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運ゲー野郎のモブ転生――ダンジョン連合vs運営政府  作者: ひとしずくの鯨
最終部 そこが地獄の一丁目な件
61/129

21番地 ミーたん合唱団2

 ミーたんは機嫌が良い。弟子がまた増えたからである。今や総勢14名。敵を集める関係上、『地獄巡り』の弱いモンスターたちは、他の3つのダンジョンに避難した。そしてここ『運ゲー野郎』に避難して来た者たちの中で魔法使いの素養のある者たちは、皆、ミーたんの弟子となったのである。


 何せ、ミーたん。敵の魔法を打ち消す必要上、その記憶しているところは正確無比。更には、色んな敵と対戦して来た関係上、色んな系統の魔法を憶えておった。こんな奴は滅多におらぬ。という訳で、弟子はまさに憧れの眼で見つめておる。


 そういえば、ピヨ丸が戻って来て、ミーたんに再び弟子入りした。果たして、何かあったのか、最も熱心に練習しておる。その甲斐あってか、その吐く炎は徐々に大きくなりつつあった。


(次に会うときまでには、あのお方に少しでも近づきたい。我が終生のライバルにして、永遠の目標たるあの屁コキ野郎と)

 ただ、ピヨとしか鳴かぬ以上、誰もその心の内を知るよしはない。


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