202 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(コンバージモーション・ティガ編1)
10/29に完成しました。
ウルトラマンの食玩のコンバージモーション。
それまでのコンバージが直立だったのを、ファイティングポーズや光線ポーズに変えたシリーズ。
ご多分に漏れず、コンバージでもコンバージモーションでも、第1弾でウルトラマンとティガがラインナップされた。
元祖であるウルトラマンは当然だけど、平成最初の作品で人気の高いティガも、こういうのに大抵ラインナップされる。
で、当然のごとく、あたしはどっちもゲットしてるわけなんだけど。
コンバージモーションのティガ(ファイティングポーズ)のデキはひどかった。
一応、事前にサイトの写真で見て「ひどそうだな~」とは思ってたんだけど、その時に買わないと二度と手に入らないことも多いこの業界、買わないって選択肢はないのだ。
まぁ、買ってみた結果、悲しい思いはしたわけだけど。
正直、あのレベルがずっと続くようなら、もう買わないことも考えてた。
第2弾以降は造形がよくなってきたから、今も買い続けてるんだけど。
シリーズ序盤で出ると、こういうところで損する面はあるんだよね。
ただ、シリーズが進んで出すネタに困るようになると、ちょっと違うポーズでまた出してくれたりもするわけで、ちょっと期待もできる。
とか思ってたら、第7弾で、またウルトラマンとティガがラインナップされた。
ウルトラマンはファイティングポーズ(第1弾はスペシウム光線ポーズ)、ティガはファイティングポーズとゼペリオン光線ポーズ。
なんと、ティガのファイティングポーズが再度ラインナップされた!
第1弾がよっぽど不評だったんだと思う。
ウルトラマンは、第1弾でもそれなりに見られる顔だったけど、第7弾では長足の進歩だった。
ティガも、とってもいい♡
なんで最初からこのレベルでやれなかったかねぇ。
あんまり落差が激しすぎて、並べて天さんに見せたら、「え、別人だろ?」って言われた。
うん、あたしもそう思う。
まぁ、これで、飾ってるティガは入れ替えだねぇ。
…って、じゃあ、引っ込めた第1弾、どうしよう?
光らせたいけど、この顔で光らせてもなぁ…。
顔、作っちゃおうか?
第7弾のティガから型を取って、レジンで複製を作る。
結構大きいから、大変なんだよね、これ。
特に、レジンにムラがあるのに気付かないと、穴が開いたままになっちゃうから。
って、ほらぁ!
顔の所々にレジンが行き渡ってないところができちゃってるよ…。
仕方ない、作り直し。
作り直すこと3回、ようやく及第点の顔ができた。
目はクリアの下に白を重ねて、額のクリスタルはクリアの下にアルミホイルを貼って。
これでようやくスタート地点だね。
じゃあ、第1弾の顔を剝がそうか。相変わらず、セリフだけ聞くと猟奇的だね。
前にコンバージモーションのエースを改造してる(184回)から、構造はわかってる。頭の中、中空なんだよね。
あれ? なんか刃の通りが悪いなぁ。
ん~、なんかめっちゃ硬いんですけど…。
って、あれ? 中空じゃない!?
なんということでしょう、後頭部からでっぱりが生えてて、それで顔面固定してるんだ。
造形レベルが別物に進歩してたのにも驚きだけど、まさか構造まで別物だったとは。
じゃ、まぁ、でっぱりを削ろうか。
うわ~、エースと違って首も外せそうにないや。ホントに別物だねぇ。
複製した顔を合わせてみると、第7弾の方がずいぶんと大きくて、後頭部に巨大な隙間ができる。これもう隙間ってレベルじゃないね。
しょうがないから、後頭部も複製した。
次は、銅線とか通す穴だね。
コンバージ(191回)みたいに足の中に穴を通すのは無理そうだから、やっぱり腰の後ろの穴から銅線を出して足の後ろに這わせる感じかなぁ。
まず、カラータイマーを削り落として、ピンバイスでそこから背中の穴に向かってトンネルを通す。
通したら、2.6mmのドリルで穴を広げる。
ドリルを回さなくても、スポスポ出し入れできるようになればOK。
次に、頭から背中に穴を通す。
こっちもピンバイスで開けて2.6mmで広げて、3.7mmで広げて、と段階的にやる。一度に太い穴を開けようとすると、変なところに穴を開けかねないからね。
頭の、というか、目は電球色の砲弾型、カラータイマーは青のチップ型を使う。
銅線はどっちも極細ね。
まずは、カラータイマー。
基板をできるだけ細く薄く削って、銅線をハンダ付け。
まさしく“吹けば飛ぶような”小ささだから、くしゃみとかしたらアウトね。
胸の前の穴から銅線を通して、LEDを穴に突っ込む。ちょっとキツいけど、ぐりぐり押し込めばなんとか埋まった。
LEDが正面じゃなくて上を向いてるけど、ちゃんと光る。OK。
次は、目ね。
LEDの先端を切って短くして、銅線をハンダ付けして穴に通す。
う~ん、銅線が極細だから、ここまで太い穴じゃなくてもよかったかもしんない。
まず、背中の穴に銅線を接着する。
変に引っ張られてハンダ付けしたのが外れちゃうとまずいからね。
そこから、足の後ろ側で何か所か接着して、踵まで留める。
で、クリアブルーのレジンでカラータイマーを作る。
ティガのカラータイマーは、表面張力で盛り上げれば足りる形だから、型は取ってない。
次は、台座ね。
例によってヒカルナルユニットのケースを使おう。
脇にスイッチを通す穴と、天板に銅線を通す穴を開ける。
天板の穴に銅線を通してティガの足を接着。
電池ボックスの-に銅線の-をハンダ付けして、電池ボックスの+と銅線の+をそれぞれスイッチにハンダ付けする。
今回は青と電球色だから、必要電圧は同じくらいだし、抵抗で調節はしなくていいね。
テストすると、ちゃんと光った。
ケースを閉じて、もう一度テスト。OK♡
今度は顔を接着する。
複製した顔(+後頭部)を接着して、隙間をレジンで埋めて銀を塗って。
コンバージモーションティガ(第1弾バージョン)、完成で~~~~す!!
こんな言い方してることからわかるとおり、いずれ第7弾も光らせる気満々よ♡




