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あの子が羨ましい

嫌なことがあったとき。


誰かに怒られたとき。


ミスをしてしまったとき。


そんな時に「わーん!」と泣けるあの子が羨ましい。


そうすることであの子は相手を悪者にしてしまえるから。


あとは自分の気持ちを前面にさらけ出せる素直さも。


でも、私はもう誰かの前では泣けなくなってしまった。


泣いてそのひとに迷惑とか心配をかけるのも嫌だし、


余計な気を遣わせたくないから。


小さい頃からよく泣く子どもだったのに、


いつからだろうか。


私が人前で泣けなくなってしまったのは。

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