表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/75

第14話、俺?とエルフとオカマ

前回のあらすじ!

村長スピーチ!復興!宴!



次の日、そしてさらに次の日も朝と昼は復興、夜は宴をし、4日目の朝を迎えた。


「よしっ!大体の復興は終わったわね。取り敢えずはこのくらいでいいと思うわ」

みんなの前でティナさんが嬉しそうに言う。


するとエルフの皆から歓声があがり、お互いに称え合う。


「お疲れ様、ティナちゃん♡」


「何言ってんのよ。それはこっちのセリフよ」


「でも終わって良かったですねー!」


などと話していると背後から声がかかる

「みんな、ありがとう」


振り返るとそこには、杖で身体を支える戦士長ギルが居た。

「ギルさん!!!」

ティナさんが駆け寄る。


「ギルさん、無事だったんですね!」

「心配したわよ〜」


「君たちのお陰だ。本当に感謝する。ありがとう」

「ティナにも心配かけたな。すまなかった」


「そもそも、アタシの不注意が原因だから…ごめんなさい…」



「ハッハッハッ!あの生意気なティナが成長したもんだ!!!」

ギルさんは大きく笑い、ティナさんの頭に手を当て悪戯そうに言った。


「な、なによ!だって本当にアタシのせいだし…」


「いいや、お前たちが来てくれたお陰で勝てたんだ。それによ、娘同然のお前を助けるのは俺の仕事だ」


「ギルおじさん…」

ティナさんが涙を流す



「おっと、すまない。湿った空気にしちまったな」

「村長から君たちに話があるそうだ。村の中央に行こう」


言われるがまま向かう。


少し待つと、村長が高台から村のエルフや俺たち向けて話し始める。

「皆の者!復興、本当にご苦労であった!!皆が復興している間、祭司たちと協力し、更に強固な結界を張ることに成功した!」


その報告にエルフたちは喜ぶ。

「しかし!またあの様な事態にならぬとも言えん!常日頃から警戒を怠る事のないようにするのじゃ!」


「そして!人間の冒険者、フィール、そしてリン。我らエルフに協力してくれたこと心から感謝する」


「それでじゃ、考えたのじゃが、この2名を我らエルフの村の一員に加えるのはどうじゃろうか?」


「えっ!?む、村の一員!?」

「あらっ♡嬉しいお誘いね♡」


エルフたちからは歓声と拍手があがる。


「わしらエルフは仲間の危機を見過ごさぬ。お主たちが結界から出た後も、何かあれば全力で力を貸すことを約束する。いつでも帰れるようにお主たちに精霊の加護を授けよう」


そう言うと村長は俺たちの元に来て、握手を求める。


俺とフィーは順番に手を握る。

手を握ると、手のひらに薄緑の紋様が現れ、直ぐに見えなくなった。


「これで精霊の加護がお主たちに宿った。この加護があればいつでも結界を開く事が出来る。何かあれば帰ってくるのじゃ」


「ありがとうございます!」

俺とフィーはお辞儀をする。



村長が高台に戻って行く。


「あんたたちともお別れね」

ティナさんが口を開く


「ま、まぁまぁ楽しかったわよ」

ティナさんは照れながらも少し寂しそうに呟く。


「ティナさん……」



「おおそうじゃ!!重要なことを言い忘れておった。歳というのは怖いものじゃのぉ〜」

村長がわざとらしく言う。



「村長からの命令じゃ」

村長は大きく息を吸う。


「ティナよ!お主はわしらの代表として、冒険者となり、フィール、リンを支えるのじゃ!」


「ち、ちょっと待って村長!そんないきなり!」

ティナさんが慌てる。


「待たぬ!これは決定事項じゃ!結界の外の調査も兼ねて、そのものたちと共に行きなさい」

「もちろん、フィールとリンが良ければじゃが」


俺とフィーは顔を見合わせると、ティナさんの手を握る。

「ティナさんっ!これから、よろしくお願いしますねっ!」

「貴女みたいないい子なら大歓迎よ♡よろしくね♡」


「………っ!!」

ティナさんの顔が真っ赤になる。

「わ、分かったわよ!命令だし、しょうがないから行ってあげるわよ!」

明らかに顔がにやけてる。


そんなこんなで、俺たちのパーティーに新しく、赤髪赤瞳のツンデレエルフ、ティナが加わった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ