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第六章





 次の日の夕方。三滝橋のアーチを見あげる形になる周囲の道は、ジョギングやウォーキングのコースとしてよく町民が利用している。徹底的に整備された道は硬くて足に負担をかけるかもしれないが、見通しがよくて明るいため、安全面では合格だろう。一定の間隔でベンチが置かれているが、そこに二人のネコと少し離れて制服姿のあかねが座っている。


「なるほどねェ。そっちの台所事情は結構厳しいってことかい」

「ふがいなさに歯噛みする思いなのですが、おっしゃる通りです」

「けれども、そんなことをあっさり敵方のあたしに教えるってことは――――」


 おフユが語る内部事情に、おキヌはにやりと笑う。


「前門の虎後門の狼、って状況でも、街角組合と充分渡り合えるってことかい」

「ご想像にお任せしましょう」


 親分の妻らしく、どちらも腹に一物あってもそれを臭わせるだけで、はっきりと口にしないことに長けている。とは言っても、二人とも腹の探り合いをしに来たのではない。あかねが設けたこの場は、そういう権謀はなしということになっている。それに二人とも応じたのだから、いつまでも出方をうかがうのは無意味だ。


「それにしても、ご懐妊おめでとうございます。元気な子が生まれることを祈っておりますね」


 互いの組合の事情を探るのを止め、まずはおフユの方がおキヌの懐妊を祝う。


「ああ。長い間二人とも子どもが欲しかったんだが、やっとその願いが叶えられそうだねェ。こんな状況じゃなければ、もっと喜べたんだが」


 そっと着物の帯越しにお腹を撫でるおキヌだが、まだ傍目には妊娠しているようには見えない。けれども、おキヌの普段の気っ風の良さは鳴りをひそめ、その目には慈しみさえ浮かんでいる。姐御という語がぴったり当てはまるおキヌだが、彼女もやはり一人の女性であり、母であることがよく分かる仕草だった。


「その子のためにも、こんな馬鹿げた争いはいい加減終わらせたいものです」


 かすかに声に羨ましげなものを滲ませつつ、おフユは言葉を続ける。


「同感だよ。亭主と子分たちは怪気炎を上げてやる気満々だろうけど、残されて家を守っている女房娘たちはほとほと迷惑しているさ。町のあちこちにバリケードを築いて見張りを回らせているなんて、無駄もいいところだねェ。よそ様に迷惑はかかるし、見張りに人員を回すから人手が不足しているし、いいことなんて一つもないさ」

「ええ。こちらは抜ケ道をねじ曲げて迷路にして守りを固めていますが、抜ケ道を無理矢理そんな形にしているのですから、人手はいりますし何も知らない方は道に迷われてしまいます。百害あって一利なしとはこのことかと」


 おフユの言葉に、おキヌも心底呆れ果てた様子で肩をすくめた。


「皮肉だねェ。二つの組合のトップがお互い一歩も譲らないってのに、その女房二人は争い事など真っ平御免だってことに一も二もなく同意してしまうんだから」

「ええ。ですが、これ以上口が軽くなるのは少々軽率ですね」


 同意しつつも、おフユは意味深な沈黙をする。


「秘密までばらしそうになる、ってことかい?」

「いえ。主人の愚痴になってしまいそうなので」


 おフユなりのユーモアだったのか、おキヌは歯を見せて笑う。


「はははッ。確かに。聞いていてあまり気持ちのいいもんじゃないな」


 と、そこで笑顔から一転して真面目な顔になり、おキヌはおフユに顔を近づける。


「だがね。今でこそうちの亭主は威張りくさったところもあるけれど、昔はそうじゃなかったんだよ。若い頃は、間違っていることだったら自分より上の兄貴分にだって一歩も譲らないし、逆に弟分の失敗は自分がかぶるなんて、男気を見せることもあったんだ」


 突然始まった惚気のろけに、何食わぬ顔でおフユも応戦する。


「あら、でしたら私の主人もそうですよ。今でこそ、見栄と虚勢を張ってばかりですが、昔はおおざっぱのようでいて、弱い方たちにも気配りのきくいい人でした。よく子どもたちの遊び相手にもなってくれていたんですよ」


 二人とも争いという点ではカゲフサとマサツナの意地の張り合いに辟易しているが、だからといって軽蔑はしていないようだ。


「そういうところまで一致するんだねェ」


 おキヌはため息をつく。


「ええ。何しろ、マサツナもそちらのご主人も、同じ親分の下で切磋琢磨していた兄弟でしたから」

「本当は、二人そろってマサムネさんの一番弟子。マサムネ配下の阿吽兄弟って名前で音に聞こえたいい二人組だったんだがねェ。今じゃあ自分が一番弟子だって主張してばっかり。まったく、男はどうして成り上がると途端に大口を叩くようになるんだか」

「それは私のところも同じですよ。そもそも、二人とも最初は野良猫としてあちこちをさ迷っていて、ここで行き倒れになっていたところをマサムネ様に拾っていただけた身なのに、随分と偉くなったものです」

「飯炊きに使いっ走りに子守に掃除。一緒になってマサムネさんの下で働いていた頃は、どちらが上でどちらが下かなんて考えもしなかったんだろうけどね」

「自分の組合を持ち、子分を大勢率いるとネコも変わるということですね」


 化外は生まれつき化外として誕生する場合と、既存の生物が何かの拍子に化外に転じる場合の二種類がある。カゲフサとマサツナは後者らしい。傲慢な組合の親分も、元はただの野良猫である。


「そうそう。確かあちこちのネコをいじめていた野良犬を協力してやっつけたって話も昔はよくしていたよ。あんたのところと喧嘩するようになってからはさっぱりだけど」

「ええ。私も話の筋をほぼ覚えてしまうくらいに何度も聞きました。自分が囮になって野良犬の注意を引きつけている間に、カゲフサさんがその耳に噛み付いたとか」


 おフユがそう言うと、きょとんとした顔でおキヌは言い返す。


「あれ? こっちじゃ逆だぞ。うちの人が囮になって、マサツナがそのイヌの鼻っ柱を引っ掻いてやったって言ってたんだが?」

「どちらが本当でしょうか?」

「さあ。案外当人も忘れているんじゃないのか? 記憶ってのは簡単に脚色できるからねェ」


 これがカゲフサとマサツナの会話だったならば、二人はどちらが囮になったのか、どちらがイヌに攻撃したのかをむきになって主張し続け、白黒はっきりつけるまで一歩も譲らなかったことだろう。生憎と、当人でないおキヌもおフユも細かいことには一切頓着しないようだ。

 一通り話し終えると、おキヌは少し離れた場所に座っているあかねに声をかけた。


「守役さん、今日はこんな場を設けてくれて感謝するよ」

「あ、はい。それはよかったです」


 しばらくぼんやりと話を聞いていたあかねは、自分の方に話が振られてようやく反応する。ちょうど日当たりもよく、川風も心地よくて少しうとうとしていたのだ。


「組合同士の争いで町は混乱しておりますが、私たちとしては一刻も早く事態を収めたいと思っていること、分かっていただけたでしょうか」

「もちろんですよ。私だってできるだけのことはしたいです。だって仮とはいえ私は守役ですから」


 何とか体裁を取り繕って、守役として模範的な答えをするあかねだが、おキヌはむしろ苦い顔をする。


「とは言えど、さて、実際に何ができるかねェ」

「道理を説いても聞く耳を持ちそうにないですからね。何度も忠言しましたが、これは男と男の意地のぶつかり合いだと言って耳を貸そうともしません」

「そりゃこっちも同じさ。自分があんな野良猫に負けるはずがない、の一点張りだよ」


 いかんせん、ここでいくら三人が街角組合と駅前組合の争いの早期決着に合意していても、肝心の組合の親分であるカゲフサとマサツナにまったくその気がないのだ。いくらあかねの返答が聞こえのよいものでも、何の力添えにもならない。二人とも見栄っ張りのため、意地でも合意はしないだろう。男と男の意地の張り合いが聞いて呆れる。

 三人が顔を見合わせてため息をついた時だ。


「た、たたたた大変ニャー! 大変ニャー! メーデーニャー!」


 橋を大急ぎで渡って、一匹のネコがこちらに向かって駆けてきた。余程急いでいるらしい。普通化外のネコは二本足で立って歩くが、今そのネコは四本足で普通のネコのように息せき切って走ってくる。


「おや、どうしたんだい、タケマル」


 おキヌがその名前を呼ぶ。タケマルと呼ばれたネコはおキヌの足元にまで一目散に転がり込んでくると、両手を広げて大声で叫ぶ。


「お、親分さんのところに、駅前組合の親分が! が! が!」


 あまりにも急いでいて息が切れているのと、自分の知らせに驚いているのとで、タケマルはその次の言葉が出てこない。

 それでも、懸命に息を整えて、尻尾をブンブンとでたらめに振り回し、何とか自分で自分を落ち着けてから、タケマルは両足をふんばって叫んだ。


「子分を引き連れて殴り込んできたニャ! ついに大喧嘩ニャー!」


 その言葉は、三人をいっせいに硬直させるのに充分すぎるものだった。解除方法を考えあぐねていた爆弾が、ついに爆発してしまったのだ。



 ◆◇◆◇◆◇



 お寺の前の抜ケ道をくぐり抜けて、カゲフサの屋敷にたどり着いたあかねたちを出迎えたのは、道にも玄関にも、中庭にも点々と倒れたままぴくりとも動かないネコたちだった。どのネコたちも尻尾をだらんと地面につけ、ニャーニャーという普段はよく聞こえる騒がしい鳴き声を一匹も発していない。

 ここに来るまでに、あちこちのバリケードが壊されていた。地面には半分燃えて効力をなくした札が落ちていたのを、何度か目にしてきた。まさか駅前組合がこんな暴挙に及ぶなんて、あかねは考えもしなかった。あかねの頭の中に、マサツナの人なつっこそうな顔が思い浮かぶ。その彼が、あの顔のままこんな惨状を作ったのだろうか。

 あかねが一匹一匹倒れているネコたちを見ていると、見知った毛色を見つけた。あの背中のブチの模様は見間違えようもない。ハンゾーだ。やはりハンゾーも他のネコたちと同じく庭の芝生に突っ伏したまま、尻尾さえも動かさない。


「ハンゾー君、大丈夫!」


 あかねは駆けよった。大怪我をしているんだったらと思うと、胸がぎゅっと苦しくなる。


「……大丈夫じゃないニャ」


 あかねが近づいてきたことに気づいたのか、ハンゾーは弱々しく顔を上げる。幸い耳にも鼻にも口元にも、ヒゲにも怪我はしていないようだ。ならばお腹か手足を傷つけられたのだろうか。


「怪我したの? どこ? 痛い?」

「怪我じゃないニャ。痛くもないニャ」

「じゃあ、どうして…………」


 そろそろ、あかねはいぶかしく思えてきた。何というか、妙に白々しいのだ。ハンゾーの声は確かに震え気味だし、仕草は弱々しいし、倒れたまま立ち上がりもしない。けれども、そのどれもが何だか演技っぽいのだ。あかねにはハンゾーの一挙一動が、わざとそうしているように見えてきたのだ。


「ニャ? やられたからニャ」


 ハンゾーはあかねの疑問に、真面目にそう答える。


「やられたって…………?」

「喧嘩のルールニャ。負けたネコはこうやって横になって、ちゃんとやられ役をしなきゃ駄目ニャ。みんなそうニャ」

「あ、そう。なら、みんな大怪我をしているってわけじゃないんだ」


 やっぱりそうだった。

 ハンゾーは別に怪我をしているわけじゃない。単にお芝居で斬られ役が竹光で斬られれば、倒れて死んだふりをするのと同じ理屈で倒れているだけだ。となると、屋敷の周りで倒れている他のネコたちも、死んだふりをしているだけなのだろう。安心するのと、心配して損をしたのと二つの感情が同時に襲ってきて、あかねの顔が何とも複雑な表情になる。


「でも不覚ニャ。ボクは不意を突かれて後ろからポカリとやられたニャ。この尻尾立てのハンゾーが背中を見せてやられるなんて、親分さんに顔向けできないニャ。恥ずかしいニャ…………」


 耳を伏せてしょげているハンゾーだが、あかねはさらに気になることがもう一つある。


「そうだ。親分さん、じゃなくてカゲフサさんは?」

「お屋敷に子分を引き連れて籠城しているニャ。向こうの親分さんも、子分を引き連れてついさっき突撃していったニャ。どうなるか分からないけど、まさかこんなことになるなんて思ってなかったニャ」


 そこまで言うと、ハンゾーはじっと頭を上げてあかねを見つめる。

 あかねも、ハンゾーにできるだけ目線を会わせようと、その場にしゃがみ込む。一応スカートを押さえて、ハンゾーの視線がスカートの中に行かないように気を使った。けれども、考えてみれば相手はネコだ。カゲフサやマサツナのような人間サイズならともかく、ただのネコのハンゾーにはそこまで注意する必要もないような気がした。


「喧嘩をしていたボクたちが言うのもおかしいけど、こんな大事になる前に親分さんは仲直りすると思っていたニャ。昔からいるネコたちは、うちの親分さんと向こうの親分さんは昔は仲がよかったって言ってたニャ。だから喧嘩しているって言ってもそのうち仲直りするって思っていたし、本当のことを言うとちょっとだけ喧嘩にワクワクもしていたニャ」


 ハンゾーは一度尻尾を勢いよく立てたが、再びぺたりと地面に投げ出す。


「だって、もしかしたらかっこよく活躍できるかもしれないって、親分さんの下にいるネコならみんな思うニャ。ここで相手を華麗にやっつけて、親分さんのお気に入りになって一旗揚げるチャンスニャ、ってみんな思っていたニャ。結果は見ての通りニャ。惨敗ニャ」


 思いがけなくハンゾーの言葉は長く続く。ここまで普通のネコサイズのネコの化外が長く喋るのを、あかねは聞いたことがなかった。どんなに化外というこの世の条理から外れた存在となったとは言え、元はネコだからか、あまり彼らは長く喋ることがない。ネコはネコらしくのんきで気ままで、自分勝手でぐうたらなままだ。

 だから普通は、ネコは自分の考えをまとめて相手に説明することが苦手なはずだ。けれどもハンゾーは、そのつぶらな瞳にいつの間にか涙さえうっすらと浮かべて、なおもあかねにすがるようにして言葉を続ける。


「ごめんニャさい、守役さん。ボクたちは親分さんの喧嘩に一緒になって盛り上がってちゃ駄目だったニャ。親分さんに、喧嘩なんかしちゃ駄目ですニャ、一緒に仲良くしましょうニャって言うべきだったニャ。親分さんは優しいから、きっと聞いてくれたニャ。ボクたちが親分さんの後ろで応援ばっかりしていたから、親分さんも引くに引けなくなっちゃったニャ。それはきっと、駅前組合の親分さんも同じニャ。だから許して欲しいニャ。こんなことになっちゃって、本当にごめんニャ」


 ハンゾーが許して欲しいと言ったのは、自分たちをだろうか。それとも、親分をだろうか。耳を伏せたまま頭を下げる(と言っても、傍目にはうつぶせに倒れているようにしか見えないのだが)ハンゾーを、いつの間にかあかねの側に立つおキヌとおフユが憐憫を込めた目で見ていた。


「馬鹿だねェ。ハンゾーたちが夢を見ている間に、ちゃんと終わらせればよかったのにさ」

「引くに引けない状態にしたのは、子分たちを盛り上げたのは、自分たちですのに」


 けれども、二人ともハンゾーを責めることはしない。自分たちの忠告にも耳を貸さず、子分たちの心遣いにも気づくことのなかった、二人の夫に呆れているのだろう。


「おキヌさん、おフユさん。ここで待っていて下さい。私は行ってきます」


 再び律儀に死んだふりを続けるハンゾーから目を移し、あかねは立ち上がった。


「直談判するつもりかい?」

「無謀ですよ。聞き入れるとは思えませんが」

「大丈夫です。方法はあります。それに…………」


 あかねは屋敷の玄関に向けて一歩を踏み出してから、おキヌとおフユの方に振り返った。


「皆さんがどうにかして物事を穏便に済ませようとしているのに、二人ともそんなの関係ないと言わんばかりに大事にしていくのには、ちょっと腹が立ってきました」


 それがあかねの本音だった。

 自分でも単純だと思う。ただ状況に流されているという点では、屋敷の周囲で死んだふりをしているネコたちと大して変わらないと思う。けれども、そんなことは百も承知だ。それでも、自分は守役だ。ハンゾーに涙を流してまで訴えられては、その気持ちに応えたくなるのは当然だと思いたい。

 理由はあるのだろう。意地もあるのだろう。あかねだって苦手な同級生はいるし、はっきり言って嫌いな人だっている。だから誰かが誰かを嫌ったり、その相手と喧嘩をしたりするのはしょうがないことだ。そんな感情さえ完璧に制御できたり、喧嘩をする必要がまったくないのはそれこそハクメンくらいの大物にならなくては無理だ。

 つまり、ヒトにはそれは不可能だ。ましてやネコにとっても不可能だろう。でも、こんなに奥さんたちがやめるように忠言してくれているのに。こんなに子分たちが自分のことを慕ってくれているのに。そんなことなど関係ないとばかりに、いつまで経っても喧嘩をやめないでエスカレートする一方なのは許し難い。

 守役としても、三枝あかねとしても。

 あかねは実家が神社かもしれないが、頭の中身は極めて体育系の直情型である。つまり、脳細胞まで筋肉と揶揄されるタイプである。頭に血がのぼったら実力行使も止むなしという感覚の持ち主だ。あかねは自分の頬を両手で軽くはたいて気合いを入れる。この仕草も巫女にあるまじき仕草だ。

 しかし、そのまま一気呵成に突入するわけではない。あかねは頭に血がのぼってはいるが、逆に妙に悪知恵が回ってきてもいた。その手が下ろされると、制服のスカートのポケットを探り、携帯を取り出した。


「――――もしもし、ノリト君?」


 ヘビの化外は、すぐに彼女の呼び出しに応える。


「何だよ、あかねか。野暮用でもあるのか?」





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