大輝と少女と香川県
気づけば季節は冬。
2ヶ月の次は3ヶ月。。
一言言わせてください。
「今回も遅くなり申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」(私は至って健全です)
次も遅くなる可能性がありますが、気長にお待ちください。
では続編をどうぞ。
「今日も疲れたぁー」
大輝はそう言いながら、扉を開け玄関へと足を踏み入れた。 今日のバイトは寿司屋だった為、愛華に聞くことは出来なかったが、終始愛華の将来について考えていた。部屋に入ってからも愛華のことについて考えていて・・・
「はっ!!」
気づいた頃には布団の中に入っていた。
「しまった!!京介との電話を忘れていた!」
そう言うと同時に布団をはがして携帯を見る。 すると京介からメールが来ていた為、謝りの言葉を文面に起こして打ち込み、メールを返した。
もう一度布団をかぶり、
(とりあえずは愛華の意見を聞くことが最優先だろう)
大輝は心の中で思いながら、そっと目を瞑った。
12月27日午前9時
大輝はスーツケースに荷物を詰め込んでいた。
帰省するのである。
スーツケースには衣類の他にライトノベルや勉強道具など様々なものが詰め込まれていた。
「良し!こんなものかな。」
そういうと大輝はパンパンになったスーツケースを閉じる。家の戸締り、消灯を確認して、携帯電話をポケットから取り出し、メールで母親に今から家を出る事を伝える。
京介や愛華、塾やアルバイト先には既に行くことを伝えている為、今日は何も言わずに家を出た。
自転車を使って最寄りの経谷駅に行き、電車に乗って東京駅へと向かう。
家から1時間後東京駅に到着。
「相変わらず人が多いな。。」
大輝が住んでいる所は東京の中でも郊外の為都心より人が少ないが、東京駅は都心の中で最も中心の為言わずとして周りは人!人!人!である。
駅構内でお土産と弁当を買い、新幹線乗り場へと向かう。
新幹線に乗車して、自分の席に座ると、大輝は缶コーヒーを開け一息つく。
「母さんと結愛と会うの久しぶりだな、元気にしてるかなぁ。」
結愛とは大輝の妹である、そして大輝が母と妹に会うのは去年の冬休みぶり、実に1年ぶりの再会となる。今年の夏休みは予定が詰まっており、帰省することが出来なかったので再会を楽しみにすると同時に大輝は申し訳なさも感じていた。
1時間後
「まもなく名古屋です・・・」 と車内アナウンスが流れ始めた所で大輝は東京駅で買った弁当を取り出し、袋を開けて、食べ始めた。 この流れは大輝の中でのルーティーンになっている。
大輝は弁当を食べ終わると勉強道具を取り出し、英語の勉強をし始めた。
14時30分
「まもなく終点 高松、高松です・・・」車内アナウンスが流れるのを聞き大輝は降車する準備をし、扉の前に立つ。
扉が開くのを確認し、電車から降り、高松の地へ1年ぶりに足を着いた。
「帰ってきたぁ。」大輝はそう言いながら、高松駅のホームを後にし、改札を抜けて外へと出る。
すると軽自動車が駅の前で待っていた。
母の車である。 大輝は母や妹、そして地元の友人と会うのを楽しみにしながら、母の車へと向かっていく。
軽自動車の車を開けて、「ただいま。」 と一声かける。 すると「おかえり。遠くからお疲れ様。」 とすぐに返事が帰ってきた。
車に乗り込み、母に昨年から今までにあった話をしていると車が止まった。 車から降りると目の前には1年前と変わらない実家があった。
この度は数あるライトノベル作品の中から私の作品を読んでくださり誠にありがとうございます。
読みづらい文面、正しくない表現があるかと思いますが、ご了承ください。そして出来ればご指摘頂けると嬉しい限りです。
誤字脱字は見つけ次第訂正していきます。こちらも見つけて下さった場合はご指摘頂けると幸いです。
この小説の続編の方も書かせていただく予定ですが、今回同様に遅くなる場合もございますので、気長にお待ちください。