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俺、見切られましたけど・・・・・・・・・何か?


俺は今、見知らぬ場所にいる・・・・・・。



「一体・・・・ここどこだ?」

青々とした海。白い砂浜。澄み切った空。ここ何十年こんな綺麗な景色が見れる所は世界中探してもどこにももう……ないハズ。


虎は砂浜の砂を触り本物かどうかを確かめていた。


「本物だ・・・・・・。」

すると、砂浜の林の奥のほうから声がした。

「そうですよ~本物ですよ。そして、ここはあなたしかいない無人島。この地球が真っ二つに割れてしまった時にあなたは要らない存在と地球から排除されこの島にこの無人島に強制的に連れてこられたのです。」


虎はそのスーツの男の言ってる意味が分からず男に問い詰めました。

「どういうことだよ!!」


「つまりあなたは地球から捨てられた【ゴミ】です。この無人島から抜け出したければこの島の頂上にいる【13人のアリス】を倒しなさい」


「アリス?!」

「はい。アリスです。」

その言葉に虎に笑顔が戻りました。

「女の子でしょ?簡単じゃん!!」

そうつぶやく虎の後ろにスーツの男以外に何やら人影が動いたような気がしたので虎が振り向いた。


「あれ?・・・・・・誰かいたような気がしたけど・・・・・」

すると、スーツの男が虎に注意した。


「ダメですよ!女の子を見くびっては!!」


すると、その言葉が合図だったかのように虎を女の子たちが四方八方から羽交い絞めにして身動きが取れない状態に虎はなってしまった。


「なっ!何するんだよ!!」


するとスーツの男が淡々とした口調でこう言った。


「このアンドロイドの女の子たちが弊社が作った【アリス】だよ」

すると虎を羽交い絞めにしていた女の子たちが一人ずつ虎の腕を離していき砂浜に気をつけし始めた。


「な・・・・・なんだよ」



「それじゃ彼女たちと仲良くね!!」

そう言ってスーツの男は逃げるようにして追いかける虎の手を投げ払い船を出して優雅に帰って行った。


「くそっ・・・・・・・」




そして、横並びに並ぶ13人のアリスを見ながら虎はいじけていた。


「なんだよ!なんでずっと立ってんだよ!!なんか言うことあるんなら言えよ!!見下してんじゃねーよ!!」



浜辺で文句を言う虎に対してアリスたちは一言も発しず微動だにしなかった。




「・・・・・・・・・・。」





―――――次の日―――――






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