106 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(リーフラッシャーとか色々編)
平成ウルトラの変身アイテムUSBメモリも、いよいよリーフラッシャーを残すだけ。
いい感じのタネがなくて困ってるんだけど、どうしたもんかねぇ。
一応、サイズ的には変身アイテムチャームがぴったりではあるんだけど、あれ、顔の部分の造形がよくないからなぁ。
ほかに考えられるタネとしては、変身アイテムセット版のリーフラッシャーがある。
でもこれ、前に作ったエスプレンダーとアグレイターみたいに光るようにLEDを内臓させようと思って改造中なんだよね。
電池の収納の問題で作業が止まってるんだけど、ここにUSBメモリの基盤を埋め込めば電源問題は解決するし、スイッチも組み込まなくてよくなるんだよねぇ。
ただ、このサイズで作っちゃうと、ほかのとサイズ差がありすぎるしなぁ。
そうやって悩みつつ、変身チャームのウルトラバッジと、ダブルキーホルダーのウルトラアイ、アグレイターから型を取って、クリアレジンで複製なんてことをしてみた。
ウルトラアイの方は、完全にクリアで作ってガンダムマーカーの赤を塗ったけど、ウルトラバッジの方は、黄色いところをクリアイエローで、銀色のところをクリアで作ってみた。
アグレイターの方は、レンズ部分だけクリアブルーにして、後はクリアイエローにしてみた。境目が難しかったけど、なんとかなった。
んでもって、その勢いで、リーフラッシャーも型を取ってみた。
クリスタル部の辺りだけクリアで、本体側を白のレジンで作る。
実際作ってみると、顔の部分は小さくてよくわからない。うん、もうこれでUSBメモリ作っちゃっていいかも。
ん~、これ、上手くしたら可動するように作れるかも。
本体の表と裏、クリスタル部の表と裏、全部で4つの型を取って、パーツを合わせていく。
本体をまず合体させる。クリスタル部は、クリスタル部分の内側に小さく切ったアルミホイルを挟んでから合体させる。これで、クリスタルが光ってるような感じになる。
あとは、どうやって可動させるかなんだけど。
最初は、本体の表裏を合体させる時に間に芯を通してそこにクリスタル部を付けようかと思ったんだけど、それだと回転軸の位置が悪くて閉じられそうもない。
位置から言うと、クリスタル部の表側すぐの辺りを、本体の前面ギリギリくらいでないと無理っぽい感じ。
本体のこの位置に軸を通すのは難しそうだ。
じゃあ、どうしよう。
回転軸自体を二重構造にできるなら、本体に穴を開けないで接着できるかな?
どうやって回転軸を作ろうか…。
そうだ!
銅線を剥いた時に出る被覆の中に、LEDから切った足を通してみる。回る、回るよドラえもん!
クリスタル部に被覆を接着して、本体にちょっと溝を掘って足を接着する。
これで、上からレジンで補強すればいいよね。
塗装には、ガンダムマーカーのブラウンとゴールドを使った。
ゴールドは、帰省してた翼から借りて、ブラウンは自分で買った。使い終わったら翼にあげる予定。
クリスタル部分が折りたためるマスコット・リーフラッシャー、完成で~す!!
これがいけたんだから、USBメモリもこの型で作れそうだね。
そうこうしているうちに、ハーティロビンのリーフラッシャーの新古品を手に入れた。
ハーティロビンっていうのは、バンダイの子会社のユタカと提携してた会社みたい。チープトイを作ってる会社だ。
こういうとこのは、例えば“カラータイマーが光る”といっても、赤のLEDがむき出して埋まってて光るってレベルだったりする。
そんなわけで、ハーティロビンの当時ものリーフラッシャーも、どうせ黄緑か赤に光るだけなのはわかってたけど、最初から改造前提だから、どうということはない。どうせDX版だって黄緑に光ってたしね。あっちは音が鳴るけど。
てなわけで買ってみた。
開けてみると、本体全体が半透明になってる。
突起部は自動では起き上がらず、手で起こす仕組み。
単三2本の電池ボックスが容量を占めてるから、USBメモリを内蔵させるスペースは十分過ぎるほどある。
手元に単三電池がなかったから、持ってた単四の電池ボックスから銅線で繋いで直接電源を供給してボタンを押してみると、クリスタル部の方がうっすら赤く光った。
調べてみたら、本体の上部に赤のLEDが仕込んである。
突起部下部(起こした時、本体に接する辺り)を一部透明にして、そこからLEDの光をクリスタル部に誘導する仕組みだった。
この方式のメリットは、本体内で回路を完結させることで、可動する突起部の軸に銅線を通さなくてすむところだ。
あたしが改造中の変身アイテムセットでは、回転軸の中央に銅線を通してるけど、回転時に引っかかりやすくなってしまってる。そういう問題が発生しないというのは、面白いアイデアだと思う。
チープなりによく考えてるじゃん。
まぁ、あたしとしては、改造は決定事項なんで、そこはどうでもいい。
このチープトイは、本体側の凸を突起部脇の穴に突っ込むというわかりやすい構造になってるから、この穴から銅線を左右それぞれ通して、クリスタル部の中で白のLEDを光らせればいいか。1回バラして、突起部にLEDを仕込む。
突起部は接着されてたから、カッターで開く。
白の砲弾型LEDの足を短く切り銅線をハンダ付けして、クリスタル部の根元に接着、クリスタル部背面にアルミホイルを貼り、脇の穴から銅線を出しつつ突起部の前後を接着し直す。
本体の方からは、赤のLEDをハンダを溶かして外す。
銅線の端を、赤のLEDに繋がっていた銅線にハンダ付けする。
これで、本体背面側と突起部が銅線で繋がった状態になった。
後は、銅線を挟んじゃわないように本体の前後を合わせてネジ留めすれば完成だ。
買ってきた単三電池を電池ボックスに入れてボタンを押す……光らない。なんで!?
別の電源を繋ぐと光る。
どういうこと!?
よく見たら、単三電池の+が端子に触れていない。これ、設計ミスじゃない?
電池をずらして入れると端子に触れるけど、電池ボックスの蓋が閉まらない。
まぁ、アルミホイルでも丸めて電池と端子の間に挟んどきゃ解決するんだけどさ。
とりあえず、クリスタル部は白く光るけど、光り方がイマイチだから、USBメモリはなしかな。
やっぱ、USBメモリは変身チャームから作ろう。
左から、ウルトラレプリカ、当時ものDX、ハーティロビン、食玩、変身アイテムセット、今回の自作
てなわけで、次はUSBメモリだね。
やり方は、もうすっかりおなじみの、USBメモリの基板についてるLEDに白のチップ型LEDをハンダ付けして、元のLEDを砕く。
可動するやつとは別に、おゆまるくんで型を取り直して、クリスタル部だけ透明なリーフラッシャーを作って。
カバーに穴を開けて、リーフラッシャーを接着する。
USBメモリ・リーフラッシャーの完成で~す!!
これで、平成ウルトラ4種が勢揃いよ♡