真っ黒い穴
初めて書いたので、下手くそかもしれませんが、よろしくお願いします
2012年 12月07日
‐東京‐
「あーあぁ…やっと冬休みで、happy?って感じだったのに…なぁんで、期末テストで赤点とっちゃうかなぁ…もぅ…ヤダァ!!」
「しょうがないよ、萌。単位足りないし赤点とっちゃうし」
「だって…いいよねぇ…綾女は頭が良くて」
私の名前は、
羽山 萌
高校2年生
勉強が大っ嫌いで
勉強してなくて
その結果がこれ
数学12点 世界史10点 理科9点
最悪
ここから
私の物語りは
始まった―…
いつもと変わらない道
いつもと変わらない人達
いつもと変わらない朝
だけど
何かが違う
違和感がある
私は歩道橋の階段を登りふと
歩道橋の真ん中をみた
「え…?」
―何…これ??あ…穴??
歩道橋の真ん中には
真っ黒い穴が空いていた
―おかしいよ
なんで誰も気が付かないの??
すると
後ろから歩道橋を
駆け上がって
サラリーマンが来た
「あっあの」
「何か?急いでんだけど」
「あ…えと…その、なんでもありません!!」
「?」
サラリーマンは
走り出した
サラリーマンは
穴の上を走った
―え??
「穴に…落ちな…い??」
私はサラリーマンが
去った後に
穴を見つめた
ヒュウ…
微かに風が吹いてる
「風??」
「石を投げて…みる??」
ポイッ
カツーン
穴の上を石が
跳ねた
「??」
―いたずら書きなのかな?
手を添えてみた
ヒヤッ
―冷たい
「あっ!ヤバい!遅刻しちゃうよ」
―さっきの人が
大丈夫だったんだもん
大丈夫…だよね
私は穴の上を片足で
ふみだしてみた
トン
大丈夫じゃん
両足をのせ
走り出そうとした瞬間
ガクン
―まっていたのだ
「え?」
―ずっとまっていたのだ
「きゃぁぁあぁ」
わたしは穴に
お ち た―……
―参られよ
汝が望むもの…
…誰?
―我は
…み…なり
聞こえないっ
―我は…
彪み人なり――
あやみ…びと???
―お前は
えら…の…だ
え???
…ばれ…し…者…
我…に…力……
…かし…
なに??聞こえないよ
…やく
…く…のだ
早く…くる…の…だ
何処に…??
まだ…そ…時では…な
―この言葉を
汝に…託す
彪み人なりしもの
全てを消し去る
覚悟があるのならば
我に誓え
ティラヒァイジャ…ガ…
ドスン!
「きゃぁ!!」
「いったぁい」
私は地面の上に落ちた
「ここ…どこ」
一面
砂漠
なんにもない
ただの
焼け野原
「…まぁ人は居るよね」
わたしは
歩き出した
―結構歩いたな
日も暮れてきたし
しばらく歩くと
灯が見えてきた
「街?!」
私は走り
街へと急いだ
―まずは
ここは何処か
聞かなきゃね
「へ??」
私は目を疑った
「何…これ」
そこはまるで
昔の
教科書に載っている様な町並みだった
そう
江戸の様な町並み
「なんや!!あいつ」
一人の男が
こっちを向き叫んだ
「ほんまや、なんや?あの服…何処のもんや」
―わ…私??
―たしかに
皆着物だし
私は制服…
すると
役人の様な人が来た
「お前何処の奴だ」
―こ…この雰囲気
ヤバくない??
「あ…あの、此処って
何処ですか??」
「なんだ貴様、此処は、勇間来町だ」
―ゆうまらいちょう??
「えと…」
―どうしよ…
「何処からきた??」
―うぁ…どうしよ
ぅう…
あっ!!!!
「あの…私、何も覚えてないんです…名前しか、思い出せなくて…」
「記憶喪失…か」
「よく…分かんないんですけど」
「気の毒だな」
―おっ
上手くいった
「なんて…いうかと思ったか!!」
「へ?」
「逮捕する」
「っつ…」
―逃げろ!!!
私は全速力ではしった
「なんでこんな目にあうの〜!?」
たたたたたた
ハアッハッ…ハアッハァ
―ヤッベ
疲れた…
限界かも
しばらく走って
限界が近付いていた
「御用だ!御用だぁ!待てぇ!!」
―てかしつこいし!!!
「もう……む…りぃ!!」
すると目の前に小さな
店を見つけた
―入っちゃえ
「何処にいったぁ?!探せ!!」
「どうしよ」
「おい」
―ビクッ
「てめぇ、人の店で何してんだよ?!」
へ…??
私の妄想を小説にしてみました(藁