以外と普通の女子高生?
まだ一話を読んでいない方はそちらも読んでいただけると嬉しいです!それでは今回もどうぞお楽しみ下さい!
(よりによって私が「噂の一年」しか居ない二組になるとは…。まあ考えてても、仕方ないか。)
私はコツコツと下駄箱の前に行き、上履きをとり、上履きを履いた。
そして、またコツコツと歩き一年二組の前に来た。
私は緊張しながら、ガラガラと教室のドアを開けると同時に
「おはようございます!」と言った。…結構大きな声で。
だが、誰も居ないようだった。私は普通に恥ずかしくてかあっと赤くなった。
すると、黒板の方から声が聞こえてきた。
(そこはまだ見てなかったな。誰か居るのかな。)
「どうしたの?教室の前で考え事?」
声の聞こえる方をみると、そこには黒髪ストレートの子が窓側の一番前の席に座っていた。
(まつ毛は長く、丁度いい具合のつり目で、身形の整った、まさに「美人」な子だな。)
「ねえ、」
「は、はいっ!」
「全く喋らないからどうしたのかと思ったわ。」
「す、すみません!」
「謝らなくていいのよ。」そう言いながら、その子は微笑んだ。
自然な感じで私は教室に入り、自分の席を見つけ、座った。私の席は廊下側の一番前だった。
(「噂の一年」って以外と普通な子なのかな…?でもお姉ちゃんが噂の一年は変わってる子だって言ってた気もするけど…。)
すると、黒髪ストレートの子が
「最近寒いわね…。」
と言った。私は思わず言ってしまった。
「え?」
今回の小説はどうでしたでしょうか?まだ登場人物2人しか出てませんが、今回の小説に、名前だけでてきた、「お姉ちゃん」もいつか出てくるので楽しみにしておいて下さい!