表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運ゲー野郎のモブ転生――ダンジョン連合vs運営政府  作者: ひとしずくの鯨
最終部 そこが地獄の一丁目な件
88/129

48番地 第2人格の部隊編成

 ガンマ「部隊編成の準備をせよなどと、母上は我ら第2人格が三位一体さんみいったいの分岐人格たるを知らぬのか?」


 アルファ「うむ。我らの如くこそが、種族本来の在り方。それぞれの人格が母海ぼかいから分岐し、その人格が更に分岐する。これほど美しく、また、完璧な在り方はない」


 ベータ「母上は他の2部隊について言っておるのよ」


 ガンマ「2部隊? 第4はあのまん丸コロコロか? 第3は新参で旧12と。まあ、確かにこいつらは分岐体じぇねえから、部隊編成の必要ありと。しかし、結局、あいつ、元の第3の復位はなかったのだな」


 アルファ「当然よ。複数機体の喪失。しかも、こぞって上位機体とくれば、あれくらいの処分で母上が許しているのが不思議なほど」


 ベータ「あいつのことはどうでもよいわ。それより見てみろよ。ダンジョン『地獄巡り』。ようやく決着がつけられるぜ。アルファよ。お前がしでかしたことのせいで、お預けくらった件だ。おかげで、下の奴らは、我らのことを「やらかし君」などと陰で笑っているらしいぞ」


 アルファ「確かな考えの下にやったことよ。そなたらは、そうやって我を非難するが、母上が我らを罰せぬ以上、更には第2人格に留まるを許している以上、当然、母上も我らと同じ考えとみなしてよい」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ