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例え落ちこぼれと呼ばれても  作者: ごましお
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episode 1

唐突だが突然力を与えられたら君ならどうするだろう?


力といってもよくわからないだろう。

例えば君は人より能力が低いとしよう。勉強は中の下、運動神経もよくなくて顔も普通。いや、どちらかというと不細工。

学校生活ではいじめられてるとしよう。


君はこう思うはずだ。「なんで自分なんだろう。」

これはいじめの対象に対することでもあり、自分の能力の低さにも思うことであろう。


そんな生活を過ごしているとき、ある日突然君の目の前に拳銃が現れた。


君ならどうする?撃たなくてもかざすだけで牽制になり、いじめていた人たちは君のことをいじめなくなるだろう。法律があるから、人としての倫理があるから。こういうのは今無視していただきたい。


君は力に酔いしれるだろう。そんなことはない?それはないな。

今までの君への態度が正反対になるんだ。その感覚を知ってしまったらもう戻れない。


話を戻そう。突然力を与えられたら君ならどうする?

これは拳銃とかの話ではない。念じただけでモノが動く。手から火が出る。体が石のように固くなる。

そんな力だ。


2126年。世界は滅亡に瀕していた。数十年ほど前から世界各地で異常気象が発生するようになった。

詳しい原因は謎とされている。一部では文明が発展し過ぎた故に天から罰が下ったと言われている。


異常気象により作物は育たなくなり、世界的な食糧飢饉に陥った。

食料を求め戦争が起きた。世界は大混乱になった。


そんな時だった。ある一人の男性が突如としてその身を変化させたのである。

その男性は蜥蜴になった。しかも人間サイズである。

生命の危機に陥った人々は環境に適応するために様々な能力を手に入れたのであった。

のちの異能力である。


突如手に入れた力に人々は困惑したがすぐにそれを活用するようになった。

戦争がなくなることはなかったが力のおかげで人々は生活を取り戻すことができた。


2126年。新人類誕生の年である。

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