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運ゲー野郎のモブ転生――ダンジョン連合vs運営政府  作者: ひとしずくの鯨
最終部 そこが地獄の一丁目な件
97/131

57番地 女王の布告3

 第3人格は、7が乗る機体については、彼ら自身に選ばせることにした。好みもあろうし、相性もあろうと考えたのだ。結果として、コンビ機体たるタナトスとヒュプノスが選ばれた。


 全部隊の編成の申し出の布告を受けて女王の布告。そこにて、いずれの機体編成も承認されておった

 そして、女王自身が空位の第1人格に就任するとともに、女王Ⅰ、女王Ⅱとして出撃すること。ただし、その機体は記されていなかった。


 また、具体的な任務が記されておった。

『ダンジョンの攻略においては、その召喚師の殺害を最終的な目的とする。その完遂をもって、初めて任務成功と認める』


 第3人格が初めて女王に対して不審を抱いた瞬間であった。どうみても第2人格のやらかしと想えたものが、女王にとっては、その望みにかなうことであったのか。これまでは、己こそが女王に最も忠実であり、蜜月とさえ言い得るほどに親密な関係との認識であったが。


 何より、第1人格への昇格の道が閉ざされ、目がくらむ想いであった。これについては、女王の己に対する裏切りとさえ想えた。

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