とかくなろうは儘ならぬ
私がなろうに来て約1年になりました。
ぴかぴかじゃない、ホコリまみれの一年生でございます。
この1年の間に短編を3作品、連載を2作品書きました。
連載作品は未だ継続中です。
一つ目の連載作品、「ぼくらの、『新世界』を創ろう」は習作の様なものでして、小説を書くとはどういうことなのかを体験するために今年2月に書き始めました。
技術的な練習・鍛練だけでなく、小説を書くという行為が生活に入ってくるとどうなるのか、小説を書くようになるとどんな事を考えるようになるのか、そういった小説周り全般について知るための作品ということです。
そろそろ話も佳境を迎えようとしている「ぼくらの、『新世界』を創ろう」ですが、近頃は登場人物達にも愛着が湧いており、単なる習作とは呼べなくなってきています。
そして、先月から書き始めた「うちの献立紹介します」。こちらも習作です。
食事を中心に食べ物について書く練習にしようと、自分の食事を書いて投稿しています。
さて、この「うちの献立紹介します」にはもう一つ実験していることがあります。
それはなろうのサイトから一発書きで投稿するという試みでした。
もちろんプロットなど御座いません。
手軽に書いてすぐに投稿する。そういう作り方はどうだろうかという実験でした。
まあ、元々しっかりしたプロットなんて普段もつくらないのですが。
「うちの献立紹介します」は想像していた以上にアクセスを頂くようになりました。
とはいっても、三桁が良い所ですから底辺エッセイには変わりありませんが。
正直「うちの献立紹介します」は大した苦労もなく書いている作品です。
その分、毎日とは言いませんが頻繁に投稿出来ています。
一方で「ぼくらの、『新世界』を創ろう」は話の構成や次回以降の流れも考え、何回かの確認作業を行ってから投稿しています。
必然的に更新頻度は低く、週1回程度となっております。
作成に掛けている時間や気持ちが全然違う訳です。
そして、これが今の私の小さな悩みの種となっているのです。
現状12月のアクセス数は「ぼくらの、『新世界』を創ろう」が2話で196、「うちの献立紹介します」が14話で831です。
誤差範囲内、どっちもたいした数じゃないと言われると「何も言えねえ」ので、言わないでやってください。
もちろん、話数の差、1話あたりの文字数的の違い、片や異世界転移のロー・ファンタジー、片やエッセイというジャンルの違いもわかるのです。
結局、作者の作品に対する気持ちの傾注度と読んでもらえるかどうかが無関係なのも承知しています。
面白ければ制作時間に関係なく読んでもらえますからね。
ただどうしても釈然としないので、気晴らしにこんなものを書いてしまいました。
まだまだアクセス数だけで喜んでいるひよっこ作者の戯言です。
これでちょっとは楽になるといいなあ。
毒にも薬にもならない私の気晴らしにお付き合い頂きありがとうございました。