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転生【撲滅】委員会  作者: ノンアクティブ木下
エージェントAa004編
1/86

「意識の海にて」

 

「やあ。退屈していたんじゃないかな?喜んでくれ、新しい仕事だ。」


 ん、確かに退屈していたよ。

 それで、今回はどんな世界?


「今回、転生反応光が観測されたFd27528世界は、剣と魔法のいわゆるファンタジー世界だ。

 しかも珍しいことに、キミの器はFd27528世界では有数の上質な肉体として適応できそうだよ。

 どうだい、わくわくしないかい?」


 そりゃあいいね。悠々と、ファンタジーライフを満喫できそうだ。

 じゃ、続きを頼むよ。


「オーケー。まず、今回の予想滞在猶予期間は約100日間。

 この100日の間に転生者を排除することがキミの任務なわけだけど、残念なことに転生者が誰かは未だ特定できていない。」


 絞り込みはどの程度?

 容疑者が1000人を超えているような任務はもうこりごりなんだけど。


「今回は二人まで絞り込めているよ。ただし、いまさら言うことじゃあないかもしれないけれど、注意点もある。」


 個々の世界への歪な干渉を正すことが目的だから、決して転生者以外の人間を殺害・消滅させることのないように。

 ……確かに、いまさら言うことじゃあないね。


「うん。まあ、そういうこと。ほかに何か質問はある?」


 いや、今は大丈夫かな。大まかな流れさえわかればそれで。

 容疑者情報なんかの詳細は、また現地の肉体に添えておいてくれないかな。


「了解。それじゃ早速、いってらっしゃい。幸運を祈るよ、エージェントAa004。」


 ん。いってきます。


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