104 ウルトラマンが光るのって漢のロマンだよね(ソフビ・ウルトラマン登場ポーズその2編)
全長15cmくらいのウルトラマンのソフビを手に入れた! またしても登場ポーズ。
今回はちっちゃいから、中に入れるのはLEDだけにしといた方が無難ね。
当然、点滅回路とかヒカルナルみたいなのも無理。
足がひん曲がっていて自立もしないから、お湯で矯正かけるにしても台は欲しいところね。
台の下(中?)に電池とスイッチを入れるか、それとも太陽電池をくっつけて窓際組の仲間入りさせるか、どっちがいいかしらね。
どっちにしても、LEDを入れることは変わらないから、作業はさっさと始めようねぇ。
まず、おゆまるくんで顔(というか目)とカラータイマーの型を取る。
んで、クリアのレジンで目を作って。カラータイマーは、クリアブルーとクリア、両方作っておこう。
んでもって、目とカラータイマーを削り、クリアの目をはめ込む。
下半身を引っこ抜いて、電球色のLEDを頭の方まで通して光らせてみる。やっぱ赤が映り込むのね。じゃあ、顔面を切り取って、裏側を塗るしかないね。
ん~、首のところが透けるなぁ。細くてペイントマーカーじゃ塗れないし、紙か何か通そうかなぁ。
次は、LEDの準備ね。目とカラータイマーの距離が近いから、電球色の端子にチップ型の青をハンダ付けしようかな。…ちょっと長さが足りないか。じゃあ、短めの銅線挟んで青と電球色の端子をハンダ付けして、電球色からまとめて足まで銅線引っ張ろうか。
LEDを体に通して、LEDをクリアレジンで胸に固定する。カラータイマーのカバーをクリアブルーとクリアで試してみると、クリアブルーの方が綺麗に光る。よし、クリアブルーでいこう。
んで、後は首んとこの透け防止と、足の穴開けだね。
今回は、足首の後ろから銅線出して太陽電池に繋ごうかな。
ピンバイスで右足首後ろに穴を開ける。…おかしい。こんなに小さいのに、なんでこんなに手応えあるの!? これは、もしかして、足首のとこ、みっちり詰まってたりする?
だったら、やり方変えないと。足の裏から通そうか。…うそ!? なに、この厚み。もう3cmは穴掘ってるはずなのに。
試しに、足の裏から光を当ててみても、全然通らない。 ちょっとまって、腰の側から光を当てると、膝下が透けないじゃない。赤いとこは光が透けるはずなのに。
よく見ると、膝のΛの模様が一部透けてる感じ。…まさか。膝下は無垢だったり。
腰の方からピンバイスを突っ込むと、途中で止まる。うわ、無垢だよ。
左足の方が、膝よりちょっと下まで入るから、スネの途中から無垢ってことかな。こっちの方がまだ穴開けられそう。
ピンバイスじゃ全然長さが足んないし、そもそも上からじゃ深すぎて届かない。
これは、HDMの時に使ったみたいに、ネジを上から突っ込んで貫通させるしかないかなぁ。
色々苦労したけど、なんとか穴が通った。
穴開けるだけで、2か月も掛かっちゃったよ。
さて、通ったはいいけど、狭いなぁ。糸みたいなのは通るけど、麻紐だと難しそう。
千枚通しで穴を通したところで、ヒモを通して銅線をテープで留めて引っ張り込む。3cmくらい入ったところで止まっちゃう。
もう一度。ダメ。もう一度。
何回か繰り返してるうちに、ウルトラマンの内部でハンダ付けしてしてたところが取れちゃった!
体の中に接着したLEDの足にハンダ付けし直すの、大変なんだよねぇ。
とりあえず、別の、もっと細い銅線に交換しよう。幸い、ハロの時に使ったのがまだ余ってる。
細い銅線は、なんとか足を通せた。要するに、元の銅線を短くして、この細いのとハンダ付けしてやればこんな苦労はしなくてすんだわけね。
やっぱり、体の中にあるLEDにハンダ付けするのは無理っぽい。
一応試してはみたものの、やっぱりダメだった。
仕方なく、LEDを引っこ抜いたんだけど。青のLEDって、レジンで胸にくっつけてたんだよね。それを無理矢理引っぺがしたから、銅線のハンダ付けも取れちゃった。もう泣きたい。
ハンダ付けのやり直しは、比較的楽だったんだけどさ。なんせ慣れてるから。
問題は、青のLEDの接着し直しなんだよね。カラータイマーのカバーが付いた後だから、もうレジンで接着する手は使えない。
カバーが邪魔になって、下のレジンが固まらないから。
となると、あとは瞬着くらいしか選択肢がないんだけど。
これ、なかなかくっついてくれないんだよねぇ。あ~、ホント、自分の判断の鈍さが嫌になるよ。
瞬着で何回か試したけど、やっぱ接地面が小さいのと、ソフビとの相性なんかの問題で、ちっともくっついてくれない。
まいったなぁ。
しかも、なんか妙に青が暗いよね。もっと綺麗に光るはずなんだけど。やたらハンダも取れやすいし。
これは、最初に接着した時のレジンが変に残ってて、絶縁してるんじゃないの?
新しいLEDに交換したら、ちゃんと綺麗に光った。
残念ながら、前のはお役御免ね。
ここまでくると、いっそカラータイマー一旦外してやり直した方がいいような気がしてきた。
ニッパーでカラータイマーのカバーを切り取る。再利用できるよう、なるべく綺麗に。
よし、うまく外せた! あとは、胸の穴を埋めてる部分をくり抜いて、と。
再度、レジンでLEDを接着して穴を埋め、カバーを付け直して。
今日が晴天でよかったよ。
結局、LEDのハンダ付けから全部やり直した方が早かったね。
顔の中の電球色のLEDも位置を調整して顔面を接着し直して、と。
これで、ウルトラマン本体はできあがりね。
さて、次は、電源をどうするかね。
今考えてる方法は2つ。
① 太陽電池で光らせて、窓際メンバーに加える。
② 4月に百均で買ったリモコンライトを使う。
このライトは、リモコンでも本体でもオン・オフできて、しかもリモコンだと調光もできるというスグレ物。元々は別の用途で買ったんだけどあぶれちゃった可哀想なやつなんだよね。前に登場ポーズのウルトラマンで使ったフリップフロップ回路LEDライトの豪華版って感じ。こんなのが百均で売ってんだから、すごい時代だよね。300円だったけど。
百均で300円って、アイデンティティの危機な気がするけど、便利だから目を瞑っておこう。
実は、このリモコンライト、使い途をほかに2種類考えてた。
まずは。ストローホルダー。
ストローホルダーといっても、ペットボトルじゃなくて、直径8cmはあろうかっていうボトルの上にウルトラマンの上半身がのっかってて、背中の穴からストロー差し込むってやつ。
スペシウム光線のポーズなんで、ヒカルナルを組み込むつもりだったんだけど、同じポーズのソフビが手に入ったんで、ヒカルナルはそっちに組み込むことにして余っちゃったやつ。
こいつは、太陽電池を使うか、USBメモリにするかって考えてたやつ。
「ねぇねぇ天さん、このウルトラマン、太陽電池着けて窓際に置いてもいい?」
「リビングのウルトラマン全部撤去するなら」
「じゃあダメか」
ストローホルダー、場所取るからなぁ。窓際がダメならどうしようってことになる。
こいつだとリモコンライトを内蔵できるから、割と簡単に作れそうなんだよね。
もう1つの候補は、さっきも出たスペシウム光線ポーズのソフビ。こいつにはヒカルナルを組み込むことにしてるんだけど、その制御をリモコンライトでできないかってこと。
ヒカルナルは、タクタイルスイッチとフリップフロップ回路でオフ→青→赤点滅+音→オフと切り替えてるんだけど、リモコンライトでLEDが光る時の電流でスイッチを制御できれば、目とカラータイマーを連動させられるんだよね。
リモコンライトは、オンを何回押してもオンのままだから、これと連動させれば、オフ→目と青→目と赤点滅+音→目だけ→目と青→…となる。
オフボタンを押せば、目もカラータイマーも消えるから、何も問題なし。
これって、かなり理想的じゃない?
…なんて思ってたんだけど、結局それは叶わなかった。
なので、この登場ポーズのウルトラマンに使うことを検討してみる。
単に目とカラータイマーを光らせるだけだから、以前作ったでっかい登場ポーズのウルトラマンの時と同じような感じですむよね。
というわけで、早速やってみよう。
3つもLEDが付いてるのに1系統しか使わないのはもったいない気がするなぁ。足下光らせちゃおうかな…とも思ったけど、変な感じだからやっぱりなし。
ともかく別立てのLEDでどっちが+か調べて、ウルトラマンの銅線を当ててみる。…光らない。
別のLEDを当ててみる…光らない。
どゆこと?
色々調べていくと、出力的に電球色のLEDを光らせられないみたい。単四電池3本も使ってるのに? あ、今付いてるLED3個に出力取られてるのか。
試しにLEDを砕いてからウルトラマンの銅線を当ててみる。…光った!
ドーム部分に、銅線用の穴1つと、ネジ留め用の穴を片足1つずつ開ける。
銅線を通して、ネジで両足を留め、銅線を基板にハンダ付けする。
後は、ドーム部分をはめ込む。
登場ポーズウルトラマン(小)、完成で~す!!
登場ポーズのウルトラマンも、大分作ったわね♪