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この謎多き異世界で  作者: いくよ
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9.初戦

依頼書を受付に渡したのはいいが、遠いい所まで行かなければならない。まぁ、ここまではよしとしよう。

主人公に相棒は二人とも離反戦、どういう戦略を立てるのか。


この話以降戦闘シーンありまくりです。

 赤竜(せきりゅう)を求めて歩くこと何時間歩いたのだろう。なぜ市内の仕事を選ばなかったんだと、サーモンを恨みたくなる。


 山に入り、遭難しないために目印になる粉を撒きながら歩く。

 雨が降れば粉は消えるかもしれないが。降水確率は低いだろう。0とは言い切れないのだから。


 険しい道を進んでいくと、茸がたくさん生えている。見てて気味が悪くなる。

 土の臭いもして、少々臭いが、これはまだ我慢できる方。


「カイザついて来れてる?」

「うん」

「よかったー。お前取り残されそうで」

「うるせぇ」


 確かにサーモンより体力少ないかもしれないけど、周りに誰もいないから残される心配はないと思うが。


「カイザ」

「何」

「俺達2人とも離反だからさ、誰かに任せようとかできないからね」

「あっ…」


 また余計な事言うのかと思ったが違った。


 確かに、接近者がいれば敵の隙くらい見せられるのだろうけど、遠距離となるとお互い敵に集中して囮も何もいなくなる。

 サーモンが言ってた、俺を囮にする作戦。あれは俺が強くなってからじゃないと実行できないだろうから却下されるだろう。

 逆にサーモンが囮になれば、初心者の俺は敵に矢を当てることすらできずにサーモンを殺してしまう。


「竜ちゃん見付けたら、息を殺して、気付かれないうちに撃っておきたい。アンダスタンド?」

「お、オーケー」


 英語で言ってきたので英語で返した。


 気付かれないうちって、もしも外したらどうするのだろうか。

 ここは、ハンターの資格を持ってるサーモンに任せる他ない。


「頂上まであと少しかな」

「長いわ…」


 長いわって言ったけど、このまま敵と遭遇したくもなかった。

 

 しばらく無言のまま、葉が踏まれる音を聞きながら歩く。


「カイザしゃがみながら歩け」

「ういっす」


 とうとう頂上まで着いたみたいだ。

 ものすごい緊張が走る。


「落ち着け、な?」


 サーモンは俺の緊張を解こうとしてくれてるのか、肩を軽くポンポンと叩く。


「ありがとう」


 サーモンの合図で前へ進む。頂上へ行くにつれて、木の本数も少なくなり、隠れる場所が限られていた。


 隠れられそうな木はあるのだが、そこへ隠れるとするとサーモンと離れてしまう。

 それでも、


「カイザ、お前も見付けたと思うけどさ、あそこの太い木に隠れてくれないかな」

「....了解」


 やはり隠れることになる。


「合図はこれで知らせる」


 サーモンは、手を上げて合図をするみたいだ。


 俺は定位置につくと、改めて赤竜を見る。かなりでかいと思うのだが。赤ちゃんだからって(あなど)れない。

 これは1発では死ななさそうだがどうだろう。サーモンなら倒せるのか。


 サーモンが合図を出してきた。

 射たないと。


 俺はできる限り照準を合わせる。敵の胴体はでかいので、かならずは当たりそうな予感がするのだが。

 サーモンがスナイパーで撃った直後に、俺も矢を放つ。


 サーモンの弾は敵の頭にヒットし、俺の矢は胸を刺した。


 生憎(あいにく)死ななかった。俺とサーモンはもう1度急いで構え、迫ってくる敵に怯えながらも俺は矢を放ち、腹部を刺す。

 サーモンの撃った弾は敵の目に丁度当たり、目くらましになった。


「ナイス!」と俺が言い、「サンキュー」とサーモンは言いながら敵に近付いて行った。


「危なくない!?」

「大丈夫大丈夫」


 サーモンはスナイパーを置いていき、ショットガンを取り出す。

 銃口を左胸辺りに当て、撃つ。血が容赦なく飛び出してくるが、お構いなしに限界まで撃ちまくった。


 その後、サーモンは急いで元の位置へ戻り、敵の様子を見つつスナイパーを構える。


 しばらく待っても動こうとしない巨体。これは殺ったのか?


「サーモン、あいつ…」

「死んだのかな。ちょい安心できないけど…」


 サーモンは試しに1発撃ってみた。びくりともしないので、死んだのだろう。


「ふぃ~、一見落着!」

「お疲れ。あの死体どうすんの?」

「焼くよ」

「この場で!?」

「うん」

「山火事にならない!?」

「大丈夫っしょ」


 お前の気軽さが命取りになりそうだな、おい。


 サーモンは自前のマッチ数本取り出し、火を点けた。まずは2本死体へ放り込み、続けてまた2本を放り込んだ。

 徐々に焼けていくのがわかる。


「ご愁傷様でしたー。カイザ、帰ろう」

「これ放置?」

「そだね、もう用はないし」

「俺すごい火事になりそうで怖いんだけど」

「気にするな。ならないから」

「お前、もし火事になったら覚えておけよ」

「うぃーっす」


 それから、撒いてきた粉を目印に戻る。

 受託所へ向かい、仕事を達成したことを告げに行くと報酬を貰った。5万円は貰った。

 初期レベルでこれなら、ベテラン粋までいくとどんだけの大金を得ることができるのか。少し楽しみだ。


 受託所を出て、家まで交通機関を使って帰る。


 家に着く頃には俺らはヘトヘト。すごい疲れていた。

 今思えば、昼飯を食べられていなかった。…が、今は食べる気にもなれないので、夜に回すことに。


 俺は眠くなりうとうとしてると、いつの間にか寝てしまっていた。

前回の話のタイトルはやらかしたとおもいましたね

何が赤魚だオイ。赤魚=サーモンね


ほんっとうにあらすじわからぬ

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