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問題

ヤツが馬鹿笑いしてた理由がようやく分かった。

一つ目、まずヤツはオレをヤツと同じ容姿に改造したこと

二つ目。扉を潜ってあられもない姿で落下したこと

三つ目、大事な時に容姿が変わった事に気付き慌てる姿を想像して、といった所だろうか。


無理矢理にでも会って存在消してやろうかなと思ったのは仕方のないことだし不意に能力発動してフィリスが「ぴっ!?」って言っちゃう姿を見ちゃったのも不可抗力で仕方ないことなんだ。


「んで身長差くらいどうでも良くないか?」


「んな?!問題あるでしょ!」


はて何だろうか?

フィリスは火傷包帯少女だった時のしおらしい対応と違って活気溢れるお嬢様みたいになっている。多分コレが素なんだろうね、是非ともこのままの君でいて欲しいと切に願う。


「キ、キキキっスが私から出来ない!!」


(なにこの嫁カワイイ、お嫁さんにしたい、あ、嫁になるんだった!)


なにやらキャンキャン言っているようだが要するに『ちょっと背伸びしてキスするのが憧れでした』って事らしい。やっぱりカワイイ。


お腹をボスボスと殴っているが今の俺ならどんなに殴っても問題ないはずだ、インド象が体重をかけてきても腹筋出来るだけの力は貰ってるはず。


仕方ないのでフィリスを抱き上げ教壇に腰掛け、フィリスを膝の上に跨らせ向かい合わせになる。


「これじゃダメかい?」


一気に頭に血が上って真っ赤になってしまった。

キャパオーバーなのか後ろに倒れそうになるのを抱きとめる。


「忙しいお嫁さんだ」

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