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エッセイ集

スキットシステムって知ってる?

作者: 猫文

挿絵(By みてみん)「スキットシステムって知ってる?」


挿絵(By みてみん)「知らないわ」


挿絵(By みてみん)「ゲーム『テイルズ オブ』シリーズのシステムなんだ。」


挿絵(By みてみん)「へぇー」


挿絵(By みてみん)「キャラクター達の日常会話なんかをアイコンとセリフで演出してるんだよ」


挿絵(By みてみん)「面白そうね」



挿絵(By みてみん)「さあ、今回のテーマは?」


挿絵(By みてみん)「テーマは?」


挿絵(By みてみん)「『中間層を狙う』だ!」


挿絵(By みてみん)「中間層?」


挿絵(By みてみん)「フィルムコミックって知ってる?」


挿絵(By みてみん)「知らなーい」


挿絵(By みてみん)「アニメなどの静止画像を漫画のコマのように配置しセリフを入れてる作品だ」


挿絵(By みてみん)「へえー」


挿絵(By みてみん)「各メーカーから発売されて一定の人気があるんだよ」


挿絵(By みてみん)「読んでみたいわ」


挿絵(By みてみん)「それはアニメと漫画の中間層を狙った作品なんだ」


挿絵(By みてみん)「なるほど、いいとこ取りなんだ」


挿絵(By みてみん)「そう、文字の魅力と映像の魅力を足したんだね」


挿絵(By みてみん)「ウインウインだね」


挿絵(By みてみん)「それ死語だよ……」


挿絵(By みてみん)「……」


挿絵(By みてみん)「さあ本題だ、小説と漫画の中間層を狙ったのは何かわかるかい?」


挿絵(By みてみん)「ライトノベルでしょ?」


挿絵(By みてみん)「そうだね、絵のない小説に表紙と挿絵を追加したんだ」


挿絵(By みてみん)「売れてるんでしょ?」


挿絵(By みてみん)「どうだろうね、売れてる作品とそうでない作品を足すと黒字なのかな」


挿絵(By みてみん)「中の人に聞いてみたいね」


挿絵(By みてみん)「そろそろ気付いたかな?」


挿絵(By みてみん)「何を?」


挿絵(By みてみん)「スキットシステムを最初に説明したことにだよ」


挿絵(By みてみん)「?」


挿絵(By みてみん)「小説と漫画の中間がライトノベルだ、ならライトノベルと漫画の中間は?」


挿絵(By みてみん)「あるの?」


挿絵(By みてみん)「作ってもいいんじゃないかなって話しさ」


挿絵(By みてみん)「絵を足したらライトノベルでしょ? 何を足すの?」


挿絵(By みてみん)「スキットシステムさ」


挿絵(By みてみん)「これを!」


挿絵(By みてみん)「絵師さんに喜怒哀楽などの顔パターンを書いてもらってね」


挿絵(By みてみん)「小説全部をこれで表現するの?」


挿絵(By みてみん)「いやいや違うよ、あくまでスキット=寸劇さ」


挿絵(By みてみん)「挿絵が効果的な一部分なのと同じで、会話部分をスキットにするのね」


挿絵(By みてみん)「そう、緊張したシーンには不向きだからね」


挿絵(By みてみん)「コミカルな場面に絞れば面白いかもね」


挿絵(By みてみん)「そして、喜怒哀楽のパターンをラインスタンプとして売る!」


挿絵(By みてみん)「金の匂い!」


挿絵(By みてみん)「ただ、反発はあるだろうね」


挿絵(By みてみん)「それよねー。ライトノベルの出始めも小説じゃないって叩かれたものね」


挿絵(By みてみん)「テイルズでもスキットシステムを好む人とそうでない人に別れるからね」


挿絵(By みてみん)「じゃあ危険じゃない」


挿絵(By みてみん)「どうだろうね、やってみないことには」


挿絵(By みてみん)「確かにね……。『小説を読もう』でも挿絵有無で検索できるものね」


挿絵(By みてみん)「まあスキットがあるからって売れるとは思えないけどね」


挿絵(By みてみん)「そうね! まずは面白くないとね!」

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