表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/268

1 桜の蜜

 これは、仲良くさせていただいている なななん 様のかっぽうでの「葉、もしくは木、もしくは樹木、からイメージを引き出して一場面書いてみよう!」というお題に投稿したものです。

 「梓、いい年して何やってんだ、早く降りてこいよ。怒られるぞ」


 天さんが下から文句言ってる。

 そんなに気にすることないのに。


 「だ~いじょうぶよぉ、落っこちるようなヘマしないから」


 「だから、そうじゃなくて、桜に登るなって言ってんだよ!」


 「枝折らなきゃ怒られやしないって。誰も見てないんだから。

  天さんもおいでよ」


 「登れるか!」


 「え~? 大丈夫だよ、天さんの体重くらいなら折れないよ。

  ほら、花もいっぱい咲いてるよ。取り放題だよ」


 「だから花を取るなって! 怒られるってば!」


 「嫌だなあ、あたし達がちょっとくらい吸っても減らないわよぉ。

  ほら、蜜、美味しいよ?」


 「だからだなぁ」


 「もう、しょうがないなぁ」


 あたしは仕方なく、木から降りた。

 天さんったら、生真面目なんだから。

 桜が咲いてたら、普通は蜜を吸うでしょう。あたしにとっては、子供の頃の思い出の味なんだけどなぁ。

 天さんが何か色々文句を言ってたけど、聞き流してたから、何を言われたか全然覚えてない。

 結論。桜の蜜は美味しいよ。


 「だから! 吸っちゃ駄目!」


 うるさいなぁ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ