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第288話 別に嫌いな訳じゃない

「お~い、俺も混ぜてくれー」

「カント、遅かったじゃん」

「いや、兄ちゃんとの勉強が楽しくってさ」

「お前が勉強楽しいって、お~い、みんな、雨降るかもだぞー」

「なんだよ、それ〜」


 俺との勉強を終えたカントがワイワイとみんなの輪の中に入っていく。



 カントとの勉強は俺としても楽しく過ごせたと思う。


 まず、俺の商会で極凰発砲水飲み放題で働くために自分に何ができるかを聞いてみた。


 『わかんない。なにもできないかもしれない』


 それがカントの答えだった。そこでカントが今、やってて楽しいことを聞いてみた。返ってきたのは『缶蹴り、缶飛ばし、かくれんぼ』といった遊ぶことばかりだった。


 それを聞いてカントの世界が教会の中庭に集中してると思い、デッカイとオッキイの話をしてやった。植物が進化したり、デッカイが虫人間になってたり、オッキイが畑をモグラやカエルだらけにしたり。そして土が変化して面白い食虫植物が生えてきたり。


 そんな最近の出来事を話してあげたら、カントが興味を持って質問してきた。で、それに答えたらなんとクエスト完了。そして【コーチングLv1】を習得。コーチングとは何ぞやと確認していたらカントから次の質問が飛んでくる。と、同時にクエストが発生しそれに答え、クエスト完了と【コーチング】のレベルアップのアナウンス。


 その一問一答サイクルが計10回繰り返された時にカントが【植物知識】を習得。それが嬉かったらしく、すごいテンションで勉強を終わらせていった。


 ──子供を教えるって意外と楽しいのかもしれん。


 そんなことを考えて中庭に出ると、カントの驚いた声が聞こえてくる。


「おおおおっ、なんだそれ。モグラか? で、赤いのはなんだよ」


 気になって確認しに行くと、なんとオッキイが庭の全域にモグラに穴を空けさせてヒョコヒョコと頭を出させていた。穴から飛び出たモグラの頭を見た子供たちが一斉に走り出し、頭を出したモグラを叩こうとする。


「これはもしや……モグラたたきか!」


 すべてのモグラの穴の周りにはデッカイのテントウムシが赤いワッカを作って止まっている。畑にとって大切な益虫のテントウムシさんをただの飾りに使うとは……子供の発想力って恐ろしいな。


 そして、モグラが穴から顔を出したらその穴のテントウムシが一斉に飛び立つ。まるで「ここだよ」とでも教えてやってるかのようだ。で、それを見てはモグラを手で叩きに行く子供たち。



「なんか懐かしいな」


 小さい頃はゲーセンでよくやったもんだ。



「ピ、ピ、ピーン。チャンスターイム!」


 ほのぼのと見ていたらオッキイが急に変なことを言い出した。なんだチャンスタイムって。最近のモグラたたきにはそんなのがあるのか?



「よし、きたー。今度こそ俺が叩くぞ」

「いや、俺が叩く!」

「わたしが叩くー」


 オッキイの言葉にみんなが盛り上がる。なんだ、なんなんだ?


 すると、地面が微振動を始める。子供たちの目も真剣そのものだ。そして…



ボコ


 一つの穴の周辺が急に盛り上がる。



「そこだーーー!」

「ああ、今度はそこかーー」

「ミスったー」


 それを見た子供たちがみんなで動き出すと、今度はすべての穴のテントウムシが一斉に空中に飛び立つ。そして…



ボコーーーーン


 盛り上がった穴から飛び出したのは3匹のモグラ……と、その鼻先で空中に押し出された黄緑と水色のマーブル色をした卵、つまり俺の卵だった。


 赤いテントウムシの中、卵が宙を舞う。


 コラー! オッキイ、なんちゅう使い方してんだよ。卵、割れたらどうする……って、え? なんか卵光ってね?



「俺だー」

「いや、俺だー」

「わたしー」


 子供たちが空中に飛び上がった卵に殺到する。だが、結構な高さまで飛ばされた卵はなかなか落ちてこない。



「ブッブー、時間切れでーす」


 オッキイがそういうと子供たちの動きが止まる。


「あああー、また時間切れー」

「あと少しだったのに―」

「おしかったー」


 子供たちが悔しがる中、すべての穴から頭を出すモグラたち。次々と地面から出ると、モコモコ移動して落ちて来る卵を受け止める。そしてなぜか卵を胴上げし出した。


「ワッショイ! ワッショイ!」


 子供たちの掛け声で、卵が何度も宙を舞う。えっと…プロ野球で優勝でもしたんかな? そして宙を舞うたびにほのかに光を放つ卵。なんなんだ、いったい…


「ワーッショイ! ワーッショイ!」


 そして庭の誰もがお祭りワッショイの楽しさに飲まれている中、俺の【眼通力】がそれを捉えた。卵の頂上部分に入った黒い線。これは、まさか……



「ちょ、ちょっと、ちょっとストップ。ストーーーップ!」


 俺が大きな声を出したせいで、みんなの動きが止まる。その間にも、卵の線はどんどん卵の表面を走り抜けていく。



パキッ パキパキパキ パキパキ


……パカッ


 モグラに持ち上げられた状態で静止いる卵に綺麗な横線が入ってくるりと一周。すると上側の殻がパカっとと開く。そして中から顔を出したのは……



『チュ?』



「えっ、ネズミ…さん?」


 かわいらしいちっちゃな顔が子供たちの方を覗いていた。



「おおお、卵が割れたーー」

「中になんかいるぞー」

「なんかかわいい~」


 ちっこいネズミが割れた卵の殻から顔だけを出してキョロキョロしている。


「そっか、生まれたのかー」


『チュチュ!!』


「…あれ?」


 生まれたことに俺が声を上げた途端に殻の中に引っ込んでしまった。おかしいな、子供たちの声よりもだいぶ控えめだったと思ったが。


モコモコ


 ネズミが殻の中に引っ込むと、オッキイのモグラさんたちがエッホエッホとその卵を運ぶ。その様子はまるでお神輿のようで。



『チュ?』


 すると再び殻から顔を出すネズミ。キョロキョロと周りを見渡して…俺を見てまた殻の中に。えっと、もしかして俺、怖がられてる?


 仕方がないので、寂しい気持ちを抱きながら中庭を出る。そして教会の壁から顔半分だけ出してネズミさんの様子を窺う。


 お神輿ワッショイをされながら殻の中で機敏に動き回っているネズミさん。いくら子供たちが騒ごうが、子供たちが近づこうか平気な顔だ。むしろ喜んでる節もある。



「ってことは、怖いのは俺だけか……」


 ネズミさんに俺の存在を全否定されたような心を締め付けられるこの感じ。新クソ上司をふと思い出したが、アレとはちょっと違う。ネズミさんには俺への恐怖心はあっても敵意は感じない。



「まあな、あれだけいびり散らかしたんだもんな。殻の中で俺の声はよく聞こえてただろうし。当然っちゃ当然か」


 自分の行いを考えればネズミさんは何も悪くない。そう、悪いのは完全に俺なのだ。



「スプラさん、どうされたんですか?」


 教会から姿を現したステラさんが声をかけてくれる。


「えっと、子供たちに任せた卵が孵ったんですけど、どうやら俺が怖いらしくて。なので姿を見せないようにしてるんです」


「まあ、それは寂しいですね。せっかく生まれたのに」


「まあ、でも卵の中にいる時にちょっと怖がらせちゃったんで。仕方がないんです」


「ふふふ、スプラさん。子供って『怖い=嫌い』じゃないですからね」


「えっ?」


「ハイネがそうですから。もともと警戒心が強い子で、相手を本当に良く見るんです。で、よく見て安心できたらたくさんお話するんですよ。あの子は人が嫌いじゃないんです。むしろ好きな方で。でも怖いからとても慎重になっちゃうんです」


「へえ、ハイネちゃん…そっか」


 確かにな。ハイネちゃん、さっきもわざわざ俺の横に来て座ってたもんな。


「なので、時間はかかるかもしれませんが心配いりませんよ」


「そっか、時間が解決する…か」


「はい、そうです。時間が解決してくれます。あ、でもその時間を短縮することもできますよ」


「え、そうなんですか?」


「はい、ハイネなんかは甘いお菓子を貰うと一気に時間も距離も縮まりますよ」


「へえ、そうだったんですね」


「はい! もちろん、その人のことはしっかり見たうえでですけど」


 そっか、甘いお菓子か……ってことは好物をあげればいいって事か?


 ストレージからオリハルコンを取り出す。あ、でもこんな大きかったら食べられんだろうな……よし。



「ステラさん、俺一旦畑に戻るんでデッカイ達とあのネズミさんのことお願いしてもいいですか? 30分はかからないと思うんで」

「はい、大丈夫です。ここで見てますね」





ピンポーン

『特定行動により【解析鍛冶Lv4】のレベルが上がりました』


【解析鍛冶Lv4】

 魔法金属の特性を維持しながら加工する技術。



「ほう、オリハルコンを加工するとはやるではないか」


 癒楽房に戻ってオリハルコンを加工すると、それを見に来たガガンさんが褒めてくれる。


 始めはなかなかオリハルコンの形を変えるが難しかったが、試行錯誤していたら【鉱物学】【眼通力】も相まって【解析鍛冶Lv1】を習得し、それからは時間はかかったが少しづつ形を変えていく事ができた。



「オリハルコンなどの魔法金属は加工が難しい。下手な加工をするとその魔法性が失われてしまうんじゃ。ドワーフの世界では180歳くらいから加工できるようになるんじゃがの。そうか人間はこんなわずかな時間でできるようになるんじゃな…」


 ガガンさんが腕を組んで難しい顔をしている。



「ガガンさん、ちなみに魔法金属って、聖銀とか聖魔鋼とは違うんです?」


「ああ、魔法金属とは込めた魔力が金属内で別の形に変化する金属のことじゃ。まあ、魔法媒体とでも言うかの。それに対して聖銀や聖魔鋼はもともと特有の魔力を帯びた金属ということじゃな」


 魔法を使うための媒体か。電気でいう電化製品みたいな感じかな? 魔力を流せばその魔力が魔法みたいな特定の現象になって排出されると。ってことは、武器に使ったら強そうだな。


「で、その玉はなんなんじゃ?」



【オリハルコンの玉】×200

 魔法金属オリハルコンを1㎝ほどの玉に加工したもの。



「あ、これは従魔モンスターのための飴ちゃんです。少し餌に使おうと思って」

「飴ちゃん? ……まさかとは思うが、モンスターの餌にするとか言わんじゃろな?」


「え、はい、餌ですけど」

「な、なんじゃとおおおおおーーーーーー!!」


 ガガンさんの声に炉の炎が思いっきり揺れた。



 ❖❖❖レイスの部屋❖❖❖


「生まれただとーーーーーーーー!!!!」

「生まれましたね! え? なんかランクがおかしくないっすか?」


「はあああっ! 一文字AI並みの従魔だと?! なんで一従魔がそんなリソース持ってんたよ」

「調べます……げっ、先輩、これ、先の始祖仙蜘蛛戦が原因っすよ。スプラさんが何度も卵を戦闘に持ち出したことで始祖仙蜘蛛との親和性が強まって、始祖仙蜘蛛討伐時に一部リソースがフィールドに還元されずにこの卵に吸収されたみたいっす」


「吸収? なんだそれ、そんな仕様あったか?」

「えっとですね、始祖仙蜘蛛が討伐された丁度その時、卵の中で性質変化が起きてたようです。2秒ほど時間が重なったため、その間に取り込んだと思われます」


「ってことは、小僧がバカやったことが原因だったってことか」

「そうですね。そもそも始祖仙蜘蛛が生まれる可能性自体が限りなくゼロ、スプラさんが卵を所持している可能性もほぼゼロ、それらがなぜか重なった挙句に先の性質変化と討伐時間も重なるという……さすがに計算できる範疇にはない…です…?」


「……」

「先輩? ちょ、もしかしてまたループに? 先輩っ!?」


「むはっ、ちょっと天文学的な数字に宇宙を見てたぜ」

「……心配して損したっす」


「しっかし、良く生まれたな。あれだろ、さっきの数字に更にオリハルコン……」

「先輩、もうやめましょう。これ以上の演算はAIをバグらせる領域っすよ。あ、ほら、生まれた要因はわかりました。従魔の説明文見てください」


「説明…は? モグラ? え、あれってモグラなの?」

「はい、モグラっす。で、同族のモグラ型召喚獣によってワッショイされたことで警戒心が半減してます。さらに子供たちの遊びに加わったことでさらに半減、そしてスプラさんが離れたことでさらに下がり、子供たちの楽しそうな声が好奇心を押し合上げ、最終的に好奇心が警戒心を上回ったようです」


「そもそもその召喚獣のモグラすら小僧が原因でスキル習得したんだろ?」

「はい、一連の偶然がすべてスプラさんに起因するという離れ業っす……スプラさん一度卒業して明らかに何段かパワーアップしてますよね」


「まあ、とは言ってもまだ契約したわけじゃねえからな。小僧に懐かなきゃそれまでだ。それにあれだけ怖がらせてたんだから懐くわけがない」

「先輩、もしかしてわざとフラグ立ててます?」


「……いや、懐く。絶対に懐く。懐くに決まってる」

「なんかもう、そのセルフも含めて全部がフラグにしか聞こえないっすよ」



「おいお~~い、【解析鍛冶】なんて何エリア先のスキルだと思ってんだよ~、小僧~よ~」

「先輩、なんすかそのダレた驚き方」


「だって、小僧、【融合鍛冶】とかいうエンドコンテンツスキル持ってるし~。【解析鍛冶】なんて今更だし~」

「え、でも【融合鍛冶】と【解析鍛冶】がカンストしたら……」


「あっ……」



―――――――――――――

◇達成したこと◇

・従魔モンスター卵孵化

・生まれたネズミに怖がられて寂しくなる

・ステラに慰められる

・オリハルコンを飴ちゃんに作り変える

・習得【解析鍛冶Lv4】



◆ステータス◆

名前:スプラ

種族:小人族

星獣:アリオン[★☆☆☆☆]

肩書:マジョリカの好敵手

職業:多能工

属性:なし

Lv:1

HP:10

MP:10

筋力:1

耐久:1(+33)

敏捷:1(+53)

器用:1

知力:1

≪武器≫ (決断の短刃─絆結─)※筋力不足

≪鎧≫ 仙蜘蛛の真道化服【耐久+33、耐性(斬撃・刺突・熱・冷気・粘着)】

≪足≫ 飛蛇の真道化靴【敏捷+53】


◆固有スキル:【マジ本気】

◆スキル:

特殊──【逃走NZ】【危険察知NZ】

保有──【品格】【献身】【騎獣術】【依頼収集】【念和】【土いじり】【熟達の妙技】【眼通力】【薬草の英知】【劇毒取扱】【特級毒物知識】【独り舞台】【鉱物学】

成長──【秘薬Lv10】【石工Lv10】【配達Lv10】【一夜城Lv10】【投擲Lv10】【狙撃Lv10】【料理Lv10】【コーチングLv10】【融合鍛冶Lv6】【解析鍛冶Lv4】【特殊建築Lv4】【散弾狙撃Lv4】【ルーティンワークLv3】【極意の採取Lv2】【上級採掘Lv1】【瘴薬Lv1】【カッティングv1】【レザークラフトLv1】【裁縫Lv1】【描画Lv1】【高級料理Lv1】【コスパ料理Lv1】

耐性──【苦痛耐性Lv3】


◆所持金:約500万G

◆従魔:ネギ坊[癒楽草]

◆称号:【不断の開発者】【魁の息吹】【新緑の初友】【自然保護の魁】【農楽の祖】【肩で風を切る】【肩で疾風を巻き起こす】【秘密の仕事人】【秘密の解決者】【秘密の革新者】【不思議ハンター】【不思議開拓者】【巨魁一番槍】【開拓者】【文質彬彬】【器用貧乏】



■【常設クエスト】

<定期納品:一角亭・蜥蜴の尻尾亭・腹ペコ熊の満腹亭……>

■【シークレットクエスト】

<太皇太后の想い> 第二の街復興と独立国家建設

・行政府 0/1

・鍛冶工房 3/2

・薬房 1/2

・住居 0/10

・城壁 北側に10メートル



◆星獣◆

名前:アリオン

種族:星獣[★☆☆☆☆]

契約:小人族スプラ

Lv:20

HP:310

MP:445

筋力:48

耐久:46【+42】

敏捷:120

器用:47

知力:69

装備:

≪鎧≫ 赤猛牛革の馬鎧【耐久+30、耐性(冷気・熱)】

≪アクセサリー≫ 赤猛牛革の鞍【耐久+12】

≪アクセサリー≫ 赤猛牛革の鐙【騎乗者投擲系スキルの精度・威力上昇(小)】

◆固有スキル:【白馬誓魂】

◆スキル:【疾走Lv8】【足蹴Lv1】【噛み付きLv2】【水上疾走Lv1】【かばうLv10】【躍動】【跳躍Lv2】【二段跳び】【守護Lv10】



◆従魔◆

名前:ネギ坊

種族:瘉楽草[★★★★☆]

属性:植物

契約:スプラ(小人族)

Lv:1

HP:10

MP:10

筋力:3

耐久:3

敏捷:0

器用:6

知力:10

装備:

≪葉≫【毒毒毒草】

≪葉≫【爆炎草】

≪葉≫【紫艶草】

◆固有スキル:【超再生】【分蘖】

◆スキル:【劇物取扱】【爆発耐性】【寒気耐性】

◆分蘖体:ネギ丸【月影霊草】ネギ玉【氷華草】ネギコロ【天雷草】



◆生産セット◆

・大地の調合セット



◆特殊所持品◆

・魔剣の未完成図面



◆所有物件◆

・農屋

・野菜畑(中)、フルーツ畑(小)、食虫植物畑(小)

・癒楽房

・極凰洞



◆契約住民◆

・ミクリ【栽培促進】

・ゲンジ【高速播種】

・チッチャーネ【味見】【???】

・デッカイ【益虫使い3】&オッキイ【益獣遣い3】


◆お手伝い◆

・ガガン【???】

・ダガン【???】

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