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午前2時の再出発
私は祝い酒を飲みながら、
公開するための執筆を始めた。
酒を飲んでいても頭の中はとても鮮明で、
筆が進んでいく感じがとても心地よい。
執筆をしていると、時間はあっという間に過ぎていく。
1時間ほどで、かなり執筆が進んだ。
――これなら、短編で連載しても良いかもしれない。
私の臆病な性格は、
樹が背中を押してくれたことで
ようやくリミッターが解除されていた。
物語が完成した。
気が付けば夜中の2時になっていた。
あの夜、勇気を出してコメントを残したのもこの時間だったと思い出して、自分の性格の変わりように、ふっと笑った。
第1話を公開した。
樹には完成した投稿用のストーリーを
直接送信した。
『完成したよ!久しぶりに書いたけど、
やっぱり楽しかった』
さすがにライブの後のこの時間では、
樹も疲れたのか、寝ているようだった。
私も安心したのか、一気に睡魔に誘われる。
酒を飲み切って水分補給をしてからベッドに倒れ込み、私はそのまま深い眠りに落ちていった。




