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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

日常に潜む

作者: 文房 群


 季節は真夏。猛暑の日々。

 台風は例年より出現が遅く、燦々と太陽の光が地上を焼く。


 海と陸を隔てるように存在する、銀色のシェルター。

 政府組織の紋が入った、太陽光によってギラギラと目に痛い光沢を放つ境界線を遠目に眺めていた青年は、止めていた足を再び動かす。

 蝉の声がひどく、煩かった。



「ただいま〜」



 目的地に着いた半袖短パンの青年は玄関に入ると、そうリビングの奥へ呼び掛けた。

 薄いビニール袋をぶら下げながら、機能性の良いサンダルを脱ぎ、素足を廊下につける。

 ひやりとしたフローリングの感覚。青年は首を傾げる。

 異様に、床が冷たい気がする。

 はて、どうしたものか。


 まぁ太陽に焼き殺されそうな外の世界を行ってきたのだ。これぐらいの冷たさは快楽に過ぎない。

 一瞬気にかかった床の冷たさを思考から完全に取り払い、「あ〜涼し」と口遊み廊下を歩いた。



「ただい…………ぅお、寒っ!?」



 廊下の突き当たりにある扉を開け、リビングに半身を滑り込ませた青年は、ぶるりと、半袖のシャツの中まで這い込んできた冷気に背中を震わせる。

 思わず冷房機を見遣った彼は、ごうごうと音を立てるこの夏の必需品に顰めた。



「うわぁミスった…………出る時消しときゃ良かった」



 しまった、と。庭から聞こえてくる蝉の声に負けす劣らず、激しく冷風を排出し存在感を主張をする冷房機に、片手で顔を覆う。

 買い物に出る際に消し忘れていたようだ。

 通りで家を出る時には温かった廊下が、ひんやりとしていたわけである。


 室内を冷やしきってしまっていた猛暑の友を消そうと、リモコンを手に取った青年は、リモコンの画面に表示された室内温度を見、「冷蔵庫じゃんかよ」と呟く。

 室温二十度。

 いくらこの夏が暑いと言えども、これは冷え過ぎである。


 しかし今、サウナの様に暑い外から帰ってきた青年としては、天からの恵みに等しい冷風を切るのは少々憚れた。

 そのため冷房を切るのではなく、設定温度を二十六度に変える事にした青年は、手にしたリモコンを操作する。


 ――――これでよし、と。

 数回リモコンのボタンを押した青年はキッチンカウンターにリモコンを置くと、手に提げていたコンビニの袋を開けながら、鼻唄混じりにキッチンへと向かう。



「アイスアイス〜っ、と…………」



 がさがさと、薄いビニールの中からまず取り出したのた、道中の暑さに耐えかねて買ってしまった棒付きアイス。

 買う時には細かい氷が付いていたアイス

の袋を歯で咥えながら、買ってきた食糧を冷蔵庫に詰めていった青年は、空になった袋を丸めてゴミ袋へ。

 咥えていたアイスの袋を摘み上げると、端の切れ目をぺりっと破り、中のアイスを取り出す。

 帰り道に我慢出来ず食べたしまった物と同じ種類のアイスであったが、こちらは少し溶けていた。

 てらてらと光るスイカの形をしたアイスを口に放り込んだ青年は、じわりと口腔内に広がるアイスの甘さと歯肉を凍らせるような冷たさに、あ〜生き返る、と。

 緩く頬を歪ませながら、テレビの電源を入れる。


 音も無く点灯した四十インチの薄型テレビには、ニュースバラエティ番組が映った。

 毎週この時間になるとその週にあった報道の中から話題性の高いニュースについて取り上げ、その話題について出演者がそれぞれの意見を出し、話し合うという番組だ。

 毎回そこそこの視聴率を弾き出しているというこの番組では、普段は品行方正で通っているタレントの過激な発言や出演者同士の人間関係が見え隠れするため、わりと気に入っている青年は、ソファーに体を預けながらテレビに意識を向ける。

 今回の話題は、他県で頻発する放火事件と、軍事費用に傾倒していく国家予算についてであるようだ。


 既に放火事件については一通りの議論は終わっていたらしい。

 番組の内容は二つ目の話題、軍事に傾く国家予算へと移っていた。

 番組司会者によるこの話題に関する一通りの解説を聞きながら、溶けていくアイスに舌を這わせる青年は「政治なんて分かんねぇけどよ〜」と、先にソファーに座っていた少女に話しかける。



「国民の税金はちゃぁんと、俺らのために使って欲しいよな」

「…………………………」



 残念な事に、年頃である少女からの返事は無い。

 だが基本他人にちょっかいを出すのが好きであるどうにも青年はしばらくの間、返事の無い少女に「やっぱ政治は終わってる」「それより税金減らしてくれ」なともという、独り言にも似た言葉を投げかけながら、段々とヒートアップしていく番組内の議論に耳を傾ける。


 ――――と。



「ぅおっ!?」



 唐突に《ビビビコーンッ、ビビビコーンッ》――――という、甲高い警鐘がテレビから放たれ、静かなリビングに高音のサイレンが鳴り響いた。

 耳にこびりつくような、耳鳴りを誘う不快な音。

 何があったのかと、警鐘と同時にテレビ画面上部に表示された緊急速報のテロップを目で追う青年は、次の瞬間表示された文字を読み「あ〜…………」と思わず嘆息を零した。



「また怪獣かよ…………」



 ――――怪獣。

 一世紀半前までは空想だと言われていた、生命体。


 最近ホント多いよな〜、と他人事のように流れるテロップを眺める青年は、見え始めたアイスの棒に歯を立てた。

 慣れれば警鐘もただ耳障りな雑音でしかなく、口の中でアイスを溶かしながら、繰り返し鳴らされる警鐘を聞き流す。

 テレビ上部分に表示されたテロップでは、自分がいる県よりかなり遠い地域に怪獣が出現したようだ。

 自分のいない場所で大災害が降り掛かっている様子を想像する青年は、



「この国はどうなっちまうのかね〜…………」



 と、薄っぺらい言葉を唱えた。

 テレビ画面からは目を背けないまま。




 ――――“奴ら”は突然、現れた。


 世界中で当時に出現した、巨人生物。

 ある個体は海から現れ、あるものは空から降り立ち、ある生物は火山からその姿を現した。

 それらは地球上に存在しないはずの、生命体だった。


 人類文明の象徴でもある鉄筋コンクリートのビルを優に越す巨体を誇る“奴ら”。

 例えば北米で、英国で、西洋で、北欧で、北国で次から次へと発見されは“奴ら”は、その巨大な身体以外に共通するものが無く、人々を大いに混乱させた。


 紀元前に存在していた生物に似た形をしていたものがいた。

 空想上の生物でしかなかった幻想の生物がいた。

 地球に存在する生物を掛け合わせたような合成獣がいた。


 千差万別の形態と特徴を持つその生命体。

 しかしただ一つ、人類と比べ物にならない巨体を誇る“奴ら”に共通する身体的特徴から、極東の国にある映画シリーズになぞられ、国連よりこう名付けられた。



 “怪獣”、と。



 以来、怪獣と呼ばれるようになったそれら巨大生命体は、人々の前に出現するや想像を絶する猛威を振るった。

 土地を荒らし、都市を破壊し、あらゆる国家としての機能を壊滅にまで追い込んだ。


 文明を脅かす生物。

 言葉など通じるはずもなく、本能のみで破壊の限りを尽くす怪獣に対し、人類はあらゆる手段で対抗した。

 最先端の太陽光兵器。脳細胞を破壊する超音波。体内の電気信号に異常をきたす電磁波。そして遺伝子を狂わせる核兵器――――だが。

 しかし、人類の築いたありとあらゆる文明は、原始的かつ強大な力を振るう怪獣の前に敗北した。

 最早人類の絶滅は秒刻みとなり、人々は絶望に明け暮れ、ただ神に祈りを捧げながら絶滅を待つのみとなった。


 人類の時代に終わりが訪れると思われた、その時だった。


 ある国で核兵器ですら倒せなかった怪獣を倒した者が現れた。



 その人物は科学者でもなく、軍人でもない。

 ましてや神から遣わされた者、などでもなかった。

 彼はただの人間で。

 ただの、十四歳の少年だった。


 だが彼は人類の誰もが成し遂げられなかった事を、成し遂げた。

 怪獣を倒し、一夜にして英雄となった。


 その少年は後に世界中である素質を持つ少年少女達を率いる先導者となり、やがて人類に希望を与える存在となる。

 後世にて『人類の希望』と言われるようになる、対怪獣戦において唯一有力なその者達は、やがて少年に与えられた栄誉から、こう呼ばれるようになる。



 “怪獣使い”――――と。



 怪獣が現れて百四十年。

 怪獣使いが現れ、人類の反撃が始まり百二十年。

 一度壊滅状態にまで陥った人類であったが、現在ではシェルターと呼ばれる安全区域の中で、怪獣が現れた頃と変わらぬ不自由のない生活を送っている。

 激減した人類人口も回復傾向にあり、食糧問題も科学の進歩により賄えるようになった。

 そして怪獣はというと――――



「あ。さっきのヤツ、もう怪獣使いに倒されたんだ」



 番組終盤で流れた速報。

 表示されたテロップに視線をやった青年は、冷蔵庫からもう一本アイスを取り出していた。



「呆気ねぇな〜」



 ガリッ、と。

 チョコチップで種を表現したという氷菓に歯を立てる青年。

 怪獣が討伐された報せなど頭の中から既に消去した彼は、番組の終わりになって話題に出てきた怪獣使いについて、それぞれ意見を並べるタレントに意識を向けていた。


 かつて出現する度に人類の脅威となっていた怪獣だったが、怪獣使いが世界中に現れてからというものの、怪獣に対する脅威や恐怖は人々の中から消えていった。

 今では怪獣の存在は台風と同義となり、怪獣が出没し討伐されるその一連の流れは当たり前の日常となっていた。

 怪獣は日常の中に埋もれていった。



 青年が観ている中で、タレント達の論争は激しくなっていく。

 テレビ画面には最近売れだしてきた芸人の言葉を遮り、口を挟んだ壮年の俳優にカメラのピントが向けられ、「ああこのタレント、かなり毒舌なんだよな〜」と、青年が最近気に入っている壮年の彼に期待の眼差しを向けていれば、テレビの中で険しい顔をしていたその俳優はいかにも不愉快そうに口を開く。



『そもそも何でこれだけ軍事に国民の税金を使っていながら、一番危険な場所に年端もいかない子どもを行かせるのかが問題だと思うね。もうこれはね、周りの感覚がおかしいとしか思えないよ』

『じゃあアンタは核兵器も効かない怪獣に何が出来るっていうんだ!』

『シェルターの中で怯えて過ごしてろっていうのか?』

『確かに子ども達は可哀想ですけど、人類が生き残るためには必要なんです』

『人類の希望なんだから、それなりには頑張ってもらわないとね』

『我々大人達に出来るのは、怪獣使い達にせめてもの支援と、安全を提供する事だけだ』

『そもそも安全な場所なんてどこにもないだろ?』


「うわぁ〜…………荒れてる荒れてる」



 俳優の発言に対し次々と出演者達が反論を述べ、自らの意見を主張していく。

 論争は更に激化し、とうとう椅子が飛び交い始めた番組スタジオ。

 番組スタッフまで殴り合いに発展しそうな出演者を止めに入るという状況を「面白いな〜」と、視聴する青年は、何よりも。

 殴り合いにまで発展するほど言い争う大人達の様子が、馬鹿馬鹿しくて仕方が無い青年は、タレント達の争いの元となっている怪獣使いについて、画面の先にいる大人達へ自分の考えを口にする。



「いや〜…………俺からすれば、どいつもこいつも『成る様に成った』から、怪獣使いだのタレントになっただけなのに」



 誰にも届かない独り言。

 アイスの無くなった木の棒に、歯を突き立てる青年は嗤う。



「全く、どいつもこいつも馬鹿だなぁ」



 そう、嘲笑う。




 騒乱が収まらないまま番組は終わった。

 最新のニュース報道が始まったところで、そろそろ夕食の準備を始めようと考える青年はソファーから立つ。

 コンビニで買ってきた惣菜を温めよう――――そう考えていた彼は、不意にとあるニュースを耳にした。


 通り魔事件があったのだという。


 被害者は偶然加害者の近くを通り過ぎた女子高生。

 友人との下校途中、近付いてきた男性に腹部を刺され、現在病院にて療養中なのだと。

 女子高生の命に別状はなく、犯人は現場から十キロ離れた場所で善良的な一般市民によって捕らえられ、今は取り調べを受けている――――そのようなニュースを目にした青年は、不安と嫌悪を顔に浮かべながら、冷房のリモコンを手に取る。



「世の中物騒だな〜」



 そう呟きながら、そろそろ暑くなってきたからと冷房機の設定温度を下げた青年はソファーへリモコンを放った。

 赤いソファーの上にリモコンが落ちるのを視認した彼は、キッチンカウンターの上に置かれていた芳香剤に混じる異臭に眉間を寄せながら、壁に掛けられているカレンダーへ目をやる。

 日付を数え、「そろそろ潮時かな」と判断した彼は、今晩近くのホームセンターで着火剤と食用油を買ってくる事を決めた。


 ――――今晩は涼しいらしいし、移動するにはもってこいかな。


 そうと決まれば、この夕飯はこの家で摂る最後の晩餐だ。

 動かすのが面倒臭くて放置していたが、最後ぐらいは一家全員で食事を摂った方が楽しいだろう――――と。


 これまでの青年からすればかなり良心的にそう思い立った彼は、冷蔵庫の脇に掛かってきた女性物のエプロンを身に着け、洗面台の下にある棚からゴム手袋を取り出した。

 主に掃除に使われる厚いゴムのそれを両腕に装着した青年は、「よし」と気合いを入れながら、ソファーに座る少女の前に跪く。

 項垂れる少女の顔を見上げた青年は、少女の顔に目線を合わせて微笑んだ。



「それじゃあ、ご飯にしようか」



 それから、思い出した様に。



「あ、そうだね。頭も付けてあげないとね」



 膝の上にある少女の頭にそう話しかけた青年は、初めて持った時よりも随分と軽くなった頭部をソファーの傍らに置くと、首の無い胴体の両脇に腕を通し、身体の移動を開始した。


 ――――そうして頭のない少女を椅子に座らせ、針と糸で首を繋げた青年は、頭部の半分が剥き出しになった父と、胸の中が空洞になった母と共に食卓を囲み、将来の目標について話す。



「俺さ、やっと決めたんだけとさ――――そろそろ友達を作ろうと思う」



 うん。やっぱ一人は寂しいし、友達作るよ――――腐臭の中で真剣に語る青年は、数時間後には灰にする名も知らぬ家族と共に談笑し、ニュースから流れてくる怪獣出現の速報にへらりと軽薄な笑みを浮かべた。



「やっぱり、最近ホント物騒になったよね〜」



 ――――こうして今日も死体の中で穏やかに過ごす青年は、これから半年後にテレビの向こうでしか知らなかった怪獣使いの少年少女と関わりを持つようになるのだが。

 そんな事など、無論知るはずのない青年は理想の友人像について語っていた。



「俺さ、やっぱ背中で語る様なカッコいいヤツ友達に欲しいわ。それからタフで面白いヤツ」




 ――――青年が嬉々として語った二ヶ月後。

 忍び込んだとある家にて、彼は殺せない少年と出逢い、面白半分で友人にした挙句引き摺り回す事になるのだが――――

 そんな事など、青年の現在地より二県隣に住む、後に連続殺人鬼によってあちこち引き摺り回される無口な少年が知るはずもなかった。



「………………………………うん」



 逃げるか、と。

 偶々父の出張先に重要書類を届けに行ったところ、怪獣に遭遇した無口な少年が、知るはずもなかった。




△あとがき△


最近Twitterや叔父の友人から聞いて、現在上映中の『シン・ゴ〇ラ』面白そうだなぁと思いまして。

他にも「夏は?」「ポ〇モン!」だとかフィルムGOLDだとかペットとかバイオとかド〇ーとか他にもこの夏観に行きたいものが有りますが、残念ながら遠出しなければ映画館が無いような田舎に現在避暑しに来てまして。

しかも近くにレンタルビデオ屋も無く、そもそもDVD再生する機械もなく「何をすれば良いんだろうか?」と刺身とか豆腐とか食べている間に体重増加しながらオリンピック観てる、この現状を打破したいというかゴ〇ラ観てぇという願望を形にした結果がこれです。


 衝撃の三日クオリティ。

 ちなみに全世界で出没する巨大生命体を“怪獣”と呼ぶ作品に『パシフィック・リム』という洋画が有りますが、無論全く関係有りません。

物々しい怪獣のデザインとか無骨な巨大ロボが砕かれながら戦うシーンと迫力あり過ぎて一人ペットボトルのお茶を零しましたが、全く関係有りません。ただし、ロボ系好きなら観るべきです。



それはさておき。

今回の話はこれまで登場した空想学園シリーズや魅魍魎島とは全く別物になっています。

頭の中では怪獣使い達による命懸けのバトルが繰り広げられ、やがて明らかになる怪獣を生み出す黒幕の正体や、黒幕の目的、誰が死んで誰が生き残るなどとまで大まかなストーリーは組み立てて有りますが、まあ書く予定は有りません。

この話に出てくる、普通の人々の生活に紛れてる異常者である青年は、怪獣使い達の物語の中で重要なキーパーソンとなる人物の友人だったりしますが、書く余裕がありません。

『青天の彼岸花』書くのが楽し――――精一杯です。

続編出すつもりはありません。


なので暇潰しに少し読んでいただければと思います。

カップラーメンでも作っている間にでも。



最終的に今回の話を通して一番伝えたかったのは、「あなたの近くにもありますよ」という事です。

例えば幽霊、呪い、虐待、サイコパス――――などなど。

実はそんなものは案外、知らない内に近くにあるものですよ――――ということです。

たとえばあなたの後ろに――――とか。


そんなホラーチックなあとがきですが、今回はこの辺りで締め括らせていただきます。


最後に。

この短編を見つけてくださった方々へ。

ご閲覧ありがとうございました!!

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