表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小さな奇跡  作者: 珠諳


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/1

バーガー屋さん

お昼に、バーガーを食べようとバーガー屋さんに行った。

ありきたりの毎日。

注文して会計を済ませ、席に届くのを娘と待っていた。


しばらくして、店員さんが来た。

明るい声と笑顔が目に入ったかと思うと、トレイを置く前にテーブルを拭いてくれた。

快適に食べられるように、という心配りを感じた瞬間、自然と「ありがとう」と言葉がこぼれ落ちていた。

店員さんは嬉しそうに、けど控え目に「とんでもございません」と笑顔で返してくれた。


その後もその店員さんが目に入り見ていると、他のテーブルに注文を届けに行く途中だった。

にもかかわらず、おじいちゃんが食べ終わって席を離れようと立ち上がったのが目に入ったのか、店員さんは優しく「そのままにしておいて下さいね」とおじいちゃんに声をかけて気遣っていた。

注文を届ける途中だったのにそこまでお客さんの事を見る事ができていて、声かけまでやって見せるなんて凄すぎた。


もしかして、私が気付いていなかっただけで、今までもこうした温かい接客を受けていたのだとしたら。

それに気づかず過ごしていた時間は無関心そのものだった。

私は、お金で買った食べ物をただ食べるだけの人になっていたのかもしれない。


その店員さんの、人柄が滲み出たような温かい接客に気づけたことは、幸せだった。

ねぇみんな、ここに素敵な人がいたよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ