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女子高校の生徒達  作者: アナログ
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担任の新人先生登場!

シーンとした空気が続く中、3分くらい経った頃に、前のドアが開いた。そこから出てきたのは、小柄な先生だった。


「あっ!生徒さんもう来てたんですね、(汗)」


(おっとりした感じの先生だなぁ。もしかして新人の先生かな?)先生は黒板の前に立ち、


「え、えっと…。生徒全員が来るまで、きょ、教科書を読みましょうっ!」


(教科書まだ配られてないんだけどな…、)

私は先生に近寄って、「先生先生、教科書…。」と小声で言った。


「あっ!」


先生は慌てて、先生用の机の上にある教科書を持ち、慌てて配ろうとした。

すると、先生は見事につまづき、教科書と一緒にうつ伏せになってしまった。


「先生大丈夫ですか!?」3人の声が重なった。


先生は、「大丈夫…。」そう言い、立ち上がろうと先生は「痛っ!」と声を上げた。

黒髪の子は、

「保健室の先生を呼んできますね。富林先生。」


「なんで私の名前を…」


「先生の名前を暗記してきたんです。それより、先生は休んでて下さい。すぐ戻ってきますから。」


「恥ずかしいところをお見せして申し訳ございません…お願いします。」


そうして黒髪の子は行ってしまった。

(名前といえば、あの黒髪の子の名前も、薄水色髪の子の名前も、まだ教えてもらってないな…。まあ、全員来たら自己紹介する事になるだろうから別にいいか。というか、急展開過ぎないか?私の今までのごくごく普通の生活はどうしてしまったのだろうか。「噂の一年」が居るから、これからも急展開な事が沢山おこるだろうなぁ…。)


「先生、大丈夫ですか…?」か細く、透き通った様な声で薄水色髪の子は言った。

(でも、「噂の一年」美人だったり、声が綺麗だったり、優しかったり、変な所だけじゃなく、絶対にいい所がある子ばかりなんだな…そこも含めて、噂になっているのかもしれない…。)

そんな事をかんがえていると、黒髪の子が保健室の先生と一緒に戻ってきた。


「富林先生、痛い所は?」


「ひ、左足です…、」


「うーん、もしかしたら、骨折かもしれないねぇ…。」富林先生は、救急車を呼び、運ばれて行ってしまった。

「仕方ないから、富林先生が帰ってくるまで私がここに居るよ。」保健室の先生から教科書を配られ読んでいた。すると、生徒らしき人がドアを開けた。

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