端子にハンダ付けする。
テスト、OK。
あとは、頭部をはめ込めばいいんだけど、なんか固くてはまらない。
頭部を引き抜く時と同様、温風で温めてはめ込む。
アクションヒーロー・新マン、完成で~~~~す!!
あれ? 音声、ウルトラマンと全く同じ?




