表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運ゲー野郎のモブ転生――ダンジョン連合vs運営政府  作者: ひとしずくの鯨
最終部 そこが地獄の一丁目な件
84/132

44番地 運営政府7

運営政府の内部資料。


 題目:世界の誕生


1.我々は我々の世界が1本のゲームから派生して誕生したことを知っている。


2.そして、我々の世界が未だそのゲームに従属していることを知っている。


3.何らかの方法により、この従属から脱し、真なる独立を勝ち得るのではないか。そう考えること、と同時にそれを求めることは当然であり、決して非合理ではない。




補足:1と2の知は「始源の知」といわれる。この「始源の知」については、2通りの説がある。

 ひとつには、これを非経験的な知とみなす考え方である。つまり、何らの経験も必要とすることなく、会得しうる知である。種族知――「我ら種族に始源のときより伝わる知」と言っても良い。


 もうひとつは、「種族の外にいる他者」によりもたらされた知という考え方。この他者(ときに始源とも、ときに導者とも呼ばれる)が何者かというのも、また複数の説がある。




(作者注:種族知とは、アリやハチが持っている知を想像していただければ、分かりやすいと想う。女王バチは誰に教わることもなく、巣造りをし、またその子供である働きバチなどとともに、分業社会を形成する)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ