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運ゲー野郎のモブ転生――ダンジョン連合vs運営政府  作者: ひとしずくの鯨
最終部 そこが地獄の一丁目な件
59/133

19番地 運営政府3

 運営政府内における第12人格と第53人格の会話。


 第53「そなたも析出されたのか? いよいよ、女王も本気ということか?」


 第12「知りたければ、自ら問えば良いこと」


 第53「わしに問う資格などない。謁見さえゆるされぬ」


 第12「何を戯言を。元第3だろう。それが降格を重ね、第53となったのは、まさに自業自得のその行いのゆえ」


 第53「まだ換装体は決まっておらぬようだのう」相手の青スライムの体を見て、そう言う。


「貴様こそ、そのかぶりものをいつまでまとっておる気だ。その野心を実現するためには、もっとましな戦闘体が必要なはず」


「野心?」


「そう。今の女王を殺したいのだろう」


「くだらぬ」


「どこが。他に第3の立場を自ら捨てる理由など見当もつかぬ。多少の運は必要であれ、おとなしくしておれば、次の女王になれるかもしれぬのに」


「アピールか? 女王がこれを聞けることは知っていよう」


「まだ第12だからな。それくらい許せよ。そして、こたび。是非、貴様を殺して第10以内には入りたいものよ」


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