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銀髪巨乳美少女発見

 今日は土曜日で、朝から何も食べていない空腹の胃袋が、中本ラーメンの辛さを求めてうずいていた。大宮駅から少し外れた道を通って近道をしているときのことだった。



「マジかよ...」



 俺は思わず立ち止まってしまった。


 目の前に現れたのは、この世のものとは思えないほど美しい女性だった。身長は俺より高く、180センチはありそうだ。長い銀髪が初夏の日差しを受けて、まるで液体の白金のように輝いている。そして何より目を奪われたのは、その圧倒的な存在感を放つ豊満な胸部だった。


 彼女の胸は、まるで完璧な数学的曲線を描いたかのように美しく膨らんでおり、重力に逆らうような張りと弾力を持っているように見えた。サイズはGカップ、いや、もしかするとHカップはあるだろうか。それでいて不自然さは微塵もなく、彼女の高い身長と絶妙にバランスが取れている。胸の谷間は深く、神秘的な影を作り出していた。


 最初、彼女は奇妙な服装をしていた。銀色をベースとしながらも、見る角度によって七色に変化する不思議なドレスだった。まるでオイルスリックのような光沢があり、素材は絹にも見えるし、金属にも見える。そんなSFチックな衣装が、彼女の完璧なプロポーションを包み込んでいた。



「現地の格好に着替えないと」



 彼女は耳に手を当てながら、流暢な日本語でそう呟いた。声は透明感があり、まるで春の小川のせせらぎのような美しい音色だった。しかし、その内容が俺を混乱させた。現地って、ここは日本の大宮だぞ?


 そして次の瞬間、俺の常識が完全に崩壊した。



「!?」



 彼女の身体が淡い光に包まれたかと思うと、瞬時に服装が変化したのだ。先ほどまでの未来的なドレスは消失し、代わりに現れたのは一般的な高校の制服だった。紺色のブレザーに白いブラウス、チェック柄のプリーツスカート。しかし、その制服は明らかに彼女の体型に合わせて調整されていた。


 特にブラウスは、彼女の豊かな胸部を包み込むために相当な工夫が施されているようだった。第一ボタンから第三ボタンまでの間隔が広く取られており、それでも胸の膨らみによって生地が引っ張られ、ボタンの隙間から白い肌が覗いている。ブラウスの胸部分はパンと張っており、呼吸のたびに微かに上下する様子が、妙にエロティックだった。



「コスプレか...?」



 俺は呟いた。いや、しかし彼女の身長と胸の大きさを考慮すると、どんな衣装を着てもコスプレのように見えてしまうのかもしれない。それに、今日は土曜日だ。なぜ制服を?


 彼女はきょろきょろと辺りを見回している。その仕草は明らかに戸惑いを示していた。外国人なのだろうか?しかし日本語は完璧だったし、見た目は西洋系だが、どこか日本人にも似ている不思議な美貌だった。


 彼女の瞳は深いサファイアブルーで、まるで宇宙の星々を映し込んだかのような神秘的な輝きを放っている。長いまつ毛に縁取られたその瞳は、知性と好奇心に満ちていた。しかし同時にキョロキョロと辺りを見渡しており、明らかに困惑の色も浮かんでいる。


 服が突然変わったことへの疑問はあったが、それよりも彼女が困っているように見えることの方が気になった。俺は持ち前のお節介な性格が顔を出すのを感じた。



「あの?」



 俺は勇気を振り絞って声をかけた。



「大丈夫ですか?何かお困りごとありませんですか?」



 俺の問いかけに、この美女は、まるで安堵したかのような表情を浮かべた。その瞬間、彼女の胸元が大きく上下し、制服のブラウスがより一層きつく張った。第二ボタンが今にも弾け飛びそうなほどの圧迫感で、俺は思わず目を逸らしそうになったが、彼女の美しい顔に視線を戻した。



「大丈夫よ」



 彼女の声は先ほどと同じく透明感があったが、どこか安心したような響きが加わっていた。しかし、その直後に彼女の瞳が輝きを増し、まるで何かを思いついたかのような表情になった。



「あ、でも、せっかくだし手伝ってほしいことがあるの」



 彼女は俺に向かって一歩近づいてきた。その瞬間、俺の鼻腔に甘い香りが流れ込んできた。花の香りでもなく、香水の香りでもない。まるで宇宙の星々が持つ神秘的な香りとでも言うべきか、この世のものとは思えない上品で魅惑的な匂いだった。


 近づいた彼女を見上げると、改めてその圧倒的な美貌に息を呑んだ。彼女の身長は俺より15センチは高く、見上げる角度から彼女の顔を見ると、その美しさがより一層際立って見えた。そして、この角度からは彼女の胸の谷間がより深く見え、制服のブラウスの隙間から覗く白い肌が俺の理性を激しく揺さぶった。



「何でしょうか?」



 俺は声が裏返らないよう気をつけながら答えた。心臓の鼓動が早くなっているのを自分でも感じていた。こんな美女に頼まれごとをされるなんて、人生初の体験だった。


 彼女は俺の顔をじっと見つめながら、その美しいサファイアブルーの瞳を輝かせた。彼女の視線は純粋な好奇心に満ちており、まるで珍しい動物を観察するような、それでいて温かみのある眼差しだった。



「君、何を食べるのか教えてくれない?」



 その質問は、俺が予想していたものとは全く違っていた。道を聞かれるとか、時間を聞かれるとか、そういう一般的な質問を想像していた俺は、一瞬戸惑った。



「えっと...中本ラーメンを食べに行こうと思ってたんですけど」



 俺は正直に答えた。午前中から何も食べていない空腹感が、この美女との出会いでいったん忘れていたが、また戻ってきた。中本ラーメンの辛い味噌の香りが恋しくて仕方がない。



「中本ラーメン?」



 彼女の瞳がさらに輝きを増した。まるで貴重な研究サンプルを発見した科学者のような表情だった。彼女は興奮したように胸の前で手を組み、その動作によって豊満な胸部がより一層強調された。制服のブラウスが限界まで引っ張られ、今にもボタンが外れそうな状況だった。



「中本ラーメンについて詳しく教えてもらえる?味は?香りは?どうやって作るの?」



 彼女の質問は矢継ぎ早だった。まるで研究者が新しい発見について詳細なデータを収集しようとしているかのようだった。彼女の美しいサファイアブルーの瞳が俺を見つめ、その視線には純粋な知的好奇心が宿っている。興奮した様子で胸の前で手を組む彼女の動作によって、制服のブラウスがさらに限界まで引っ張られ、豊満な胸部の形があまりにも鮮明に浮き上がった。


 俺はその圧倒的な迫力に気圧されそうになりながらも、必死に理性を保って答えようとした。



「えっと、一言で言うと激辛の味噌ラーメンなんですけど...」



「激辛!」



 彼女の瞳がキラキラと輝いた。まるで宝石を発見した探検家のような表情だった。


「興味があるわ!ぜひとも食べてみたいわ!」



 彼女の声には純粋な喜びと期待が込められていた。この美女がそんなにも興味を示してくれているなんて、俺にとっては夢のような状況だった。空腹だった胃袋のことも忘れ、俺は彼女の願いを叶えてあげたいという気持ちでいっぱいになった。



「なら店まで案内しましょうか?」



 俺は勇気を振り絞って提案した。こんな美人と一緒に食事ができるなんて、人生で一度あるかないかのチャンスだ。心臓の鼓動が激しくなり、手のひらに汗をかいているのを感じた。



「ありがとう」



 彼女は天使のような笑顔を浮かべて答えた。その笑顔は初夏の太陽よりも明るく、俺の心を瞬時に温かくした。彼女の唇は薄いピンク色で、まるでバラの花びらのように美しかった。



「俺は森山勇斗です。高校2年生で、このあたりに住んでるんです」



 俺は緊張しながら自己紹介した。彼女のような美女の隣を歩いているという非現実的な状況に、未だに夢を見ているような気分だった。



「私はセリュフィア・ル・クラリアン。研究者よ」



 彼女の自己紹介は簡潔だったが、その名前の響きは確かに日本人のものではなかった。しかし、発音は完璧な日本語で、まるで生まれた時からこの言語を話しているかのような自然さだった。


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