表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
運ゲー野郎のモブ転生――ダンジョン連合vs運営政府  作者: ひとしずくの鯨
続編2 独立をわが手に(旧題 ヒュプノスとタナトスの大冒険)
195/215

第17話 遊園地8

 敵は中に入るほど、手ごわさを増した。体のサイズは小さくなったが、スピードが増した。ヒュプノスを見失うまいと腕刀をふるい、血路を開く。そのひと振りひと振りに、はじめ体のみが躍動した。しかし次第に心までもが喜び、それはやがて歓喜と呼びうるほどのものとなる。


 その浅黒き半裸と黒き翼は血化粧をほどこした如くとなり、鼻梁の通った整った顔立ちの中で、血走った眼と半開きの唇が、彼が浸っておるものを暗示する。


「ダメだよ。タナトス。あんまり機体と同化しないで」


 いつのまにか、かたわらにヒュプノスが来ておった。


 タナトスはちらとそちらを見て、

「分かっている。ただ久しぶりのことゆえ、少しばかりタガを緩めただけだ。残りの敵を倒せば、それで終わりだ」


 そうして、残りの敵が数えられるほどになったところで、タナトスはふと動きを止める。中央付近におる七体はまったく動かず、他の者はこちらへと迫る。それを返り討ちにしつつ、タナトスは叫ぶことになる。先ほど、女王に注意を受けたばかりであったが。


「どういうことだ。女王よ。敵が構え持つは『滅塵めつじん』の七武器。俺とヒュプノスにも、あんたと同じ運命をたどれということか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ