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第68話 海高3年生

多少センシティブな内容で、AIもこのお話評価できないと言われちゃいました。小修正して掲載です

「僕の見間違いでなければ、隣の海星(ひとで)組にシズカさんがいるんだけど」


 海辺高校3年海豚(いるか)組。

 準レギュラーのスイレンと佐久間はこのクラスだ。

 意図せずスコップにマッパルパンダイブを敢行し、報復として大気圏上層まで打ち上げられた佐久間。どのようなズルをしたのか、普通なら死んでいるはずの彼は、シズカさんの姉であるミツルちゃんに助けられていた。

 当人の記憶は2年前から更新はなかったが、シズカさんが起こった出来事と高校卒業レベルの知識を脳に刷り込んでくれたので、生活に問題は出ていない。

 時間解凍が終わったのはほんの三日前なのだが。

 なお、シズカさんが意外と佐久間に優しいので、彼女であるスイレンが少し拗ねちゃったのは青春の一コマだ。


「いるわよ……シズカさん」


 あんなシズカさんだが、彼氏が興味を持つとなったら彼女としてのスイレンはやっぱり面白くはない。

 佐久間が戻ってきたのは嬉しいし、シズカさんには感謝してる、友達だ。でもなんというか、解凍?されて一番最初にいたのが自分ではないのがなんか嫌だ。

 

「なんか、どこ見ていいか分からない……と言うか見てられないよね。痛々しい」

「男の子って、好きなんじゃないの?ミニスカバイーン」

「健全性も大事なんだよ、ああいうのは。大前提としての健全さに微エロ。あんな品のないエロに成り下がったシズカさんを僕は軽蔑する」


 それも行きすぎじゃないだろうか。

 まるであらゆるエロに精通しているかのような発言。


「まあ、シズカさんもあんまり分かってないみたいだから、そう責めるのも可哀想よ。私達でたしなめてあげないと。ほら、ガワはともかく中身は可愛い猫姉さんなんだから」


 スイレンが急にシズカ擁護に回ったのには訳がある。だってあのセーラー服、スイレンがシズカさんにあげたコスプレ衣装なんだもの!


 おっと、山田の同年幼馴染の最後の一人、ヤオハチは海鼠(なまこ)組(男子クラス)だ。

 当然、生けるイメクラのシズカさんは大人気。

 年下の幼馴染(妹のような存在とずっと思っていたけど……)の前ではクールな彼も、例外ではない。男の子だもん。



『ミツル!アレは何なの!』


 洞窟に帰るなり、真白ハルナはミツルちゃんに怒鳴り散らす。


『おかえり〜。どうだった?異星の先生のお仕事?』


 ハルナがクタクタになって帰ってきたのを、ビーズクッションに埋まったミツルが出迎える。


『それも大概無茶と思ったけど!すべて吹っ飛んだわよ!アレなに?アレがあなたが私に会わせたい人?あなたの特別?』

『そんなに衝撃的だった?』

『衝撃というか、アレはハイスクールに居てはならないレベルよ』

『そんなに?良いな〜私も早く仕事終わらせて会いに行きたいな〜』

『だったらダラけてないで早くその仕事を終わらせなさい。そしてアレを回収して元の時間に戻るわよ!あんなのケンタウリ人の品格が疑われるわ。……私は特に思い入れはないけど、やっぱり嫌だもの』

『え〜?シズカちゃん何しちゃってたの?少し世間とズレてて、おトボケなのはそこが可愛いとこなのよ?』

 

『コレで』

 

 ハルナはゼスチャーで表す。

 胸バイーンとお尻バイーン。


『ピッチピチのセーラー服』

『なっ……ゲホッゲホッ』


 ミツルはむせた。

 うねうねドリンクが気管に入ったのだ。


『な゙に゙ぞれ゙……ゲホッ……』

『大丈夫?』

『ん゙……大丈夫。なにそれ、凄いことになってない?』

『しかも、闇宵シズカって名乗ってんの』

『それについては真白先生も大概だと思うよ。でもコレはこっそり見に行こうかな。やりようによっては、うん、上手くいくかも』


 イケメン女子のミツルちゃんはニヤリと笑った。

 

『あなた、そんなのだからスコップさんから黒幕扱いされるのよ?』



 その頃、歩く青少年保護法違反者は、町外のゲームセンターにいたりして……。


「シズカ、やっぱりその格好で町から出るのは……」

「え、ダメかな?やっぱり制服でゲーセンって補導されちゃう?」


 ためらう山田に胸元チラリ。


「ダメっていうか……」


 あ、確信犯発見!

 

「ゆうき、鼻血!」

 

 

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