表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
107/270

107 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(ウルトラマン・ストローホルダー編)

 うん、どうしようね、これ。

 実は、登場ポーズのジャンボソフビ・ウルトラマンを手に入れた時、気の迷いで一緒に買っちゃったんだよね。どうやらストローが付いてるドリンクカップの蓋らしいんだけど、もちろんそのとおりに使う気はない。

 いや、これ、上半身だけとはいえ結構デキがいいのよ。おまけに、カップに付けるために円筒形の台座があるわけで、置物としては使えそう。

 そんなこと考えたら、安いし買っちゃえって思っちゃってね。

 付いてきたストローは速攻で捨てちゃって、改造を始めた。




 おゆまるくんで型を取って、目とカラータイマーをくり抜いて透明なレジンで造り、背中のストローの差し込み口は削って。

 で、目には電球色のLEDを仕込んだ。

 カラータイマーの方は、ヒカルナルを改造して、青→赤点滅&点滅音にしてみようかな、なんて思ってた。だから透明なレジンで作ったんだよね。

 青く光らせるだけなら、いつもはクリアブルーで作るんだもん。




 ところが、そこで事情が変わった。

 全長20cmくらいの、ちゃんとしたソフビのウルトラマン(第100回で改造したやつ)が手に入っちゃったんだよねぇ。そうなると、当然、そっちにヒカルナル使うことになるよね。

 貴重なヒカルナルを使うなら、やっぱり全身あった方がいいもんね。




 で、そうなると、上半身だけのこいつが余っちゃうんだけど、どうしようね。

 せっかくここまでやったんだから、途中で放棄はあり得ない。浮かばれないもの。

 そうなると、できるのは

1 青のLEDを入れて、スイッチ入れると目とカラータイマー(青)が光る

2 青のLEDを入れて、太陽電池で光らせる

3 青赤の2色LEDを入れて、点滅基板も入れる

の3つかぁ。

 あんまり手間掛けてもしょうがないし、お手軽に1でいこうかなぁ。

 背中の穴をどう埋めるかがネックだねぇ。

 幸いというか、下が台になってるし、太陽電池貼っつけるにしても、スイッチ付けるにしても、スペースは割と取りやすい。




 いくつも同時進行で作るあたしの性分から、選択肢は更に広がった。

 USBメモリにするという選択肢が生まれたのだ。

 円筒形の台の内側にメモリ本体を固定して、後ろにUSBコネクタだけ出るようにすれば、ちょっと大きいけどUSBメモリになる。

 ガオガイガーのプラモに入れてGストーンを光らせるのと、どっちがいいかなぁ。


 「天さんはどう思う?」


 「これ以上リビングにウルトラマンが増えないなら、なんでもいい」


 またそういういけず言うし。

 “なんでもいい”が一番困るって言うでしょお!




 “リビングにウルトラマンを置くな”が天さんの口癖になりつつある今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?

 てなわけで、太陽電池を仕込むことにした。

 なぜって、窓際ならOKって言質取れたから。

 で、例によって百均のソーラーライトを買ってきたんだけど、今回は1つだけ。

 もう1つ、翼が持ってるソーラーライトが光らなくなったから、それをバラすことにした。


 「翼、この点かなくなったソーラーライト、処分するけどいいよね?」


 「いいよ」




 んで、バラしてみたんだけど。


 「ん~、ここまであからさまなのかぁ」


 呆れちゃったね。

 この残骸(ソーラーライト)は、元々は翼が部活の遠征でどっかに行った時に土産物屋で買ってきたものなんだけど、中にコイン電池が入ってた。

 何を言ってるかわからねえと思うが、要するに太陽電池じゃなくてコイン電池を電源に光ってたってわけ。

 これが充電池が入ってたんなら、太陽電池から充電して光らせてたんだろうって思えるけど、コイン電池に充電なんかできないから、要するに太陽電池は飾りってこと。

 もちろん、太陽電池の出力でだってLEDは一応点くよ? ボーッとだけど。

 でもね、太陽光が降り注ぐ中でしか使えない懐中電灯に、いったい何の価値があるっていうのよ?


 つまりは、飾りで太陽電池が付いてるだけの、コイン電池ライトでしかないわけ。

 今回、コイン電池の寿命が来たから点かなくなったに過ぎない。

 まぁ、それでも太陽電池自体は本物だから、ちゃんと使える。

 百均のと並列に繋いで、ウルトラマンに繋ぐ。

 …おかしいな。カラータイマーしか光らない。

 日差しが強い時でこれじゃ、ほとんど目は光らないってことじゃないの。

 ん、まぁ、前に作った新マン(第31回)は、目はボーッと点いてる感じだし、冷静に判断すると、太陽電池でこれを光らせるのは難しいってことね。




 ならば、次の手よ。

 電池入れてスイッチ付けましょ。

 電池ボックスは、ソフビ・スペシウム光線ポーズ(第100回)の時に分解したヒカルナルユニットのを使いましょ。

 挿絵(By みてみん)

 背面に開けた銅線用の穴を広げてスイッチを埋め込めるサイズにして。

 後は、スイッチとLEDと電池ボックスをハンダ付けして、スイッチをはめ込み、電池ボックスを接着するだけ。




 なんか紆余曲折あったけど、ストローホルダー・ウルトラマン、完成で~す!!

 挿絵(By みてみん)

 実は須賀川に行った時も持って行ってたりします。

 挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] あ!ウルトラマンの手に乗ってたウルトラマンか! >“なんでもいい”が一番困るって言うでしょお! 大笑い。゜(゜ノ∀`゜)゜。アヒャヒャ 天さんの意見通ってないし(笑)
[良い点] 結構ちゃんとしたストローホルダー かっこいい [気になる点] 太陽電池でLED光らすのは結構面接が大変
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ